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法人向けSaaSスタートアップのための戦略的開発チーム運用:はじめに

この記事は書籍の法人向けSaaSスタートアップのための戦略的開発チーム運用(仮)の内容を一部切り出した記事です。

一部読み辛い部分がある可能性があります。ご了承ください。


はじめに

近年SaaSが非常に盛り上がりを見せており、様々な業界でSaaSが開発されています。

特に法人向けのSaaSのビジネスモデルは、他のウェブサービスと比べ、月額料金による固定に売り上げを発生するモデルが定着し、売上予測がつきやすいため、ビジネスとして予測がつきやすい特徴があります。
そのため、VCなどによる投資が頻繁に行われており、ますますSaaSが定着、解析が進むと言った好循環が起こっています。

法人向けSaaSはサイエンスと呼ばれ、戦略的にビジネスを進めることに非常に適したビジネスモデルです。
このように法人向けSaaSは解析され、戦略的にビジネスを進める一方、プロダクトに紐付いた開発チームについては、まだまだ戦略的に運営されているとは言い難い状況です。

特に若いシリーズのSaaSスタートアップでは、開発リソースや資金が潤沢にある訳ではありません。慢性的に開発者のリソースが足りていない状況で、なんとか足りないながらSaaS開発を進めているのではないでしょうか。
そのような状況では、理想の開発チームとは程遠く、ましてや戦略的に開発チームをコントロールすることはとても難しいと感じるかもしれません。

しかし、本書はそのようなリソースの限られたSaaSスタートアップのために戦略的に開発チームをコントロールし、運用する方法を説明しました。

戦略的に開発チームを運用することで、資金を節約しながら、スピードの早い柔軟な開発を行いながら、スタートアップのシリーズとともに開発体制を成長させることができます。

全ての法人向けSaaSを運営している企業のお役に立てれば幸いです。

2019年12月12日
株式会社 REGENESIS 代表 花井直哉




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