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【受講】雇用社会のパラダイムシフトは起きつつあるか?

またも興味深いセミナーを見つけて受講しました。ウェビナーですので自宅から楽々視聴です。このようなセミナーが増えたのは、コロナ禍の良い点でした。

しかし、受講からもう1カ月も経とうとしています。12月はこうしたセミナーを他にも受けていましたし、シニア産業カウンセラーの講座も大物が2つもありましたし……道理で無職の割に忙しいと思いました。

雇用社会のパラダイムシフトは起きつつあるか?
 ── 人的資本経営とキャリア自律を再考する ──

「キャリア権:職業生活を通じて幸福を追求する権利」がキーワードとのことでした。まあ、権利はありますよね。憲法のいくつかが考え方の元になっています。

まずパネリスト3人のそれぞれのプレゼンがあり、続いてディスカッションがありました。ちょっと時間も経ってしまいましたので(視聴した人向けにはアーカイブ配信されているのですが)備忘録的にかいつまんで少しだけ。

失わわれた30年はパラダイムシフトの転換期?

え、ちょっと待って。失われた20年ではなく、30年になったのですか?平成がほとんど失われていたということですね?

その間に、日本の経営者も海外に出て行くようになりましたね、という話があったのですが;

グローバル経験CEO
西欧 63%
日本 21%
北米 33%

これ、一概には言えないですよね。西欧のEU内だったら移動もしやすいですし。北米ですら33%なんですから、アジア且つ島国日本の21%は大健闘なのでは。

なりたい職業

確か大学生の調査で、「会社員」「公務員」が上位にありました。
「これ、職業じゃなくて雇用形態ですよね?」
ホントだ!だから就職ではなく就社になりがちなのでしょうか。

欧米では働いてから大学院に行って勉強したりしますよね

そうなのですが、日本では「キャリアが切れる」と言って嫌がるのですよ。キャリアが切れたから何なんだ、勉強していたのだからいいじゃない、と個人的には思うのですがね。

当面は企業がキャリア自律を促していく?(しかない?)

特に上司あたりが、ということでした。いや~……どうでしょうか。
日本の上司の5割は、山口周さんいわく「クソ上司」なんですって(→こちらの記事あたりをご参照)。そんな上司たちが部下のキャリアどころか、自分のキャリアについても考えられるでしょうか。

企業の枠を超える交流が必要では

一括採用、総合職では難しい気がしますよ。

キャリアコンサルタントの上位資格を作って……

いや、ありますよ。キャリアコンサルティング技能士、ご存じないかしら。
それに、キャリコンってもう国が目標としていた数に達したのではなかったでしょうか。これからは質を高めるため、更新講習も難しくなると聞いています。

パラダイムシフトはどこで、なぜ起きている?

若者・シニア・女性。家事育児で長時間労働なんてやってられませ~ん。
これまでの育成が若者向けだったので、40代以上が半数の今にはもう合わないという指摘も。高齢化した社員には、パフォーマンスを落とさないサポートが肝要。

結局は、世代が変わることだそうでした。
「いつでも、どこでも、何でもやります」
は廃れていきそうです。会社都合の転勤もなくなると良いかもしれませんね。そこでその仕事をしたい人が応募して、納得の上で転勤する、と。


そうなると、やはりジョブ型雇用が進むのかなという気がします。でも「雇用」だけが働くことではありません。育休から明けて戻ったものの、この男性社会では無理だわ!と起業した女性が以前から結構いらっしゃいます。

労働人口を考える時に、働ける人数と雇用される人数は決してイコールではないということは勘案されているのだろうか……などと思いつつ、ワタクシは年初の朝からハローワークに行ってきます。指定時間が早い……。

7日が締切の課題は、昨日提出しました!(無事修了できますように……)
次の講座の課題に取り組みます。

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