見出し画像

私が嫌いな私の癖

笑ってやり過ごす、なんて言葉があるが、これまさに私のこと。

笑ってればなんとかなると思ってるとか、とりあえず笑ってるだけとか今まで色んなことを言われてきた。

私のへらへら笑うは病気の域かもしれないくらいで、本当に笑う場面じゃなくてもへらへらしてしまう。
そのことで上司から「なに笑ってんだ!」と普通に説教くらったこともある。

でも、いつもいつもじゃない。

例えば、家族や親しい友達と話すとき、私の表情はほとんど変わらない。
本当に面白いことがない限り笑わないし、むしろ無表情、無口になっていく。

けれどそれが私の素と理解してる人たちはそんなことで怒らない。

私がへらへらするのは主に職場やあまり親しくない人たちの前である。

話、繋げなきゃとか機嫌損ねないようにしなきゃ、とか、つまらない人間と思われないようにしなきゃとか。

へらへら笑ってるけど私は色々と頭で巡らせてる。考えすぎて相手の話を聞き損なって、「やべ!今なんて言ってたのか聞いてなかった!でも今更聞き直すのも申し訳ないし…あんまり重要そうじゃないしとりあえず合わせて笑っとこ…」で、笑いながら「そうなんですね〜!」とか言うと「そうなんですねってどういうこと?」という墓穴を掘る。

こんなことしてるから負のスパイラルなんじゃん、と自覚はしている。

やたらといつも絡んでくる男性がいて、私は基本的にチャラい人は男でも女でも苦手なのでなんとか接触しないように試みているが、チャラい人は一度「こいつ面白くねえな」とか「ダサい」と感じた人間に容赦がない。※持論です。

仲間内で散々笑いものにして陰口を叩かれる。※持論です。

あと、男の人に多いと思ってるのが舐めてる相手から冷たくあしらわれたりプライドを傷つけられたりするとたちまち豹変する人。

私は何度かあったことがある。

「今度ご飯行こうよ」という声掛けなんて向こうからしたら社交辞令もいいとこというか、もう息を吸うように言ってるだけなのに「いえ、ごめんなさい。行きたくないです」なんて真面目に断ると「お前みたいなブス相手してるわけねえだろ!」とびっくりするくらい罵倒してくる。

だから、私はついへらへらしてやり過ごす選択をしてしまう。

ただ、それをしたときに「満更でもなさそう」「仲良く話ししてるじゃん」と本当はものすごく困ってても周囲にそのような誤解をされてしまう。だって仲良さそうに振る舞わないとひどい暴言を浴びせられたらどうしようと怯えているのだから。

自分なりに考えた、何故へらへらしてしまうのかという最大の理由は、

これ以上傷つきたくないし、ひどくされたくないため。


これに尽きる。


でも、笑っていると良いこともたまにある。

人当たりがいいと思われたり、話しかけても無下にされないから話しかけやすいとか、とにかくお高く止まった印象がないから親しみやすいとか。

ただの癖だけど、そう褒められると嬉しくなる。

悪いことばかりじゃないからこそ改善しにくいというのもあるが、誰にでもへらへらするのは、本当にやめたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?