菊池風磨くんとソロ曲


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今回は私の大好きな中島健人くんの永遠で運命のシンメ、菊池風磨くんのソロ曲についてです。

風磨くんのソロ曲も本人作詞のものが多いです。作曲もたまに。もちろん本人が作詞作曲していない曲も素晴らしいのですが、やはり彼も中島健人のシンメだけあって自分の世界というかテーマがある程度固まっているように思います。健人くんはソロ曲が三部作構成になっていることが最新のソロ曲『SHE IS...LOVE』について話しているところから話題となっておりましたが、風磨くんは何部作とかではないものの、わかりやすく言えば同じシリーズの曲であると感じています。この男、書く曲書く曲見事に切ない。HAPPY ENDとかいう曲の詩も書いたくせにそれが全然HAPPY ENDじゃねえ。とんだタイトル詐欺です。(褒めてる)

同じく私の独断と偏見で決められたベスト3をご紹介させて頂きます。

それでは早速行っちゃいましょう〜〜〜!




第3位  But...

(収録:アルバム『Welcome to Sexy Zone』全形態共通)

こちら本人作詞曲となっております。

すみません、彼の曲全てが素晴らしいことを前提とした上で言わせてください。ここから菊池風磨ソロ曲黄金期が始まります。ネタバレしますと、今回のランキングベスト3、このBut...(2016年)から翌年、翌々年の3作です。言うなればこれが菊池風磨の三部作だという感じです、個人的には。

まず曲調がいいんですよね。なんだろう、こう、レトロと現代が融合した感じ?伝え方がわかんないのでとりあえず聴いてください。聴くと、外では雨が降っていて薄暗い部屋に一人、無気力にベッドに身を投げ出している風磨くんが思い浮かびます。そうなんだ、彼、聴いている人にその曲のイメージを与えるのがすごく上手なんですよ。映画のワンシーンを見ているかのような曲です。彼の曲は全部そうです。特に本人が作詞作曲に関わっているものは。菊池風磨のソロ曲はストーリーを楽しめます。

で、思い出してください。これ本人作詞なんですよ。英語めっちゃ多い。さすが頭いい。そしてワードセンスもいい。

「あの日の秒針はまだ 動かないけど」

ッカァ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!どこで培ったそのセンス???時計の針とかじゃなくて秒針ってあたりがいいですね。本当にその"時"から止まったままなんだっていうのがよく伝わる。

あとね、これラップあるんですよね。韻も踏めちゃう系菊池風磨ですね。ありがとうございます。歌詞全体を通して英語が多いおかげで、ラップ部分の英語も音だけで頭ですんなり変換できちゃいます。計算されているのか否かはわかりませんが、そんなところも魅力。eiの音で韻を踏んでる部分があるんですが、そこの歌い方がとても好きなのでぜひお聴き下さい。

そして、風磨くんの声は俗に言うケロケロ加工がよく合うんですよ。聴いたら絶対ハマる。1回でハマらない曲も3回聴いたらもうハマってます。安心してください。




第2位  ...more

(収録:アルバム『Sexy Zone 5th Anniversary Best』初回限定盤B)

さっきのが雨の日の薄暗い部屋なら、こちらは夕暮れの終わりかけ、赤から紫へと染まった部屋ですね。こう、胸がキュウッとなります。締め付けられると言えばそれまでなんですが、もっとこう、切なさと温かさみたいなものが同時に訴えかけてくるんですよね。But...は心を刺すような、...moreは心を包むような、というのが、私の感覚的には近いかもしれません。

この曲、歌詞だけ見ればハッピーエンドみたいなのに、歌声を聴くとそれだけには思えない。でも確かにひとつわかることは、そのままのあなたが大好きで愛しているよってこと。そんな、簡単なようで簡単じゃない、人間味の溢れた歌です。

不器用だけど一途な想いを感じますね。

私が特に好きなのはラスサビです。絞り出して叫んだような声がもう、大好きなんです。バックコーラスもやばい。その前のサビでは抑えて抑えて、って感じの歌い方なので、ギャップが半端ないです。不安→決意→温もりって感じ。私がもし風磨くんの彼女でこの曲を送られたら、絶対ここのラスサビで堪えていた涙が零れます。まぁ実際のところ、彼は彼女に歌を送ったりしないと思いますが。

