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【はなまめと本】クリスマスに贈りたい本 20冊。(もちろん偏りがあります。)

ʕ ・ω・ )
こんにちは。はなまめです。
今回はクリスマスも近いので
ぼくとよしこちゃんの独断と偏見による
クリスマスに贈りたい本をいくつか選んでみました。
どういう年代層に、とかは特にないのです。
本は贈りたい時になんとなく贈るものだからです。

(*´꒳`*)
自分で自分に買ったっていいし。
選んでみたら、
4:4:2くらいの割合で、
ヒグチユウコさん:junaidaさん:その他
になりました。

📕1冊目:『ほんやのねこ』 ヒグチユウコ

ʕ ・ω・ )
ヒグチユウコさんのねこシリーズ第3弾です。
去年出版された本でした。
初版本にはA6くらいのクリアファイルが付いてました。

(*´꒳`*)
なぜ第3弾からご紹介したのか。。。
この本が一番好きだからです!
『小さなほんやの謎めいた女主人』の
日常が見られるこの作品。
お洒落が好きで、本が好きで、知識の泉な女主人の
お客様との素敵なやりとりをずっと楽しめる。
訪れるのが不思議なお客様ばかりなところ、
一人一人のお客様との関連の深い
面白い本の紹介があるところ、
最後のページにおまけのように
細かいほんやさんの
間取り図が載っているところ、、、
全部がこの絵本の世界に埋没できる魅力。
何より、
カバー表紙に金の箔押しが使われていて美しいので
クリスマスプレゼントに最適。

📕2冊目:『せかいいちのねこ』 ヒグチユウコ

ʕ ・ω・ )
こちらが第1弾ですね。

(*´꒳`*)
そう。
ぬいぐるみが大好きなので、
このお話を読むと泣いてしまう。
表紙の2匹はぬいぐるみ。
右下の小さな茶色い子はアノマロカリス
わたしはアノマロカリスを知らなかったのですが、
この本で知り、その可愛さに目覚めました。
アノマロカリスはさておき、
表紙の灰色ねこのぬいぐるみくんが主人公。
ホンモノのねこになりたい彼が旅をするお話。
このねこくんは実際に
ヒグチユウコさんの息子さんが
いつも一緒にいるぬいぐるみでもあるので
たまにTwitterでその姿を見かける時に
キュンと来る。
やはりカバー表紙が金色の箔押しを含む
お洒落な色遣いと
細かい描きこみで出来ていて、
手元に置いてわくわくする本。
クリスマスプレゼントにぴったり。


📕3冊目:『いらないねこ』 ヒグチユウコ

ʕ ・ω・ )
第2弾はこちらです。

(。-_-。)
このお話が3冊の中で
いちばん大泣きしてしまう。
題名からもう涙が出る。
アノマロカリスがすっ飛んでいくところは
笑ったけど。。。
小さな小さなねこが成長していくところを
見守る物語は
優しい涙でいっぱい。
裏表紙の可愛さも
買って確かめてみてほしい。
クリスマスプレゼントにふさわしい一冊。


ʕ ・ω・ )
3冊まとめて差し上げるのも
素敵です。

📕4冊目:『ギュスターヴくん』 ヒグチユウコ

ʕ ・ω・ )
4冊目は手帳も付いてきた
素敵な一冊です。

(*´꒳`*)
この手帳、可愛くてまだ使えていない。。。
机の上に置いてずっと飾っている。。。
こんなにヒグチユウコさんの作品のことを
書いてきて、
ここにきて衝撃的な事を言いますが、
わたしは猫好きじゃないのです。
猫を飼ったことは無いし、
どちらかといえば犬の方が好き。
それでもヒグチユウコさんが描いたねこは
なんだかとても心惹かれる。
この絵本を買った時に
この、
ネコなんだか
ヘビなんだか
タコなんだか
なんなんだか
わからない生き物が
ものすごーーーーーく可愛く感じられて、
わたしは『ヒグチユウコさんが描くねこ』という
新しい生き物のカテゴリーに惹かれたんだ、
と思いました。
こういう不思議な生き物をかわいいと思う方への
クリスマスプレゼントにおすすめ。
手帳付きもまだヒグチユウコさんが営む
ボリス雑貨店のオンラインでは
取り扱いがありました。
もちろん、
布張りの手帳の表紙も
繊細な箔押しデザインが施されています。

