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会社に作ってもらった名刺を公のそれとするなら、プライベート用の名刺を作ったのは恐らく、始めてツーソン(USAアリゾナ州)のGem Showに行った時だと思います。

GIA(米国宝石学会)でGraduate Gemologist、ダイアモンド鑑定/宝石鑑別のディプロマを取ってすぐのツーソンは、その代の卒業生にとっては卒業旅行。
ゆえにまだどこにも所属しておらず起業もしていないので、勝手な屋号をつけてそれっぽい英語の名刺を持参しました。一応、業者向けのトレードショーですが、日本在住の日本人ですときちんと営業しているかどうかまでは調べられませんので。

ツーソンの後は宝石輸入卸の会社に勤めましたので、また会社の名刺を持ちました。

産業カウンセラーと、それがあると取れる「心理相談員」(看護師さんや保健師さんも取れます)を取得した後、出世するという噂の印刷屋さんで活版印刷の名刺を作りました。でも……使わないとダメですよねぇ、あまり名刺交換する機会がありませんでした。だからか出世していません!

そうこうしているうちにキャリアコンサルタントを取得したので、国家資格の方が名刺に入れる優先度が高いだろうと、今度はネット注文で名刺印刷してもらいました。

1㎡からショップが持てるイベントスペースに宝石店を出店する時に、全部を統合した名刺やチラシをする必要が出てきました。カウンセリング用に私書箱は借りていて、その屋号は花笑みにしていました。

この時の名刺は、心理系からジュエリー系まで一緒にして、裏に「花笑み」の由来も入れたのでお気に入りでしたが、いかんせん自前プリント。プリンターを廃棄した今、どこかで刷らないといけません。

そしてこの度、このマークを入れた名刺を刷ってもらいました。

もともとInstagramでフリー素材の四つ葉のクローバーをアイコンとして使っていたのですが、ある時ハートの集まりみたいだと思いまして。「こころ」を扱うなら一つをピンクにしてみようかなと思い立ちました。
(こころは脳であって心臓ではない、という話は置いておいて……)

だったら、ブリリアントカットも入れたら「こころ」と「宝石」を扱う私にピッタリじゃない?と思ったわけです。

ちゃちゃっと作りましたが、気に入ったのでココナラで使い、Instagramのアイコンもこれに変え、noteのアカウントを取った時にも迷わず登録した次第です。

完成

先日、新しい名刺をお渡しした時は新鮮な気持ちでした。
近所の印刷屋さんにお願いしたので、今後も”ご近所経済圏”で生きていこうと思っています。

前述の、ツーソン前のなんちゃって名刺のなんちゃって屋号はスペイン語の名前でした。ツーソン内をその屋号の書かれたネックパスを下げて歩いていましたら
「君、スペイン語できるんだ!」
と凄い勢いで話しかけられました。ツーソンはメキシコに近いので、スペイン語圏の人も多いのです。せっかくの機会だったのに、挨拶と名前ぐらいしか言えなかったのは残念です。

GIAのクラスメイトの名刺には”Pont Neuf"と印刷されていました。
「新しい…橋……新橋!」
と言ったら怒られました!いやわかりますよ、パリのポンヌフ。でも、新橋駅前にポンヌッフというお蕎麦屋さんがありましたし。

#名刺 #日記 #エッセイ

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