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2020年、春。SELECK編集部マガジンはじめます。

はじめまして、こんにちは。Webメディア「SELECK(セレック)」編集長の山本(@hanahanayaman)です。

2020年、4月になりました。春は「はじまりの季節」。新型コロナの影響でいつもとは違った春にはなりますが、就職や転職などで、新しい環境にジョインする人も多いと思います。

SELECKでも3月に新しいメンバーを迎えて、新しい取り組みができそうな素地が少しずつ整ってきました。そこで4月から、新たな試みの第1弾として「SELECK編集部マガジン」を始めたいと思います。↓こちらです。

最初に、なんで始めるの? どういうこと発信していくの? みたいなところを簡単に書いておこうと思いますので、よければご覧ください。

SELECKってどんなメディアなの?

そもそもSELECKってなんぞや。という方に、メディアのご紹介。

SELECKは「現場の事例から学べる」ビジネスメディアです。2015年5月にスタートし、今までに700社・1,000事例以上の記事を公開しています。

おそらくIT・ベンチャー界隈、特に人事界隈の方々は、ご存知の方も多いのではと思います。たまに「HR系メディア」としてご紹介いただくこともありますが、SELECKは職種を問わず、開発・デザインからバックオフィスまで、幅広いテーマを扱っています。

なので何系のメディアかと言われると難しいのですが、コンセプトは「現場のナレッジシェア」。そして、現場のナレッジとして取り上げる基準は「再現性(他社が真似できる体系的な取り組みか)」と「先進性(ありふれた事例ではない新規性があるか)」の2つです。この2点にはかなりこだわってます。(取材基準は、別noteで詳しく書きたいと思ってます。)

もうひとつ特徴的なのは、海外ツールやトレンドワードの解説記事も結構豊富です。SlackTrelloの使い方だったり、OKRKPTだったり、Google検索からSELECKに辿り着いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでも、先ほどの再現性と先進性を意識した記事を制作しています。特に海外ツールは、新しいものを実際に触ってみて「イケてる」と思ったものを、読者が実際に使えるようなレベルでご紹介するよう心がけています。

なんで「SELECK編集部マガジン」を始めるの?

とりあえず「新しいことやりたい欲」から「やってみた」というのが正直なところですが(笑)、真面目に書くと次の2つかなと思います。

1:記事だけでは伝わりきらない情報を、何らかの手段でお伝えしたい
2:現場のナレッジシェアを、記事以外の形でも進めていきたい

ひとつめの「記事だけでは伝わりきらない情報」については、色々あると思ってます。

まず当然ですが「取材の情報量」と「記事の情報量」は、イコールではありません。取材のエッセンスを抽出して、第三者である読者が理解しやすいように編集を加えたことで、抜け落ちている情報がたくさんあります。文脈から少し外れてたり、ちょっとニッチすぎてカットしたけど、実際には読者の参考になる情報って結構あるなぁと感じています。

それに加えて、SELECKがこだわっている「先進性」「再現性」の観点で、なぜ今このテーマに注目したのかといった背景であったり、事例のポイントだったり、編集者目線の情報ももっと伝えられるなぁと思ってたりします。

もうひとつは「現場のナレッジシェア」をコンセプトにしたメディアなのに、自分たちのナレッジってシェアできてないなと思ったこと(笑)

SELECKで取材している方々は、超一流の方ばかりなので、私たちのノウハウといっても大したことはないのですが、SELECKが目指している世界観としては、もっとカジュアルに現場レベルでのナレッジシェアを促進したいと思ってます。(「SELECKゆるのみ」という読者との飲み会を通じて、今後コミュニティを作っていきたいという思いが強まりました。これも今年やりたいことのひとつ。)

SELECKには外部ライターさんがおらず、運営会社であるRELATIONSの社員のみでコンテンツ制作をしています。それ自体の良し悪しは別として、少なからず社内で培ってきたものがあったりはするので、マガジンを通じて取材・執筆などのナレッジをシェアしていきたいと思います。

どういうことを発信していくの?

ということで、今想定しているのは、以下のようなコンテンツ(案)です。

1:インタビュー記事のポイントや取材背景について、ライターが紹介する
2:SELECK編集部による、読者に役立ちそうなナレッジ系の情報発信
3:SELECKのコミュニティ活動などを報告する
4:読者がマガジンに参加して、SELECKの実践をシェアする

かなりアイデアベースなのですが、SELECK編集部マガジンを、編集部だけのものにしたくないと思ってます。私たちとしては「現場で使える」ノウハウを発信しているつもりなので、実際に「SELECKを参考に〇〇してみた」みたいなnoteを読者さんが書いてくれたりしたら素敵だなーとか。

あとは取材って「点」になりがちなので、「〇〇の今」みたいな感じで、取材のその後を定点観測するようなコンテンツがあっても面白いなーとか。

他にも、読者さんからのリクエストを受けて書いたりするのもいいな。妄想は膨らむばかりですが、とりあえず1〜3は確実に発信していくと思います。

ということで、今後のSELECK編集部マガジンをお楽しみに!
もしよければ、フォローしてくださると嬉しいです。

おわりに

SELECKは、今年の5月25日をもって5周年を迎えます。読者のみなさんから愛されているなーと感じてるし、私自身、SELECKが大好きです。SELECKというプラットフォームを通じて、お互いのナレッジを共有することで、仕事の課題解決がどんどん進んでいきますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!