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今夜、世界からこの恋が消えるのが切なすぎた〜セカコイ鑑賞レポ〜

こんにちは!はむです。

本日、私がずっと見たかった『今夜、世界からこの恋が消えても』を見てきましたのでその感想を書いていきたいと思います!

なお、このnoteは映画のネタバレを(結構ガッツリ)含みますので、読む際はご注意ください❗️❗️


原作の世界観が映画でも大切にされていた

セカコイが映画化するという情報が解禁された時、私は一目散に本屋さんへと走りました。原作を購入するためです。もともと本を読むのがとても好きなので、映画を見る前に原作を読んでおこうということで何気なく読み始めたのですが、涙腺が緩い私は案の定大号泣。予想していなかったラストにショックを受けすぎて、しばらく立ち直れなかったほどです。こんな感じで映画を見る前からとっても切ない気持ちになっていたのですが、『この話が映像として見られるのか!!』と思うと、楽しみで仕方ありませんでした。

そして念願の映画鑑賞。見終わってまず抱いた感想は『綺麗だったな』でした。原作もそうなんですが、この作品って全体を通してめちゃめちゃ綺麗だなと思うのです。やはり『今夜、世界からこの恋が消えても』というタイトルが付いているだけあって、どこか消えてしまいそうな透明感の溢れるお話ですよね。切ないストーリーだけどドス黒いとか嫌な気持ちになるとかそういうシーンが一切ない。私が原作から感じた儚さ、尊さ、美しさが映画からも伝わってきて、まずそこに感動しました。そういう原作の根本的なところを映像化するって、めちゃめちゃ難しいことだと思うんですが、忠実に再現されていたなと思います。


泉ちゃんに感情移入してしまった

この映画はざっくり説明すると、一度眠るとその日の記憶を全て失ってしまう真織ちゃんとクラスメイトを救うために嘘の告白をした透くんが徐々に惹かれ合うお話ですが、真織ちゃんの親友として登場する泉ちゃんの存在もかなり大きいですよね。毎日透くんのことを忘れてしまう真織ちゃんとそんな真織ちゃんを本気で好きになっていく透くん。透くんが亡くなった後、徐々に記憶が回復したものの透くんの意思を尊重したうえで行われた日記の改ざんによって透くんを知らない真織ちゃん。そんな2人の過程を全て見守ってきたのが泉ちゃんです。真織ちゃんが記憶することのできなかった透くんの姿も、透くんが見ることのできなかった真織ちゃんの姿も泉ちゃんは全て知っているわけで…………………そんな泉ちゃんに私はとっても感情移入してしまいました。2人の恋が消えてしまったことで実質1番切ない気持ちになったのは泉ちゃんじゃないかな…と。それでも2人のことを大切に思い続けた泉ちゃんの姿に、映画館でも思わず泣きそうになってしまいました。

それを踏まえて、『今夜、世界からこの恋が消えても』のスピンオフ作品である『今夜、世界からこの涙が消えても』も読んだのですが、やはり大号泣。透くんが亡くなった後のお話が泉ちゃん視点で書かれているのでより一層切ないです。既に映画を見た方でまだこの本を読んでいない方がいればぜひ読んでいただきたい……


タイトルに込められた本当の意味に思わず涙

高校卒業後、徐々に記憶が回復してきた真織ちゃん。高校時代の真織ちゃんが毎日毎日描き続けた透くんの絵を、記憶回復後の真織ちゃんが見つけたことによって2人は"本当の出会い"を果たすこととなります。しかしもうその時には透くんはこの世に存在しないわけですから、再び恋人として結ばれることはできません。それが本当に切なすぎますよね。『今夜、世界からこの恋が消えても』というタイトルは毎日消えてしまう真織ちゃんの記憶を指しているものと思っていましたが、実は透くんの死を意味していたんだと分かった時、泣かずにはいられませんでした。原作を読みながら、映画を見ながら、『消えないで』と何度願ったことか………………


俳優陣が凄すぎた

寝るとその日の記憶を失ってしまう真織ちゃん、真織ちゃんの記憶のことを知りながら知らないフリをし続けた透くん、そんな2人をずっと見守る泉ちゃん、どれもとっても難しい役柄だったと思うのですが、実力ある素晴らしい俳優陣の方々によって完璧に演じきられていました。まず全員透明感が凄すぎた。ほんとに凄すぎた。私は割と俳優陣の方のことも知った状態で映画を見たのですが、何も知らない状態で見ていたとしても皆さんのこと大好きになっていたと思います(ちょろい)。神谷透を演じている人がジャニーズだということを一瞬忘れるくらいでしたから、ほんとに実力ある立派な俳優だと思います。福本莉子ちゃんも古川琴音さんもみんなほんとに凄かったな……………


おまけ

映画を見終わった後、『いい話だったね〜』と言いながら隣に座っていた友人の方を見ると友人大号泣。見る前は『寝たらどうしよう』とか言ってたのに……………(笑)   あまりドラマや映画で泣かないという友人まで泣いた作品ですから、周りに座っていた方々ももちろん大号泣。鼻水の音がいろんなところから聞こえていましたし、私自身も涙を堪えるのに必死でした。映画館で見ることができてよかった作品No. 1です。また見たいので、金曜ロードショーとかでもやってほしい!!!!!!!





さて、今回のnoteはいかがだったでしょうか………??私はというと、ずっと楽しみにしていた映画を見ることができて、その感想をこうして言語化することができてとっても良かったなと思っております✌️またなんか映画とかみたらこうやってnoteに書こうかな〜✏️

それではまた👋👋






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