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子宮筋腫奮闘記#1〜気がついたら大きくなってたよ

2022年7月初め、ずっとあった腹部の違和感がついに痛みだしたので病院で検査すると、子宮筋腫が8cmくらいの大きさになっていた。先生から「薬で小さくする方法もあるけど薬を止めるとまた大きくなってしまう。閉経までは大きくなっていくから今取ってしまった方がいい」と言われた。

数ヶ月前くらいからかな?仰向けに寝転んぶと、ぽっこり硬い何かが下腹部にあることに気づいていた。だけどこれ、便秘症の私は溜まっている便だと思ってたんです。だから何も気にせずに過ごしていた。。。

子宮筋腫は数年前に健康診断で見つかっていて、特に気にしなくても大丈夫と経過観察の状態が続いていた。だからほんとに微塵も下腹部の違和感と子宮筋腫がイコールで繋がらなかった。病院行った方がいいかなとなった時に初めて症状を検索してみたら、見事に子宮筋腫が出てきてそこでやっと思い出したくらい。

そもそも子宮筋腫とは、30代以上の女性の3~4人に1人はあると言われている良性の腫瘍で、はっきりとした原因はわかっていないが、卵巣から分泌される女性ホルモンによって大きくなるとされている(一部Wikipediaより引用)

主な症状として、月経量が多くなったり月経痛であり、その他に頻尿、腰痛、月経以外の出血などがある。ただ、このような症状が出ていたとしても基準というのがわからず、月経量も月経痛も他の人と比べたことがないのでこれが普通なんだと思ってしまう。
私の場合、量も痛みも筋腫が見つかる以前の方が強かったので危機感というものは一切なかった。

女性は特に痛みに強いと言われているが、比べる対象がなんていうのはないのだから我慢せずに一度診察に行ったほうがいいと今回のことで深く思った。
まして、検診で引っかかるということはより注意深くならなければいけない。自分の身体のことは自分が一番思いやってあげないと、誰が大事にしてくれるんだろう。

これも自分への責任だなぁ。。。

結局、MRIの結果で大きくなった筋腫だけでなく小さいものもいくつか見つかり、3つの手術方法の説明を先生から受けた。

①小さな筋腫が残る可能性の多いが傷が小さくてわかりにくい腹腔鏡下手術
②筋腫が取りやすいが傷が大きくなる開腹手術
③再発の心配もなくなる子宮全摘出手術

③以外は再発の可能性が決してゼロではないと先生の説明があった。
ただ、まだ未婚で出産の可能性もあるし③はあまりおすすめしたくないと言われ、私自身も③は思いもよらない選択肢だっただけに、先生の言葉はじんわり心にきた。

手術の方法はできるだけ今ある筋腫を摘出してもらう開腹手術に決め(というか、私の中ではこれ1択だった)それに向けての治療として、少しでも筋腫が小さくなるように女性ホルモンの分泌を抑える薬を服用する治療が始まった。

これが私にはなかなかしんどいことだった。

このままだと長くなるので#2に続きます。


開腹手術を受けることが決まり腹が決まっているつもりでも、未知のことすぎて”知らない恐怖”があり、手術が決まったあたりはいろんな方のブログを読んで経験談で勇気をもらい沢山の情報収集をさせていただいた。
治療や症状も人それぞれだと思うので、私もどなたかの気持ちが軽くなるお手伝いとなればと思い、この経験をnoteに書き留めていこうと思う。
少しでも不安が軽くなりますように❁︎

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