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ミシック#3になれたデッキ気になる?

こんにちは。hareruya hopesのhamuです。前回の勝つために何が必要だった?」の記事はたくさんの反響があり、たくさんのコメントをいただきました!読んでいただき本当にありがとうございます。今回も説明は下手だし、日本語や語彙力など読みづらい事もあると思いますがご容赦下さい。

今回の内容はスタンダードの吸血鬼について。その前に練習について少しだけ自分なりの持論を。

ミシックチャンピョンシップを目指して来る日も来る日も練習をし続けてきた。漫画で言うなら主人公がスポーツに出会い、仲間に出会った後、本気で練習しようとする7~9巻ぐらいのモチベーション。練習と同時に「アイシールド21 」を読みながら練習をしていたためモチベやメンタルは常にキープできていた。スポーツには生まれ持った才能があるのかもしれない。練習だけじゃどうにもならない事がある。アイシールド21の作中でこんなシーンがある。

練習していて上手く結果がついてこないとき漫画から学ぶことはたくさんあると思う。天才には勝てないのかなって

ただMTGは違う。15年以上プレイしているけど「めちゃくちゃ上手い」は何回か聞いたことあるが「天才」とはマジックのプレイヤーで聞いたことがない。Jon Finkelは天才なのか?多分答えはNO。Jon Finkelも何度も負けている。

ただ一つ言えることは「天才」ではないかもしれないけど「努力の天才」で「センスの塊」であることは間違いないと思う。それが結果につながる。MTGはそうゆうゲーム。生まれ持った才能がなくても練習していればいつか花開く瞬間があるかもしれない。だからこんな長い間続けられる。イチローは「練習は自分を裏切らない」と言っていた。とにかく練習する。競技プレイヤーとしてやってる以上はひたすらやるしかない。自分は凡人中の凡人の為練習しても自信がつかないタイプ。今でも本選は1戦目から緊張する。緊張しないときはどんなときか?それは全く練習していないとき。普通練習していたら自信がついて緊張しなくなるんじゃないの?と思うかもしれないけど自分は逆。練習していないときは負けて当然、勝って偶然なので緊張するわけがない。練習をめちゃくちゃしているときこそ今までの練習の仕方は合っていたのか?もし違っていたらどうしようと変な緊張感が押し寄せる。本気で練習していたからこそ味わえるいい緊張感だなと自分は思っている。

長々と真面目な話をしてしまったがそろそろ本題へ。

吸血鬼デッキとは

MPL CORE SPLIT EMERALD DIVISION(スタンダード):優勝はオルゾフヴァンパイアのSeth Manfield選手

M20の登場により《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord》と《漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion》が現れ瞬く間に力をつけた吸血鬼。なによりも《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord》がやばい。

2つ目の能力が+なのは謎。マナの軽さの割に忠誠値が高いのも凄い。このカードの存在はスタンダード環境で猛威を振るうまで時間はかからなかった。

こちらのデッキは優勝したSeth選手のデッキ。14枚の1マナクリーチャーを採用し聖域探究者/Sanctum Seekerのダメージ率を上げてる印象。

珍しいかなと言う点では屈辱/Mortifyが2枚採用されている。最近流行りの伝説クリーチャーに打てるのが心強い。

実際に吸血鬼はここらへんに触りづらくターンを返してしまうと捲るのがかなり厳しい。最後詰めれなくなると途端に逆転されてしまうため採用していると考えられる。他には荒野の再生/Wilderness Reclamationアズカンタの探索/Search for Azcanta牢獄領域/Prison Realmなどに触れることもでき利便性はかなり高め。欠点は3マナが重く1度に2アクション取れないこと。それを差し置いても喪心/Cast Downよりは断然いいと思う。喪心/Cast Downは今は環境的にあまり合っていないイメージ。

ここで《不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim》について。

《不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim》はリミテッドで何度か使ったがまさかスタンダードにまでくるとは予想していなかった。下の能力を起動するとき何度手を合わせただろう。カードをめくる前に「お願いします!」と言った回数はここ最近では一番多いかもしれない。まさか30代で人間ではなく《不屈の巡礼者、ゴロス/Golos, Tireless Pilgrim》に向かってこんなにお願いするとは誰が予想できただろうか。ただ手を合わせたときゴロスは優しく微笑むかのように最高のカードも何度もめくってくれた。俺からしたらゴロスは勝利を運んでくれる菩薩なのだ。起動するときは手を合わせよう。時にマジックはお祈りする瞬間が大事な事もある。

Seth選手のデッキは他の点は特に変化はなく普通の吸血鬼という印象。ただ決勝の試合などを見ていたがサイドの仕方が別格に上手い。吸血鬼使ってる人は是非見たほうがいいと思う。圧巻のサイドプレイ。必見です


