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人は死んでも生き続ける

先日息子の誕生日でした。

10歳になりました。ここまで元気に大きくなってくれてありがたい気持ちでいっぱいです。

ケーキを買って誕生日会をしながら感じたのは、7月に亡くなった父のことでした。

父が亡くなってから、僕の中では喪失感をすごく感じていました。

そして、実家で一人暮らしとなった母のことが心配で毎日電話をしています。

僕の幼い頃の父からは何でもない事で怒られることもあり、とても理不尽な父だなと感じている時期が長くありました。

しかし、私に子どもができ、父に孫ができてから父は変わりました。

とても穏やかになりましたし、孫を大事にしてくれました。

そういう姿を見ながら、人間って変われるんだなと感じていきました。

今となっては父に感謝の気持ちでいっぱいです。

母にも感謝をしています。

両親がいなけれは、今の僕はいませんし、息子もいません。

昨日の誕生日会で感じたのは、父は死んでないということ。

息子の中で、僕の中でまだ生きている。

細胞は体の中にあり続ける。

そう感じました。

それを母にも伝えました。

人は死んだら終わりじゃない。

ずっと生き続けていく。

そう考えると、僕の寂しさは少し薄れました。

子ども達を大切にすることが両親への親孝行にもなるということ。

僕はそう考えて生きていきたいです。

子ども達よ、元気で幸せな人生を生きてくれ!

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