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じぃちゃんの本

じぃちゃんの部屋は、本でいっぱいだった。じぃちゃんの部屋は本の重さで沈んでた。紙と仁丹とインクの香りのする部屋。小学校に登校する時に交差点で朝刊を読んでたじぃちゃん。かわってるなぁー。と当時はおもってた。見守ってくれてたと気づくのは自分の子供が小学校に通うようになってからだ。

じぃちゃんの本達を引き取ることが出来なかったのは、大きな損失。当時の自分にはその価値には気づかなかった。。部屋の写真でもあれば。。ない。

ちょっと待て。。じぃちゃんいっぱい本書いてなかったか?よし!すぐ探そう!そういうわけで古本屋さんで検索!発見次第即買取!ありがとうインターネット。ありがとう本屋さん。

時を超え本を通して、じぃちゃんとちょっと対話してる。ようやく対話できるようになったよ。

じぃちゃん本を書いてくれてありがとう。孫はとても楽しいです。

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