【サイン本】ギュスターヴくん 豪華手帳つき限定版-ボリス雑貨店-Higuchi Yuko-ギュスターヴくん 豪華手帳つき限定版 ヒグチユウコ(著) 出版社:白泉社 発売日:2016/9/16 オプションでwww.higuchiyuko.tokyo 2,970円 ボリス雑貨店-Higuchi Yuko-で購入する


📕5冊目:LOVE LETTERS ヒグチユウコ

ʕ ・ω・ )
こちらはヒグチユウコさんの最新作です。
今まででいちばん小さい大きさの絵本です。

ʕ ・ω・ )
初回限定で特典ステッカーが付いていました。

ʕ ・ω・ )
こちらは裏表紙です。

(*´꒳`*)
今年は
こちらを旧い友人に贈りました。
絵と短い言葉の詩からなる絵本。
一枚一枚の絵がポストカードで
欲しいくらい素敵。
表紙の心臓を見て、
「そうか。ハートって元々は心臓から来てるんだった」
と思い出した。
文庫本サイズの大きさで
思い立った時にさっと贈れるので、
年末迫るクリスマスの時期に
プレゼントするのにちょうどいい一冊。


📕6冊目:『ゆうびんやのくまさん』 フィービとセルビ・ウォージントン

ʕ ・ω・ )
ヒグチユウコさんを抜け、
次にご紹介するのがこちらです。
絵本ばっかりですね。
クリスマスって絵本がとっても
似合う季節だって
よしこちゃんが思ってるからです。

(*´꒳`*)
へへへ。
この絵本はわたしが絵本好きになった原点。
父がどなたかから譲り受けて
うちにやって来た絵本。
ずっと捨てられなくて
くまさんシリーズがいっぱいあることは
大人になってから知りました。
ゆうびんやのくまさんの
クリスマスイブの一日が
丁寧に描かれていて、
イギリスのクリスマスを体験したような
気になる本。
この絵本でみた『クリスマス・パイ』が
心に残って忘れられない憧れの食べ物の
一つ。
くま好き、
イギリス好き、
かわいいものが大好き、な人に贈る
クリスマスプレゼントにぜひ。


📕7冊目:『よるくま』 酒井駒子

ʕ ・ω・ )
また、くまのお話です。
ここで改めてお伝えする必要は
ないとは思うんですけれど、
一応お伝えしておきますと、
よしこちゃんはくまが好きなんです。

(*´꒳`*)
くま、好き。。。
2作目の
『よるくま クリスマスのまえのよる』も
クリスマスのお話なので、
バッチリ合っているのですが、
1作目の『よるくま』も
夜と星と
雪柄のお布団の組み合わせが
クリスマスを彷彿とさせます。
そして何より『よるくま』を読んでから
2作目を読んでほしい。。。
つまり、、、
『よるくま クリスマスのまえのよる』は
ご自分で!(笑)
去年、
シュタイフでぬいぐるみが
出てましたが、
今は売り切れだそう。
(42000円でした。)


📕8冊目:『星を賣る店』 クラフト・エヴィング商會

ʕ ・ω・ )
本屋さんで見かけた時に
どきどきした作品です。
5年前に世田谷文学館で開催されていた
展覧会の図録なんです。
展覧会の詳細に付いてはこちらの方のブログを
ご参照ください。

(*´꒳`*)
この方たちのことを知ったのは、
この本ででした。
買った時は図録だと知らず、
【クラフト・エヴィング商會】という
二人組の屋号の素敵さと、
本の題名の幻想世界観と
宮澤賢治の香りにくらっときて購入。
展覧会での型録なんです。
この世にあるのかないのか
境界線の曖昧な商品紹介が載っている
この図録は、
展覧会では実物を
見れたり見れなかったりしたようです。
魅力的なこの型録は、
1ページずつ紹介されている
空想商品から立ち上がってくる物語があって
小説のような面白さも醸し出しています。
幻想世界からの招待状のようなこの本は、
聖夜の贈り物に最適な一品。


