見出し画像

LGBTQ+当事者の私の話 #おうちでプライド

みなさんこんにちは、熊田はむです。
今日26日は、「東京レインボープライド(TRP)2020」です!
例年渋谷代々木公園で行われるこのイベント、今年は「stay home」を鑑み、オンラインでの開催です。
TRPは日本最大級のLGBTQイベントと呼ばれており、すべての愛の平等が掲げられています。
今日はそんな#TRP2020 に寄せて、自分のセクシュアリティを見つめ直したお話です。



◯私はアライ?


私はアライという、LGBTQ+の「+」にあたるいわゆる「支援者」だと思っていました。

簡単に言うのは少し難しいけど、アライは「セクシュアル・マイノリティ当事者ではないけれど、その人たちを支援する人たち」だと理解しています。当事者じゃないという表現は正しくないかなと思っているけど、む、難しい…ニュアンス伝わってください…。

なので、セクシュアル・マイノリティの方と知り合ったりした経験(そうだと知っていなかっただけだと思うけど)はないけれど、LGBTQ+の方たちに寄り添う人間であろう、と思って生きてきました。若輩者、かつ世界に疎すぎて実際何かで活動したことはないけれど。

そんなとき、ふと何かのnoteで、「自分は〜〜だと思っていたけれど〜〜〜と診断された」という文言を目にしました。それは「anone」という診断サイト。


stay home で時間を持て余していた私は、夜な夜なその診断をしてみることにしたのです。そうしたら、私が今まで知らないふりをしていた自分が姿を見せたのです。



◯「anone」診断で、当事者な自分と再会した


診断結果をまるまるお伝えします。

・こころの性→シスジェンダー(体の性と心の性が一致している)
・恋愛志向→バイロマンティック(男性と女性両方に恋をする)
      デミロマンティック(強い信頼関係で恋に落ちる)
・性的指向→パンセクシュアル(体のつながりに性別を気にしない)
      サピオセクシュアル(知性を愛する)
・表現したい性→ノンバイナリー(男性でも女性でもないアイデンティティ)

あの、わかる方はわかると思うのですが、この結果、バリバリの当事者なんですよね。アライももちろん+なんだけど、それ以前に問われていたB(バイロマンティック)に該当する、とのこと。

もちろん診断結果がすべてじゃないけれど、どこか腑に落ちる気持ちは嘘ではないのです。
その診断結果が伝えてくれたのは、私が見てみぬふりをしていた私の姿でした。




実は、とあるレズビアンバーに友達と行ったことがあります。場所も名前も覚えていないけど。いつだったかも、あんまり。そんだけなんにも覚えていないバーなのに、一つだけ深く深く記憶に刺さっている言葉があります。

バーのママに「女の子と付き合ったことないならノンケと一緒」と言われたこと。

その日の記憶はあんまりありません。ずっとそれが胃の底に沈んで、それまでバイセクシュアルだと思っていた自分の姿を、そっと閉じ込めてしまいました。



診断結果に、バイロマンティック、パンセクシュアルと書いてあって、ああ、正しかったんだと思いました。

あのバーママは、経験のない若造に、レズビアン世界に入っているような顔されるのが嫌だったのかなとか思います。でもそれでも、そうやって閉じこもった自分は、きっとひとりで泣いていたから。本格的に傷つく前に、今見つけてあげられてよかった、と思います。



バイロマなのは、デミロマンティックが影響しているのかなとも感じました。
深い信頼関係から恋に落ちるから、信頼こそが愛であって、そこに性別は関係ない、と思っています。もちろん、私にとっては、ですが。

私には今パートナーがいます。性としては男性ですが、正直彼の性別なんか関係なかっただろうなと思います。だから今までのnoteでも無意識に「彼氏」ではなく「恋人」と表記してきていました。一生添い遂げる気でいます。これなんの報告?



