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言葉の海を、泳がないとき。


自分の内側に向かうときは、言葉の海を必死に泳いでいる。誰かの想いを言葉にして紡ぐときもやはり、言葉の海を泳いでいる。もちろん、ときには漂い溺れて沈んで、流される。でも、最終的には自力で泳いで辿り着くことに、変わりはない。





しかし完全に、モードの違うときがある。


それが今日。
完全に添削だけの日。


こんな日は、言葉の海を、泳がない。
ただ浮かんで、漂っている。


想いのこもった文章だったなら、波は自然と核心へ寄せていく。わたしが泳がなくても、勝手に核心へと連れていってくれる。


だから、言葉の海を、泳がない。
いや。泳いではいけない。
ただ浮かんで、漂っている。


積み上げられた言葉たちを、上から下から斜めから。見つめて眺めて全景を把握する。


色、温度、表情、眼差し…


あなたの書いたものは、あなた自身。


そうやってその海を見つけたら、必ず『らしさ』を理解する。言葉尻、間合い、癖、思考、ストーリーの組み立て方…


生かしてあげるのが、今日の大切な仕事。


あなたを別人にするのは、超簡単。なぜなら他の誰かに、舵を取らせればいいだけだから。ある程度のルール、セオリーやテクニックは必要。


でも、それじゃ、だめ。
らしさを最大限に生かしながら、『あなた』を誰かにとっての『ステキなあなた』に、アップデートする。


言葉の海を、泳がない。
ただ、浮かんで、できるだけ。


できるだけ同じ、海になる。







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今、hachiさんの有料note執筆のお手伝いをさせていただいています。


実際、ご自身で記事の執筆をしたい方から、文章の添削を依頼されることがあります。文章を書くのが苦手だとおっしゃる方はとても多いです。その際に行っているアドバイスを、hachiさんにもご提供しています。


添削をしていて、自身の内省につながりました。ちゃんとこの作業について『言葉の海』と連携して考えたことがありませんでした。上述の通りで、どうも泳いでいる感覚ではなく、『共にここに在りたい』という感覚で、海そのものをただ感じようとする自分に氣づきました。


”一億総発信時代” の今、自分らしく発信ができることはとても大切であると、わたしは考えます。テクニックで閲覧数を増やすことよりも、必要としている誰かに届けたい。その想いは、自分がライティングをはじめたときから一切変わっていません。hachiさんも必要としている人に届けたいと、同じ想いを持たれています。


hachiさんはお友達ですが、そういうこと関係なく、ひたむきに努力する彼女のことを純粋に尊敬しています。だからお手伝いについてはきちんと引き受けました。馴れ合いで向き合う氣はありません。hachiさんの姿を見ていると応援したくなるし、わたしだけでなくたくさんの方が同じような氣持ちで応援しているのだと思います。hachiさんのことを知る人にとっては至極当たり前のことのようですが、彼女の文章を読んでも、配信を聴いても、どんな側面をみてもやはりひたむきさを感じます。これはどこまでも、そういう人柄なのだという証拠かと。圧倒的な行動力を持った努力家です。


お手伝いをさせてもらえていることが光栄で、本当に感謝しています。


hachiさんの有料noteリリースは2021年1月1日。


あと一か月切ったね。
がんばれー♡^^♡




flag *** hana


今日もありがとうございます♡






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