予選に向けてどう調整してきたか

まずは自分が使ってきたデッキリストを見ていただきたい。

こちらが自分で調整してきた吸血鬼。本来よくある構成と大まかに違う所は

《軍団の最期/Legion's End》がメインに4枚

《聖域探究者/Sanctum Seeker》がメインに4枚

・沼が8枚、平地が6枚

・サイドカード

ざっくり言えばこんなところ。まず1マナクリーチャーについての不採用編

空渡りの野心家/Skymarcher Aspirant

どのデッキにも基本採用されているが自分は不採用にした。

理由としてはスケープシフトの《樹上の草食獣/Arboreal Grazer》や《エルフの再生者/Elvish Rejuvenator》に止まり同型の《アダントの先兵/Adanto Vanguard》や《軍団の上陸/Legion's Landing》のトークンの前によく殴れない事がしばしば。スケープシフトや吸血鬼はトップメタの2つ。この2つにイマイチと感じたのが最初の印象。飛行は魅力的だがそもそも吸血鬼は10個パーマネントはある時は勝ってる場面か負けてる場面どちらか極端な場面しかない。飛行によって勝ったといえる試合はほとんどなくただのよく止まる1マナ2/1という感じ。1マナクリーチャーの数が13~15枚は採用されているのでなにか採用したいなら《空渡りの野心家/Skymarcher Aspirant》より《凶月の吸血鬼/Vampire of the Dire Moon》のほうがよかった印象。後手のときなど同型の《漆黒軍の騎士/Knight of the Ebon Legion》を止めたりできる中々の心強さがあった。相手のサイズのあるクリーチャーにも気軽に突っ込めるのも頼もしい。何より色マナの割合がどうも納得できなかった。1ターン目に沼と平地が必要な割合が同じ。2ターン目も1マナクリーチャーを2体出すのも中々厳しい。サイド後に至っては《強迫/Duress》を打ちながら動くためには要求値が高い。そこで《空渡りの野心家/Skymarcher Aspirant》不採用にし、《凶月の吸血鬼/Vampire of the Dire Moon》を採用して平地を1枚減らし沼を1枚増やす。そうすることによりサイドカードの唱えやすさも上がり、《聖域探究者/Sanctum Seeker》も出しやすくなった。ここ部分の変更点に至ってはかなり満足してる。


《軍団の最期/Legion's End》がメインに4枚

まずこのカード強すぎ。リミテッドでは日の目を浴びることはなかったがスタンダードでは万能すぎる除去。実は可愛い地味な女子がメガネ(リミテッド)からコンタクト(スタンダード)に変えた感じ。(え?)メイン4枚の採用の理由はメインでは大体の2マナ以下クリーチャーが4枚採用されている事が多いため中々の確率で2枚以上をもっていけることが多々ある。これはMPLの試合を見ていた時サイド後同型対決で2マナ以下クリーチャーを1枚ずつ減らし散らしていたのを見てサイド後増やすよりメインから当てた方が強いと思ったのがまず一つ。もう一つは最大勢力である吸血鬼に強く、スケープシフトにもまあまあ強い。トークンに打って最後詰めるにも使えるし《ハイドロイド混成体/Hydroid Krasis》も大体4枚採用されているので腐ることもほぼない。もちろん除去を散らした方がいいと思う時もあるがメインでは体感ではこれが一番強い。手札を見れることによりこちらのプランも立てやすくなるのがこれまた最高。よって4枚採用したのが理由。

《聖域探究者/Sanctum Seeker》がメインに4枚

これは最初2枚からはじめたが出したら出しただけ強いと感じ結局4枚に。同型では《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord》の3点では除去できないし中々触られづらい。クリーチャー数で負けていても最後詰めにいける強さを感じた。なにより《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord》でマイナスで出せるクリーチャーがもう少し欲しかった。《マガーンの鏖殺者、ヴォーナ/Vona, Butcher of Magan》でもいいが思ったよりも微妙。弱くもないが強くもない感じ。元々吸血鬼はビートよりのため押し込める《聖域探究者/Sanctum Seeker》を採用した。

他のメインカードに関しては他と違う点はナシなので省略。

・サイドカード編

まずは《強迫/Duress》。定番中の定番。最近は《夏の帳/Veil of Summer》も流行ってきて中々打ちずらくなってきている。実際それを象徴する試合がある。上記に書いたSeth選手のサイドの仕方について。PV選手と対戦で相手はネクサス。本来ならもちろん4枚サイドするはずなのだがSeth選手は先手も後手も2枚だけイン。これには「まじか!?」と思わず突っ込んだ。ビデオ画像に対して。実際PV選手は《夏の帳/Veil of Summer》を手札に腐らせたまま負けている試合がある。この判断は練習の集大成なのだろう。少なくとも自分は行き着けていない。さすがはMPL。《夏の帳/Veil of Summer》をインしてくる相手には無理に4枚入れる必要はないのかもしれない

