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高校を卒業後、まだ次を決めていないという若者がインターンに来ていたことがあります。頼まれる「ちょっとした仕事」をしたり、色々な部署を見学に行ったりする中で、気持ちに変化があったと言いました。

実例は出せないので例ですが、最初は医師になりたいと思っていて、病院で雑務のインターンをしたとします。それが、実に様々な職業が病院の中にあることを知って、臨床検査技師もいいなとか、入院食から管理栄養士に興味を持つとか、可能性が一気に広がるのです。

その人はインターナショナルスクールだったので、日本の4月採用には卒業時期が合いません(通年採用や海外校卒業者向けに秋採用している会社はあります)。

きちんと学業を終わらせてから就職しても良いのにと思う私には、1年空いてでも良いから進学か就職かじっくり将来を見据えようとする態度が好ましく見え、実際、そこらの大学生や社会人一年生よりずっと大人だと感じました。

それを考えると、1日~数日の名ばかりのインターンシップが会社説明会と揶揄されるのは当然のことでしょう。商品企画をさせてみるといった花形の経験をさせても、もっと実際にやるようなことを体験しないと適性なんてわかりません。

世の中には色々な仕事があると知るためにも、入社後のミスマッチを少なくするにも、働くことへの耐性をつけるにも良いインターン、もっと活用する世の中になると良いなと思います。


インターンといえばこの映画。
こちらはシニアのインターンですが、わが社にもベンが欲しい~。

『プラダを着た悪魔』のアンディがその後起業したかのように思ってしまうのはアン・ハサウェイだからでしょうけれど、どちらも好きな映画です。

#インターン #マイ・インターン #プラダを着た悪魔 #映画 #日記 #エッセイ

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