📕9冊目:『IHATOVO 01』  junaida

ʕ ・ω・ )
出ました。
宮澤賢治の基盤から立ち上がっている絵本です。

(*´ω`*)
ずっと言ってますが、
junaidaさんの作品が大好きなので
ここで怒涛の5冊紹介をします。
まずはこちら、IHATOVO < 01 >。
題名からもわかるように
宮澤賢治の作品の様々な場面を
いくつかピックアップして
挿絵を描いたものを、
画集形式でまとめている作品です。
この表紙の銀河鉄道は
ポスターにもなっていました。
ケンタウル祭は8月なイメージですが、
この星溢れる空と落ち着いた藍の色調は
大人のクリスマスの夜の贈り物にぴったり。

📕10冊目:『HUG』 junaida 

ʕ ・ω・ )
こちらは7年前に出版された絵本です。

(*´꒳`*)
三越でクリスマスフェアのイメージイラストを
junaidaさんが担当されていた時に
初めてjunaidaさんの絵本と出会いました。
こちらの絵本には文字はありません。
なので、お子様とももちろん楽しめるはず。
さまざまな場面、さまざまな関係性のHUGに
胸打たれます。
HUGの持つあたたかな力に
心もあたためられる本。
大切な人へのさりげないクリスマスの贈り物に。


📕11冊目:『HOME』 junaida 

ʕ ・ω・ )
こちらも同じ時に買ったんですよね。

(*´꒳`*)
うん。
発行は2013年でした。
↓下に貼ったリンク↓のHedgehogというお店は
junaidaさんたちの京都のギャラリー
『Hedgehog Books and Gallery』のお店です。
こちらの本も先ほどご紹介したHUGと同様
文字がありません。
HOMEが抱えている美しい記憶の彩りを
形にした絵本。
いつも離れたところに住んでいる
大事な人へのクリスマスプレゼントに!


📕12冊目:『NORDIC TALES』 junaida 

ʕ ・ω・ )
こちらはこのクリスマスシリーズの第3弾、
2014年に出版されたものです。

(*´꒳`*)
こちらはタイトルにもあるように
北欧の物語にインスパイアされた作品を
集めたアンソロジー絵本です。
挿絵のように一場面を描き、
その一場面の作品を文章と共に
収録しています。
フィンランドのトーベ・ヤンソン、
スウェーデンのセルマ・ラーゲルレーヴ、
デンマークのH.C.アンデルセンの
物語が基盤になっていました。
知らない物語もいっぱい合って、
今後読みたい児童文学書の参考にもなります。
本を読むのが大好きな人に贈りたい
クリスマスの絵本です。

(*´꒳`*)
並べて飾ってもかわいい。


📕13冊目:『の』  junaida 

ʕ ・ω・ )
こちらは今年発売された新しい絵本です。

(*´꒳`*)
題名も不思議ですが、
お話も不思議です。
たった一文ずつを
どんどん紡いでいく絵本なのですが、
『の』が全てを
不思議な世界に繋げ
さらに深く広げていく物語。
子供の頃の空想力の根幹が
ここに詰まっています。
何か大切なことを思い出したい時の
自分へのクリスマスプレゼントにどうぞ!

📕14冊目:『世界で最も美しい書店』 清水玲奈 

ʕ ・ω・ )
さて、
junaidaさんの波を超えて
今度はこちらの大型本です。

(*´꒳`*)
このシンプルで美しい表紙に
本屋さんで一目惚れ。
20件の美しい世界の本屋さんの写真集です。
もちろん、写真だけではありません。
書店を愛する人々の素敵なコラムや
インタビューも充実しています。
わたしは特に
平松洋子さんのコラム
『パリ市庁舎の妄想』から
『食と読書を満喫する書店・COOK & BOOK』へと
流れる構成のところが特に好き。
大型本は
自分ではなかなか買わないけれど
プレゼントされると嬉しい。
そう思っている方への
クリスマスプレゼントにおすすめ!


