広告の恐ろしさ

私が２０代で就職活動前あたりから、
「新聞くらいは読んでおけ」
と色々な方に言われたのを覚えています。

昔は新聞をとっていない家庭は
殆どなかったのではと思えたくらいでした。

会社でも某経済新聞を
とっているところが多かった
と記憶しております。

しかしながら今は
新聞をとっている家庭は
激減しています。

私の周囲でも
３件に１件とってるのかどうか
といった感じに見えます。

未だにとっているのは
大抵、年配の方のようです。

ちなみに私の実家の両親宅でも
とっています。

なので実家に寄った際に
偶に新聞をみるのですが
テレビを見ない私にとって
番組表は言うまでもなく、
その他の記事も殆ど必要ない
内容の様に感じています。

かろうじて地元で
何かお店がオープンした
と言った感じの記事に
興味を持つくらいです。

記事の内容の薄さもさることながら、
紙面自体のページ数も
昔より随分薄くなった印象でした。

特に夕刊は４枚あるかないかの薄さで、
そこに広告などがあると
更に読む部分は少ないと感じます。

母曰く
「チラシの方が分厚い時がある」
との事でした。

現在両親ともスマホに変えたところなので、
これを機にせめて夕刊はやめてはどうか
と提案しております。

実は未だに両親、
特に母がテレビや新聞広告の
内容を信じています。

健康によいもの
として放映されたものは、
すぐに私に調べて欲しい
と電話してきます。

何度も説明しましたが
そういった罠から
なかなか抜け出れません。

今迄も
老化・痴呆防止にココナツオイル、
膝などの間接にグルコサミン入りのサプリ
等ありました。

私はその度に説明して止めていました。

少し前は「杜仲茶」について
調べて欲しいと電話してきたので、
またテレビで放映していたのかと聞くと、
今度はスマホのニュースに載っていた
というではありませんか…。

私が話していた
テレビ・新聞の広告ではないから良いだろう
と言うのです。

言葉足らずであったと反省しています。

ネットでも広告というものは
同じなのだという考えはなかったようです。

今度はネットは正しい
というと刷り込まれてしまった感じでした。

世の中にはマインドコントロールが多いです。

いやこれは無くならないものだとも思えます。

その中でも正しい情報を得れる様に、
キチンとしたメンターから学んでおく
マインドを整える事が大事
と実感しました。

最後まで読んで頂き有難うございました。