◯性別がわからない私

ところで、先ほどの診断でこんなものがありました。

表現したい性→ノンバイナリー(男性でも女性でもないアイデンティティ)

というか、私、性別っていうものがよくわからないんですよね。


からだの性は理解できます。からだの性とこころの性の不一致による違和感に苦しんだこともないです。でも、性別っていうものがわからないんです。

自分のことをたぶん女の子って思って生きてきましたし、外見はそうだと思うのですが、勉強すればするほど、わからなくなってきて。からだの性は見えるけど、こころの性って本当にあるの?って。こころの性って、決められている、2元論で語れるものじゃなくない?って。


結構いわゆる女の子っぽい格好をします。スカートだいすきです。いわゆる男の子っぽい服装はあまりしません。可愛いものが好きなのです。

でも、可愛いものが好き=こころが女の子っていうわけじゃないじゃないですか。身体測定でからだを見られるのが嫌だから女の子っていうのも短絡的すぎませんか。自分の体を守りたい本能が女の証だっていっても、体を守らざるを得ない環境にしてきたのは人間なわけで、それって本当に純粋な本能ですか。


ちょと哲学的になってしまったんですけれど、こういうことをぐるぐる考えていたら自分の性別がわからなくなりました。履歴書で女に丸はできるけど、それはからだでしか性を判別していないからです。

そんなわけで、ノンバイナリーでした。たしかに、すごくあてはまっている気がするのです。表現したい、性というものがわからないのですから。
でもこれも、デミロマンティックやパンセクシュアルに繋がっている気がします。自分の性がわからないからこそ、性でなく人で愛する人間。サピオセクシュアルもそう。からだでなく知性で愛するからこそなんでしょうか。


◯私はあくまでアライなんだ


と、そこで、LGBTQ+に当てはまるものが3つ(バイロマ、パンセクシュアル、ノンバイナリー)も急に増えた私は、私ってなに?となりました。

女性との交際経験がないのは事実。からだだって交わしたことはない。もちろんそれがすべての判断基準となってはいけないけど。

そう、ただひとつの診断が、すべての判断基準となってはいけないのです。バイロマ、パンセクシュアル、ノンバイナリーである私も確かに私の一部だけれど、それが一面では決してない。そうやって考えたときに、あえて人に見せる一面を名乗るなら「アライ」がいい、と思いました。

私はあくまでアライなんだ。アライの考え方はずっと胸にしていて、すごく大切にしたいと特に思える。別にバイロマだからって、アライである自分を捨てる必要はない。あくまで私は、すべてのLGBTQ+を支援する人間として、#TRP2020 に参加したい。


でも、自分に約束したい。バイロマ、パンセクシュアル、ノンバイナリーの自分もちゃんと大事にすること。すべて自分として受け入れること。またあのバーであったみたいにつらい言葉を吐かれるかもしれないけれど、ちゃんとまとめて守ってあげること。


私はアライとして、そしてバイロマ、パンセクシュアル、ノンバイナリーとして、#TRP2020 #おうちでプライド に参加します。


すべての愛に平等を。すべてのセクシュアリティに未来を。熊田はむでした。今日1日楽しみます!

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

よろしければサポートお願いいたします!いただいたお金で買ったコスメのレビュー記事を書きたいです!

ありがとうございます!薬の飲み忘れを教えてくれる妖精送っときました!
44
書くこととコスメが好きです。#センシィティ部 で、センシィティブな自分を掘り起こしています。
コメント (2)
バーのママの発言、その場に居なかったからわかりませんが…
若いまだ自分の性がわからない人に対して
「自分はセクマイと決めつけなくても良い。異性愛者としても生きられるよ?」
という意味もあるのかなぁと思います。まだまだセクマイは茨の道です。異性愛者として生きる方がずっと楽ですから。
とはいえ傷付けられたことには変わらないのでいずれにしても言い方が悪いですね!
アライとしての発信、素敵です。当事者としても嬉しいです✨✨
椎名トキ/都基トキヲさんコメントありがとうございます!
たしかにそういった考えもあったかもしれませんね…私よりもずっと道を進んできた方でしょうから。でも言い方悪いです!🐈それなりに覚悟を持ってバーに行ったので、まずは受け入れてほしかったですね🥺
アライの若者としてガンガン発信していきたいです!🌈
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。