風磨くんの描く恋愛ソングは、すごく身近なんです。まるで自分ことかと錯覚するような。日常を描きつつ、そこにある苦しみ、悲しみ、切なさ、悔しさ、温かさ、喜び……私たちに必要な感情が詰まってる。だから聴き手の心を掴んでて、そのまま心に溶けていく。良くも悪くも感情移入させる力がすごいんですよね。菊池風磨の描いた世界の主人公になってしまう、この曲は特にそんな力があります。





第1位  My Life

(収録:DVD・Blu-ray『Sexy Zone presents Sexy Tour 2017 〜 STAGE』初回限定盤特典CD)

正直これは割と満場一致なのではないかと考えております。

My Life 好きじゃないオタクいないよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!(大の字)

まずタイトル「My Life」ですよ。えっ?My=菊池風磨でいいの?いいんですか?って感じ。

この曲は、一言で表すなら"溺れるような恋"です。

なんでかっていうのは聴けばわかる。

まず曲調です。テクノ系って言うんでしょうか。彼の曲は割とそういう感じが多いですが、これは断トツで好きです。イントロから好き。優勝。音とかではなく、声で「テッテッテッテッ」てノッてるところから始まるんですが、もうそれが好き。これを表す語彙力が無い。その後に続く彼の優しい声、詰まるような声、呟くような声、息を抜くような声、全ての歌声がこの曲の魅力です。彼の作り出す一音一音がこの曲を肉付けしている。この曲に関しては、菊池風磨が歌わないと完成しないと思っています。

この曲、歌っている時の表情も最高なんですよ。風磨くんの大きな魅力の1つに表現力があると思うんですが、彼は本当に顔を作るのが上手い。何その顔!?エッチじゃん……となります。あと軽快なステップなのに歌詞はディープって言うのもなかなか。あと、歌詞にある"Shots of tequila"に合わせて、ライブでのテキーラショットを飲むパフォーマンスが本当に大好きなのでオススメです。

そして何よりこの曲最大のポイントは、ラスサビも終わった最後の最後、「フフフ…」て笑う声が入っているところなんですよ!!!!!!!!!!!いや、あのね、舐めてると本当にヤバいです。軽率に菊池風磨に恋をします。例えばライブDVDを見て目は耐えたとしても耳は耐えられません。なぜならこの音を知ってしまうから。

この曲を菊池風磨が書いたのだということを考えると更にしんどくなります。菊池風磨……恋……となります。

この男、目でも耳でも惚れさせてきます。要注意。注意したところで、あなたは既に菊池風磨に溺れているのですが。

この音源、珍しいことにライブの円盤の特典CDなんですよね。まぁつまり値段的には他の曲より購入のハードルが上がるかもしれませんが、逆に言えばライブも菊池風磨最高のソロ曲も楽しめるということなので、是非ともお買い求めください。ちなみにこの特典CDはSexy Zone全員それぞれのソロ曲が入っているので、誰担であろうと楽しめます。なんてお得!




番外編  Cocoa

(収録:アルバム『PAGES』通常盤)

言わずと知れたエモ曲です。

私のベスト3からは泣く泣く外させて頂きましたが、何を隠そう、作曲家であるお父さんとの共作なんですね。ライブでの楽曲の表記で、作詞作曲がそれぞれ(ぼく)(おやじ)なのがもう……もう……!!となります。あとバックにホームビデオの音が入ってる。そんなことある????アイドルのホームビデオが音源化されることある????ホームビデオを撮ってくれた菊池家のご両親に感謝してもしたりません。幼少期ふうまくんは本当に食べちゃいたいくらいかわいいから覚悟してほしい。

お父さんお母さん、風磨くんは成長してもふとした瞬間におもちに戻ります。安心してください。

ライブの演出も最高に可愛くてあったかくてエモーショナルなので、こちらもライブ円盤購入をオススメします。なんてったってモニターがあまりにも可愛い。これ以上は見てからのお楽しみというやつです。

風磨くんソロ曲史上最高にあったかい曲だと思います。心を穏やかにしたければこれを聴けばいいよ。きくちセラピー。





さて、ここまで読んでくださっているみなさん、どうもありがとうございます!

今回も私の個人的な意見ばかりでしたが、どうか御容赦くださいませ。とりあえず菊池風磨のソロ曲は誰担であろうと好きなので聴かず嫌いの人がいるのであれば絶対に聴いてくれ。人生が豊かになります。


菊池風磨くん、入所12周年おめでとう!