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【はなまめと本】『美し、をかし、和名由来の江戸花図鑑』

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【はなまめと本】

きょうの一冊は

田島一彦さんの
『美し、をかし、和名由来の江戸花図鑑』

です。


1830年に刊行された日本発の彩色植物図鑑『本草図譜』から、96点が紹介されています。春、夏、秋、冬の4つの章立てで、春のお花紹介が一番多いです。朝顔は秋に入れられていました。調べたら、朝顔は初秋の季語でした。初めて知りました。
和名には特別な魔法があるような魅力があると思っています。宮沢賢治さんの世界に通じるような、魅力です。それから、ひとつのお花にいくつもの呼び名があることも素敵でした。ぼくは朝顔が好きなので、朝顔のことばかり書きますが、朝顔には牽牛子(けんごし)、牽牛(けんぎゅう)、鏡草(かがみぐさ)という呼び名もあるそうです。七夕の彦星・アルタイルという星は、和名が牽牛ですが、何か関係があるのかな、と思いましたが、関係なかったです。


【ヨシコンヌ読本記_φ(・_・  】

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表紙に一目惚れして、友達にも贈った一冊。
表紙のお花は罌粟(けし)の花です。
章立てごとに書いてある文字がとてもかっこよかったので、甲骨文字かしらと思って調べたのですが、違いました。
何文字なのだ、一体。。。?

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罌粟の花の項目に『古代ギリシャのオリンピック選手は、滋養のために種子を葡萄酒や蜂蜜に混ぜて食べたという。』と書かれていて、オリンピックにも罌粟が関係していたのか、と思った。(今更新しているけれど、書いていたのはオリンピック時期だったのです。)

どのページの写真も色鮮やかで素敵だったので、PIE INTERNATIONALでよく出しているこういう100枚レターブックを

この本のシリーズで出して欲しいと思ってしまいました。


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