現実から焦点をずらす【盤外編】
(今回茶番はありません)
こんにちは、はなびです。
「現実を直視する」「現実から目を逸らす」「夢にまで見た」
度々、"概念"と"視覚"を並べる文章を見る。
視覚は本来、実際にあるものに対して働く力のはずだ。
我々は本当は物ではなく概念を見ているのだろうか。
最近どうしても受け入れられない現実が多い。
でも家にいる限り嫌でも目に飛び込んでくる。
目をつぶしても耳から入ってくる
耳を潰せば触覚で入ってくるのだろう。
だから私は、焦点を合わせないという方法で逃げている。
目の前を現実が通過しても脳に届かないように。
焦点は無に合わせる。
同様に耳もだ。
自慢じゃないけどそれなりに耳は良い。
だからこそ聴きたくない周波数は耳をすり抜けるように。
なるべく音との摩擦係数を0にして通り抜けさせるのだ。
逃げ癖ばかりつけてもしょうがないけれど、まともに相手をしていたんじゃ泣いてしまう。
衣食住が事足りているだけでも感謝し、その他の負の要素は上手にやり過ごす。
これが今の私の処世術なのだ。
文字にするとなかなか悲しい。
それでは良き将棋ライフを!