【日記】クラシックとシャツ。
こんにちは。
大阪で洋服売ったりしてるはなれってお店のほりです。
日本中で豪雨な最近、自然と生きないといけないながらも災害大国なんだな、とニュースを日々見ていると感じます。
どうぞ何か危険がある場合は早めの行動を心がけて下さい。
さてそんな雨の大阪、先日久しぶりに【生の音】を聴く機会がありました。
友人に大阪のオーケストラに所属しておるバイオリニストがいるのですが。
その方のリサイタルに行ってまいりましたー。
いつぶりだろ?ってくらい久しぶりのドクラシック。
いやー素晴らしいですね。感動しました。
サラサーテ、シューベルト、ベートーヴェン。
彼のバイオリンは何度か聞かせて頂いていますが結構ポップス、ロックにも造詣のある方で。
クラシックど真ん中!ってプログラムは初めて。
きっと楽曲解釈がもっとわかっていると楽しいんだろうなーと感じました。
癖強でクールで愉快な男なので気になる方はぜひご覧あれ。
で・・・このステージで着用して下さったシャツこそ!
うちでご用意させて頂いたシャツでした。
(ベースはこれ)
今回用意したのは黒の高密度コットンサテン、シルクのような光沢が上品。
リクエストとしてあった腕の可動域や生地の突っ張りによる演奏のストレスを感じないように滑らかな生地を、ということにもピッタリ。
ステージ上で不要な胸ポケットも無くし、リーチに合わせて袖丈は少し伸ばして+3cm。
仕上がった時もおー!という感じでしたがステージにシャツを纏って立った彼を見るとそらもう完璧。
ステージだけを照らす照明に照らされてそうらもう妖艶な黒ですよ。
バイオリンの演奏、奏者の感情に合わせて体が動く度にゆとりのある裾が揺れてまた光沢の表情が変わり、弓を上下させる度に柔らかく入った袖の皺が伸縮する。
衣装も音楽の装置の一つになる、改めて感じさせてくれた瞬間でした。
これセットアップで同じ生地でパンツ作ったらむっちゃエロいな。と思いました。
彼の演奏に合わせて何回も「ええシャツやなぁ・・・」って呟いてました笑
クラシックという僕にそこまで馴染みのない音楽と、自分の得意な分野の服がリンクして新しい感情が浮かび上がる。
本当にいい夜になりました。
九時前に終わったので僕の住む大阪では飲むこと食べることができるお店がなくて晩飯難民になったのは悲しい限り。
定日夜のクラシックライブとコンビニ弁当。
こんなコントラストもらしいな、と思う七夕の前日でした。
はなれ ほり
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