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使徒パウロのコリントの教会への手紙*惜しまず豊かに蒔く人は

皆さん、惜しんでわずかしか種を蒔かない者は、刈り入れもわずかで、惜しまず豊かに蒔く人は、刈り入れも豊かなのです。

各自、不承不承ではなく、強制されてでもなく、こうしようと心に決めたとおりにしなさい。喜んで与える人を神は愛してくださるからです。

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使徒パウロのコリントの教会への手紙 9.6-7
聖ラウレンチオ助祭殉教者 記念日
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昨晩の平和祈願祭の最後は、5年ぶりに再開した松明行列が行われました。大人は松明を、子どもたちはペンライトを手に浦上の丘を下り、如己堂へも続いている坂道を上り、平和公園へ。

私はコロナ禍で中止になっていた頃から教会へ通い始めたので、はじめての松明の炎にちょっとハラハラしつつ、でもせっかくなので持たせてもらいました。

そうしたら、途中、何かの拍子でふっと松明が消えてしまうときがあっても、近くを歩いている人同士で、もちろん初対面でも快く火を分かち合って、また歩く…という感じで、とてもお恵み豊かな道のりを味わうことができました。

この火のように、惜しみなく差し出しても減らないものを、わたしたちはきっとたくさん神様からいただいていると思うのです。

最後の写真に写っている、永井隆博士の「平和を」のTシャツの青年たちは韓国からの巡礼団。こうして一緒に平和を祈ることができて、ほんとうに嬉しいですね。

かつては長崎の神学校や修道院で受け継がれてきた、手編みのロザリオ「長崎編み」。伝統を受け継いでいけるよう、ひと目ひと目、祈りを込めて編み続けたいと思います。