敬虔な命令/Devout Decree》。これもまあまあ強かった。同型後手に対して相手の3T《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord》からの分回りに対処ができるうえ、《マガーンの鏖殺者、ヴォーナ/Vona, Butcher of Magan》にも対処ができる。他にも赤単やグリクシスなど利便性の高さはそこそこあるのでおススメの一品。定食でいう漬物みたいな立ち位置である。

疫病牝馬/Plague Mare》。これは中々に鬼畜な馬。まるでディープインパクト。期待している分裏切りもあるが同型の《アダントの先兵/Adanto Vanguard》や《空渡りの野心家/Skymarcher Aspirant》など一掃でき、バントランプに採用されている《ラノワールのエルフ》《発現する浅瀬》《枝葉族のドルイド》達も一気に轢き殺す悪魔の馬。一度走り出したら魅了され馬券を買わずにはいられない。なので2枚だけ購入。Seth選手も2枚でもいいと思う。と言っていた。かもしれない

・ここからはオリジナルサイド編

苦悶の泉/Font of Agonies》。なぁにこれ~?と思った方もいると思う。《アダントの先兵/Adanto Vanguard》がいれば4点払えば好きなクリーチャーを破壊でき《神無き祭殿/Godless Shrine》でも2枚置けばまた破壊条件を達成できる。《アルゲールの断血/Arguel's Blood Fast》があればもうそれは宇宙。《アルゲールの断血/Arguel's Blood Fast》で2枚引いたら好きなクリーチャー破壊できてしまう友情コンボ。幸いにも吸血鬼は《傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord》のおかげでまあまあ回復もできるので何回か使い回せるのもまた魅力。《マガーンの鏖殺者、ヴォーナ/Vona, Butcher of Magan》は採用していないが採用してもいいとも思う。支払った分カウンターが乗るので7個も乗ってしまう。相手の心はこの時にはポッキーになってポッキポキ。は?次

アルゲールの断血/Arguel's Blood Fast》。《苦悶の泉/Font of Agonies》これとの兼ね合いもあり採用しているが純粋にこれだけでも悪くはないと思う。エスパー相手には全体除去を打たれるので手札回復になるし、同型もサイド後は大量に除去りあいになるこもと多いので悪くない。実際同型対決は《薄暮の勇者/Champion of Dusk》を連打している側が勝つことも多いためリソースを補充できるこれはナイスサイドカードだと思う。《苦悶の泉/Font of Agonies》と一緒に場にあればそれはもう可愛い子からlineがくるくらいテンションが上がる。お試しあれ。

最後はこれ。《祖先の象徴/Icon of Ancestry》。これもエスパや同型、クリーチャー除去デッキに対して強かった。破壊されることも少なく常にクリーチャーを途切れることなく探しにいけるうえ+1/+1効果がまた地味に強い。死なない《軍団の副官/Legion Lieutenant》がいるわけだからそりゃ強い。サイド後は《軍団の副官/Legion Lieutenant》を複数枚残してしまうと《軍団の最期/Legion's End》の的になってしまって場に残らない。そこでサイド後は2枚だけ残しこれをいれることによって《軍団の最期/Legion's End》の的を減らしながら自軍のクリーチャーの質も上げ常に補充できるように採用。一度だけ馬を選び見つけて勝ったこともあった。

まあ上記に書いた3枚は好み。絶対入れた方がいいかはわからない。相手を出し抜くために違うカードを採用してみたくて使ったけど結果は上々だった。

その証拠がこちら。

ミシック#3は中々凄いと自分でも思うし思いたい。残念ながらここから1位にはなれなかったけど一瞬でも3位になれた過去は変わらない。自分の自信として残しておくためにタピオカ撮るJKなみにカメラで撮影した。映えた。これこそが映え。映えたと思いインスタのストーリーに載せたが誰からもいいね!はなかった。別に寂しくない。次は1位になって映えさせる。新しいプチ目標ができた。


そんなこんなで長い長い調整期間も終わりいよいよミシックチャンピョンシップ本選が始まった。


自信は十分。3位まで駆け上った。サイドカードも中々の手ごたえだ。



後は練習通りにやるだけ



大丈夫。




勝てる。きっと



あんなに一生懸命練習してきたんだから



イチローよ、練習は自分を裏切らないんだろ?



やってやる





使用デッキはこちら







2-2にて終了。

これ全然練習してなかったわ。


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ありがとうございました!また次回なにかあれば書きたいと思います。感想のコメントをお待ちしています。ではでは

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