フランス人が日本を褒めてくれる動画を見て、感じたこと


偶然おすすめに出てきたYouTubeをみて、感じたことをつらつらと。

フランス人のベベちゃんさんが日本に住んで、フランスに帰ったときに感じたことをお話してくれている動画です。
フランス人だけど、フランスに帰ると住みにくく感じるんだとか。

自分軸のフランス、他人軸の日本

良くも悪くもフランスは個人主義の国なんだそう。
日本では公共の場ではお行儀よくすることが求められて、それが当たり前のことだけど、フランス人は良くも悪くも気にしない。

パジャマでも出かけるし、他の人が心地よくなるような振る舞いを求めたり、求められたりしない。
自分軸で全てを決める。

一方で日本では公共の場では他人軸。
迷惑になるから、静かにする。他人に見られるから、パジャマで出かけるのは抵抗がある。
こんな日本で窮屈に感じることもたくさんある。
そうやって人の目は常に気にするし、他人の振る舞いも気になっちゃう。そんな自分に嫌気が差す時も多い。
でもずっと日本で育ってきたから、個人主義の国に馴染むのも難しそう。

10年以上前にフランスに旅行に行った時、怖さを感じたのを思い出した。
というかアテンドの方にかなり注意をされた。
夜はメトロに乗ってはいけない。
ブランド品を買ったらタクシーを必ず使う。
道路を渡る時は特に気をつける。車に轢かれる方が悪いんだって。
個人主義の部分とは少し違うけれど、これだけで日本の治安との差を感じた。

イライラする人が目立つ日本

Youtube内で言っていた、フランス人はいつも機嫌が悪いというのも興味深かったな。

日本でもいつもイライラしている人はいるけれど、電車とかお店とかではそんなに見かけないし、いたら距離を置く。
店員さんに横柄な態度をとる人は悪とされているし、接客業で態度が悪いなんて言語道断。
日本の接客レベルが高いというのはよく知られていることだけど、住んでいると当たり前すぎて、ありがたみは感じづらい。

ただ、そんな風に当たり前に良くしてくれる人が多いから、イライラしている人は目立つ。
みんなお互いに気持ちよく過ごせるように、基本的には努力しているから、機嫌が悪いことを隠そうとする。
こういう部分もある意味、他人軸なんだろうな。

どちらも良いし、どちらも悪い

居心地の良さは人それぞれ。
きっとフランスが心地いいと感じる日本人もたくさんいる。
どちらにも良い面と悪い面があって、ある場面ではフランスの文化がフィットするし、ある場面では日本がフィットする、という人がほとんどだと思う。

片方の文化しか知らなければ、ただずっと居心地が悪いだけになってしまう。
比較して、自分の国の良い面に気づくこともできる。
逆に他国の新たな価値観を知って、救われることもあると思う。

どちらも良いし、どちらも悪い。
大抵はそうだと思う。

印象に残ったこと、私がしたいこと

このYoutubeの中で特に印象的だったのが、日本をすごく褒めてくれていたことだ。
単純にすごく嬉しく感じたし、親しみを感じた。

わたしにできることは他の国のこと、どんどん褒めていこう!ということ。
自分の国を褒められて嫌な気持ちになる人はいないと思うから。

パスポートの期限が切れてちょうど2年くらい。
海外旅行もできるようになってきたみたいだから、そろそろパスポートを取り直そうかな。

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