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アマオケ図鑑①~④ 学校関係

ホルン歴=アマチュアオーケストラ歴=15年、先週書いたレッスンまとめに続いて「今まで私が所属したオーケストラの数っていくつだろう」と数えてみたら14団体でした。この先もっと増えそうですが、現時点の記録として書いてみます。
今日は学校関係編です。

①公立高校オーケストラ部 2005年5月~2008年3月

高校は部活で決めました。正直、吹奏楽でもオーケストラでも良かったのですが、文化祭での演奏に感動して第一志望に決定、無事に合格しました。
ここでホルンに出会いました。楽器決めの日が私の人生の分かれ道でした。2分の1の確率でトランペットになっていましたが、そうなっていたら今ごろどこで何をしているのか…
でも初めて合奏の見学に行った時にホルンの先輩に「もしかしてホルン志望?」と聞かれたこともあり、最初からホルンになる運命でオーラを発していたのかもしれません。

3年生が4月の定期演奏会で引退して、1年生は5月に正式に入部するので、実質1・2年生だけの部活です。私が入部した当時は2学年で80名越え、2年の時は「のだめ」ブームで2学年だけで100名超えました。超満員の音楽室での演奏が私のホルン人生の原点です。

ホルンは1学年3人ずついました。全員でつの笛サマーキャンプに参加するくらい仲良し。私が2年の時は交換日記もしていました。全員全乗りの部活だったので1stを1・2年生、2ndを2年生、3rdを1・2年生、4thを1年生が担当していました。いま考えるとバランス悪いですね。まともに低音が出なかった私にラフマニノフの交響曲第2番の4thを任せてくれた先輩は勇気ある決断だと思いますが、おかげで低音域をだいぶマスターしました。今は4th大好きです。

大きな演奏会は1年に2回=文化祭でのコンサートと定期演奏会でした。他校との合同演奏会では合計200人で「だったん人の踊り」を演奏しました。ステージが人と楽器で一杯で譜面台が乗らないからって暗譜で挑んだのが良い思い出です。
オーケストラフェスタという全国の高校オーケストラが集まる演奏会もありました。

活動日は週に4日くらいだった気がしますが、部活がない日に何をしていたかほとんど思い出せないほど、私の高校生活は部活動中心でした。
2年の時は副部長になり、幹部と呼ばれるメンバー(部長1人、副部長2人、コンマス1人、指揮者2人)6人でたくさん話し合いながら活動していました。社会人になった今でも幹部会LINEがあって時々会っています。

②私立大学管弦楽団 2008年4月~2013年春

大学は部活に期待していなかったし、入学するまで管弦楽団の存在を知らなかったのですが、廊下に貼ってあった勧誘のチラシで知りました。
入団前の説明で、合宿が新歓合宿、夏合宿、管弦合宿(セクション練中心)、春合宿と4回もあることを知って、合宿好きなので喜んでいました。ゆくゆく金欠で苦しめられることになりますが(笑)昼ご飯に困るくらいの金欠の経験も今となっては良かったなと思います。

ここでの指揮者の先生とホルンの先生(https://note.com/hana_ah03/n/n1be2d9dcef43)との出会いは今の私に大きな影響があります。たくさんのことを学びましたし、これからも学びたいです。

ホルンパートは学年により人数まちまちですが私の学年は3人でした。1年生が入ると先輩方からあだ名がつけられるのが伝統です。あだ名が本名より浸透します。私は「はな」でした。「はな」というあだ名の由来や大学時代の思い出はまた別に書くかもしれません。
ホルンは縦の繋がりが強く、ホルンOBは日常的に部室に遊びに来てアンサンブルして帰りに飲みに行ったり、演奏会では必ずお酒を差し入れてくれるのでホルンだけ毎回楽屋口で乾杯、ホルンだけの新年会もかなり大規模で集まるし、オケ全体合宿の飲み会もホルン部屋だけ他の金管楽器の部屋から隔離されるし、ホルンだけでひたすらアンサンブルして飲む合宿もあります。飲んだ記憶ばかり(笑)でも飲み会でガバガバ飲んで羽目を外すような先輩はホルンもめちゃくちゃ上手だったりします。

私の所属していた大学オケは他キャンパスとの合同で他大生もいるので、授業がある時期の練習は基本的に土日だけでしたが、平日も防音室に通って吹いていました。
大きな演奏会は春と秋の定期演奏会。3年生で引退ですが高校ほど明確な引退ではなく、引退後も3回乗りました。入学式は合唱と一緒にハレルヤ、卒業式は卒業生中心にマイスタージンガーを演奏するのが伝統で、袴を着て吹いたのは良い思い出です。

2・3年生の時は定期演奏会委員の広報担当として、宣伝やパンフレット作成をしていました。この経験は社会人になってから所属したオケでも役に立っていて、今でも広報担当になることが多いです。ちなみに本業も印刷業です。頭の中にしかないものがデータになり印刷物として仕上がり、形に残る過程が好きです。

③高校OBオーケストラ 2008年春~現在

大学1・2年の時と社会人1年目からずっとお世話になっています。大学1年の時の高校OBオケの演奏会に来てくれた母と祖母が「大学を卒業してもホルンを続ける場所がある」と認めてくれたことが、楽器を買うきっかけになりました。

ここでも毎年貴重な経験をさせて頂いていてます。練習期間が7ヵ月くらいと長いので1曲あたりの練習時間も長いし愛着が強く湧きます。練習は基本的に日曜日の午後か夜。良くも悪くもゆるゆるした雰囲気で出席率も低いですが大学1年生~70代くらいの幅広い年代が和気あいあいとしていますし、忙しくても本番の日さえ空いていれば乗れるし、高校関係者は良い人ばかりだし、こういうオケも私には必要です。

年に1回の演奏会ですが、今までの出演回数は10回。今年の11月の演奏会で11回目の予定でしたが、残念ながら延期になりました。

④大学OBオーケストラ 2012年夏~2018年、このあとも?

出身大学にもOBオーケストラがあります。2012年はお仕事の都合で出られなくなった先輩の代理出演、2013年は何故か全く記憶がないのですがスルー、2014年~2018年は毎年出演していました。
このオケで2015年にオルガン付き3rdを担当したことをきっかけに、個人練習量やレッスンが一気に増えました。

夏にフルオーケストラの演奏会、冬に室内楽の演奏会があります。練習日は土日で時間帯も場所もバラバラだったので今は両立が難しく、ホルンの人数が足りていることもあり乗っていません。でも大学の頃からお世話になっている指揮者の先生と共演できるのはこのオーケストラだけなのでまたいつか乗りたいです。
出演回数はオーケストラ6回+室内楽演奏会2回です。室内楽演奏会で初めて弦楽器との小編成アンサンブル(ベートーヴェンの七重奏やモーツァルトのディベルティメント)を経験できたのも良かったです。


次は学校関係以外のアマチュアオーケストラ11団体について3回に分けて書くつもりです。

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