空気が すんと 透明に ひんやりと澄んでいた 私はそれを 体いっぱいに吸い込んだ 頭のてっぺんから 爪先までの すべての細胞が 生きていると実感する 木漏れ日が ゆらゆらと気ままに 照らしてくれる この時間が大好き
落ち葉を踏みしめて 光の方へと歩いていく。 その先は、眩しくて不安で、でも少しの期待と希望で いっぱいで。 曖昧で ぼやけて分からないから いつもいつも 自分の心に聞いてみる 「胸が高鳴る方はどっち?」 「心が躍るのは?」 決めるのは自分の心に任して 旅を続けましょう。 ケセラセラ 魔法の言葉。
夕焼けの秋を歩いて 秋と話したい 「どうして秋は いつも待ってくれないの?」 きっと秋なら 「いつまでも 私たちは特別だからよ」 と言って、誇らし気に真っ赤な絨毯になるのでしょう 私の気も知らずに。