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Interview|紅茶の世界へようこそ…紅茶と花のスペシャリスト Yoko@atelierjunoに聞いてみた

前回の記事を、たくさんの方にご覧いただいたことに味をしめて、インタビュー企画第二弾!

皆さんは、家で飲むのはコーヒー派?それとも紅茶?
生粋のコーヒー派の家で生まれ育ちましたが、担当は紅茶派。
コーヒーと同じく、ペットボトルや缶入り飲料と、自宅で丁寧にいれたものは全く別の味わい。
お手軽ティーバッグも便利ですが、ポットから準備するお茶は絶品です!

と、前置きはこのくらいにしておいて、hanaikeの活動で出会った
紅茶と花のスペシャリスト atelierjunoを主宰するYokoさんに、紅茶の魅力を教えていただきました。
美味しい入れ方もご紹介しますので、必見です!

Yoko@atelierjuno について
オーダー専門の花仕事と、紹介制のフラワー・紅茶レッスン教室「atelierjuno」主宰。
"季節のお花とお茶の時間"をテーマに、お花とお茶の時間のある素敵な暮らしを美しいイメージにした、Tea time artをFlatlay styleでInstagramのギャラリーを展開。世界中の女性から絶大な人気を誇り、雑誌、webメディアにおいてInstagramの人気アカウントとして数々の取材を受けています。
書籍のカバーデザインや雑誌や企業広告スタイリング、レッスン動画販売など花にまつわる仕事を広く手掛けています。

Yokoさんと紅茶の出会い

なぜ紅茶の仕事を始められたのですか?

もともと幼い時から紅茶が好きな家庭で育ったので、大の紅茶好きの子供でした。興味を持つととことん極めたいタイプなので、自然と紅茶の世界へと足を踏み入れることになりました。

紅茶の仕事、とは言いますがなかなか馴染みがないですね。
具体的にどんな活動をされているのですか?

今は、Instagramで"季節のお花とお茶の時間"をテーマにしたギャラリーを展開しています。
過去には、企業や、フラワースクールで「花と紅茶を楽しむ会」レッスン講師の依頼をいただいていました。乳製品メーカーからご依頼いただき、紅茶にあうクロテッドクリームの活用レシピを考案したこともあります。

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紅茶生産国の在日大使館(インド、インドネシア、スリランカ、ケニア)で紅茶セミナーの講師をしていたこともあるんですよ。

素晴らしい経歴ですね。

自分のやりたいことを自由に表現したいと思ったので、今は自分のサロンでの、少人数制レッスンが中心です。

紅茶の魅力と、美味しい入れ方とは?

ずばり、Yokoさんの感じる紅茶の魅力は何でしょうか。

まず、紅茶自体が美味しいことです。
そして、さまざまなスイーツとのマリアージュや見た目に美しいバリエーションティーなど、飲料としてシンプルにも複雑にも楽しめること。
さらに紅茶をいただくためのティーカップにも関心ができたり、せっかく素敵な食器でいただくならお花も飾りたくなったり…
紅茶のある暮らし自体が生活を豊かにおくることに繋がることも魅力です。

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紅茶を美味しくいれる手順を改めて教えていただきたいです。

紅茶の基本は、ホットのストレートティーですので、そちらをお教えしますね。
やはりまずリーフティーの計量。
そしてお湯の温度蒸らし時間が大切です。

一杯分がおおよそ2.5gから3g。
お湯は沸かしたての熱湯を1杯分あたり150ccから180cc、
蒸らし時間を2.5分から3分 というのが基本になります。

きちんと計量しないと薄すぎたら濃すぎたりしますので、まずご自身がよくつかうスプーンで計量することをおすすめします。

また、ポットのお湯などで、温度が足りないと、いくら計量していてもしっかり抽出することができず紅茶本来の美味しさがでません。
水道水をいきよいよくヤカンにいれて沸かしたての熱湯を使うのが美味しさのコツです。

水を入れたら、すぐに沸かすのが良いのですね。

はい。そして時間をはかってセカンドポットに移し替えることをおすすめします。
日本は軟水ですので、淹れっぱなしにすると抽出されすぎて渋くなります。

一杯分だけいれるというよりも、リーフティーの場合は、三杯分を基本としていれることをおすすめしてます。そのほうがおいしくいれられます。
紅茶はのんびりとおひとりでも二杯、三杯とお楽しみいただきたいです。

先ほど食器のお話がありましたが、お気に入りのティーセットはありますか?

実は紅茶好きがこうじて食器も大好きになり、いろいろ好きなものを集めましたが、一番気に入っているのは、大倉陶園の白磁に自分で絵付けした作品です。

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お気に入りの茶葉は何ですか?

私はミルクティーが好きなので
ディンブラ、アッサム、ケニアなど、濃厚なものが大好きです。

飲む時間や季節でも好みが変わるのですが、朝はミルクティーから始まることが多いです。最近は私のオリジナルの紅茶の
オレンジアールグレイティーと、ローズティーがいまの季節の気分に合っていて毎日いただいてます。
このふたつは分類的にはフレーバーティーになるのですが、フレーバーティーはちょっと気分を変えたいとき、リフレッシュしたいときにおすすめです。ジューシーなオレンジの香りや、甘いローズの香りがリラックスさせてくれます。

はい、絶賛発売中ですね!
ミルクティーにおすすめの茶葉シリーズもご用意いただきました。

アレンジで発見!さらに楽しい紅茶の世界へ

お気に入りの飲み方アレンジはありますか?

ミルクティーでしたらディンブラなどで、バナナやマシュマロなどいれるバリエーションも美味しいですし、たくさんのスパイスを砕いて煮出してチャイにするのもおすすめです。

バナナ!レモン以外のフルーツはチャレンジしたことが無いです。

ニルギリはフルーツとの相性が良いので、オレンジのスライスを浮かべたりしても美味しいですよ。

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あとアイスティーにしてもクリアな水色(紅茶の茶液のこと)が楽しめるので、グレープフルーツの果汁を加えたり、リキュールをいれたり…さまざまに楽しむことができます。

詳しい手順は、MIROOMの動画レッスンでも紹介しています。

家にあるものを組み合わせると、また新しい美味しさが発見できるかもしれないですね。本日はありがとうございました。

こちらこそありがとうございました。


今回のインタビュー内で登場した茶葉を、「Yoko×神戸紅茶 オリジナルティーセット」として hanaike オンラインショップで販売中です。気になる品種がある方は、チェックしてみてください!

Yoko×神戸紅茶について
名だたる企業や、有名フラワースクールでの花と紅茶を楽しむ会レッスン講師、紅茶生産国の在日大使館(インド大使館、インドネシア大使館、スリランカ大使館、ケニア大使館)での紅茶セミナー講師などを経て自身のサロンでの少人数制の紅茶のレッスン指導を行う紅茶のスペシャリスト【Yoko】と
国内の一流ホテルや有名カフェ、紅茶専門店に茶葉を提供している、紅茶の老舗であり名門【神戸紅茶】の特別なコラボレーションが実現。
今回のラインナップのテーマは「#おうち時間 を #おうちカフェ 時間に」
おうちでティーパーティーが楽しめる、全5種類をご用意しました。

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