双極性障害は、ジェットコースター

　今日はなぜか、頭の中に霧がかかっている。頭でっかちの理屈屋としては、歓迎できない状態だ。心も、低く、平坦で、波打つことはない。

　理屈っぽい、そう言われて育ってきた。うつ状態の時にも、私は頭の声に従った。理性を失うことはなかった。それ自体は良いことだと思う。

　ただ、弊害として、心の声には疎くなった。自分がどう感じているか、聞かれるたびに悩む。自分ではそんなこと、思いつきもしないのだ。
　「自分がどう感じているか」それを考えることさえ、思いつかないのだ。

　ここ数日、読書をしている。過眠以外のところも、快復してきているのだと思う。一進一退、今日は少し調子が悪いだけだ。

　だが、やはりどうしても、日中に寝てしまう。眠くて眠くてしょうがないのだ。気付いたら、座りながら寝ている。薬の問題なのか、私の問題なのか。

　何をどう頑張ればいいのか、分からない。自分で考えるべきなのだろうか。どれほど無理をすればいい？……分からない。

　また今日が終わり、明日が始まる。ジェットコースターがどの位置で止まるかは、その時にならないと分からない。とりあえずは、休息をとろう。
　おやすみなさい。良い夢を。