📕15冊目:『美しいフランス菓子の教科書』メラニー・ディピュイ

ʕ ・ω・ )
まだ一回もこの本に出てくるお菓子を
作ったことはないのです。

(*´꒳`*)
言わないで〜。
でも、眺めているだけでも
ワクワクできるお菓子の教科書なんです!
うまく写らなかったのですが、
表紙のケーキのクリームは金の箔押し!
フランスでベストセラーになった本の
和訳版です。
基礎から学ぶ製菓レシピ約100選!
というのが帯の紹介文でした。
色合いの美しいシンプルなイラストと
いっぱいの写真からなるレシピ本は
甘いものが大好きで、
自分でも作ってしまうという方へ
クリスマスケーキと一緒に
贈りたい一冊。


📕16冊目:『10CHAISES』DOMINIQUE EHRHARD

ʕ ・ω・ )
こちらの本はアメリカの美術館のショップで
出会った時に買ったものです。

(*´꒳`*)
日本でも売っていたので、
ご紹介!
椅子が好きな人、
特にミッドセンチュリーモダンが
大好きな人への
クリスマスの贈り物として
おすすめします。
名作椅子10点のポップアップブック。
大人のポップアップブックな内容です。
シンプルでおしゃれなので、
見ていて飽きの来ない絵本。
何の椅子が選ばれているかを
予想しながら開くのも楽しい。



📕18冊目:『トウキョウ・モナムール:ピチカート・ファイヴのグラフィック・デザイン 1985-2001』

ʕ ・ω・ )
よしこちゃんが初めて
グラフィックデザインっていう言葉を知った本です。

(*´꒳`*)
ピチカート・ファイヴの音楽を聴き始めた学生時代に
本屋さんで出会って
初めて買った高いグラフィックデザインの本!
背表紙の東京タワーの美しさにノックアウトされました。
本棚に並べるのが楽しい一冊。
この本を見せる為に
本棚の整理をしてみたくなってしまうほどの
威力ある本。
音楽とお洒落とアートは切っても切れない関係だって
思っている人へ
ピチカート・ファイヴの音楽と一緒に
「夜の7時に東京で」
渡したくなる作品!


📕19冊目:『おとぎ話の幻想挿絵』 海野弘

ʕ ・ω・ )
こちらはだいぶ悩んで挙げた一冊です。

(*´꒳`*)
そうなんです。
海野弘先生が出す本は
どれもクリスマスに送るのに
ふさわしい本に思えて
選ぶのが大変でしたが、
今回はこちらを選びました。
クリスマスには
おとぎ話が合いますよね。
海野弘先生が出版される本の表紙には
ほとんど箔押しが使われるのですが、
こちらはその中でも珍しい
赤い箔押し。
主線まで箔押しなんです。
19世紀の絵本の挿絵を集めた
解説書です。
美術館に行って図録を買うのが大好きな人や
不思議の国のアリスのような
おとぎ話が好きな人への
聖夜のギフトに!

📕20冊目:『雪降る森』 大野友資

ʕ ・ω・ )
終わりが見えてきました。
去年もご紹介しましたが、
やはりこちらで締めくくるのが
素敵だと思います。

(*´꒳`*)
青幻舎から出されている
『360°BOOK』シリーズの
クリスマス版です!
この本は
360°開いて
お家の中に飾るのにぴったりなので、
出会ったその日に2冊買って
友達にも贈りました。
軽くて
可愛くて
シンプルに美しい。
クリスマスカードがわりに贈るのにも
最高な一冊です。




しろくまʕ ・ω・ )はなまめとわし(*´ω`*)ヨシコンヌがお伝えしたい「かわいい」「おいしい」「たのしい」「愛しい」「すごい」ものについて、書いています。読んでくださってありがとうございます!