薬を出して「はいっ、終わり」
相談者さんのお話でよく聞くのは、主治医の所に頑張って受診するのに、2分くらい話して薬を出して診察が終わりになるという話。
薬をもらうためだけに病院に通っていて、主治医も薬を出すためだけに診察をしているような感じ。
薬だけのために…
あまりにも寂しいじゃありませんか。
精神疾患は薬だけでは解決しません。
経験者として思うのは、薬だけでは絶対に病気は治らないということ。
病気になった根本的な原因を追求すること。
自分の長所も短所も含めた特徴をしっかり理解すること。
仕事などの環境を整えること。
そういう事を考えることが大切なのに、主治医はそれを教えてくれない。
なぜか?
それは、主治医にも分からない事だから。
失敗や成功などの体験を自分でしていきながら学び取っていくしかない。
しかし、それを一人だけでやるのは苦しいことです。
僕が感じたのは、ただ辛かっただけでなく、時間もお金も無駄にしたなということ。
僕の場合は自力で問題を解決しましたが、無駄に苦しんだ事も多かったように思います。
僕のような存在がいれば、病気で苦しむ人がスムーズに問題をクリアしていけるだろうと思い、この仕事をしようと思いました。
薬を飲むことで多少症状は軽減しますが、問題の解決にはなりません。
それを皆さんに理解してもらいたいです。
根本的な問題の解決に向けた包括的なサポート。
この仕事の質を上げて、できるだけ多くのうつで悩む人を助けること。
これが僕の使命だと思っています。
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