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ヴィンテージ無印テーブルを予算14,000で作業デスクにDIY(自力ウレタン塗装で費用削減)

気に入らない事は、ひとつひとつ潰して快適に生きていこう!を実践中です。本日は長年気になっていた机の天板交換。休日作業に相応しい、完成したときは達成感に包まれること間違いないし!です。

現在わたしは友人から譲ってもらった無印良品 廃番品アルミフレームテーブルを作業デスクとして使用しています。

以前ノートに書いた基準出考えたら、こちらも20年くらい前製造のヴィンテージ無印です。


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このアルミフレームテーブルは横幅1500センチと大型だけど、奥行き60センチというサイズ感がとても使い勝手が良くて好きです。

奥行が75センチだと、デッドスペースが出来ませんか?広さを使いこなすことが出来ない。

『60センチ』これが私の机奥行きベストサイズです。

左サイドパソコン、右サイドワークスペースとして十分な広さがあり気に入っていました。

友人宅で割と無体な扱いを受けていたせいか、ガラス天板の強化保護シールがところどころビリビリに破け、見た目がよろしくなくない。
かわりに使っていなかったピアノブラックの天板を応急措置で載せていました。

ピアノブラック天板とてもおしゃれでかっこよいです。ぴかぴかに光っていれば。
常に小さなホコリが目立ち、ガラスクリーナー液で拭き掃除しなければうっすらと拭き筋がのこる。

日々の掃除がめんどくさーーー!

ので、木の天板に交換することにしました。

天板はネットで購入

マルトクショップ

天板は『FLEXI SPOTスタンディングデスクの天板 DIY』系のネット記事でみなさんがよく利用するメーカー、マルトクショップさんで購入。

こちらのお店はユーザーの希望デザインにあわせてカット、加工をしてくます。わたしは今回利用しませんでしたが、過去の作品例を見てもかなり細かいオーダ-に対応してくれそうです。

予算の都合でアカシア集成材にしました。近所のホームセンターは25㍉厚、長さ910㍉以上のアカシア集成材は取り扱っていません。

150㎝テーブルで使用する場合は強度的に厚さ30㍉が必要ですが、もともとのガラス天板の上に載せて使用するので、今回はガラス厚さ分をひいて厚さ25㍉を選択しました。

テーブル穴加工は必要か?

マルトクショップさんでは穿孔加工ができるので、デスクのイメージが決まっていたら加工を最初にお願いしましょう。

わたしも穴加工をしたかったのですが、MUJIのIデスクは強化硝子天板を支えるためとても丈夫なフレーム構造なのです。太さ5㎝のアルミ梁がガラス板をしっかりと支えています。

梁が邪魔をして丁度良い位置にケーブル収納穴を空けることができないため今回は加工をあきらめることにしました。

もし必要になったら自分でホールソー(電動ドリルに取り付けて使用する穴開けの刃)開けることにします。

予算があれば磨き加工追加

わたしはサンダー(電動研磨機)を持っているので、無加工でお願いしました。
研磨用工具を持ってない方は加工をお願いしましょう。
無加工の天板は切り口ザギザギ面、鋭角で怪我します。

予算があればウレタン塗装加工追加

DIY天板の塗装方法はBRIWAX、ワトコオイル、木材用オイルステインなどがあります。
アカシア集成材の風合いが良かったのであえて着色せずにウレタンニスつや消しにすることにしました。

ニス加工もマルトクショップさんで加工できます。私は費用節約のためにここもDIYで。

注文する 送料 12,230円(税込み)

アカシア(節・白太有り)
集成材フリーカット
厚さ25㍉ 幅600㍉ 長さ1500㍉ 
 反り止め:無し 
ジャストカットの有無:有り | 三方向使用
金額:8,930 円
送料:3300 円  
税込金額  12230 円

3辺合計が160㎝超えると送料高くなります…大型家具の宿命だ……
厚さ2㎝、長さ91㎝を超えるアカシア集成材ってホームセンターではほとんど取り扱っていないので、送料込みでこの金額はとてもお得です。

木材加工期間は19日から21日くらいでした。到着を待つ間に塗装用の道具を準備します。

テーブル塗装はウレタンニスがおすすめ

数年前ダイニングテーブルを水性塗料とブライワックスでかんたんDIYして作りました。

しかしかんたんDIYには落とし穴が…水が染みるし、テーブルを拭くたびに、ふきんに色移りするのです。
経年とともに退色していくので、オイル再塗装をする必要があります。

シルバーアクセサリーとか革とか万年筆とか、小物のお手入れは大好きなんだけど、大型家具の塗装メンテナンスはめんどくさい

パソコン作業するとき、飲み物は必須だからコップの染みができたらイヤだ。だから今回はウレタンニスに挑戦することにしたのです。

ウレタンニス塗装に必要な道具

・ウレタンニス(和信 水性ウレタンニス つや消しクリヤー 300ml)
・塗装用コテパケ
・3㎝ハケ
・サンダー(ペーパー400、240)
・塗装スペース用レジャーシート

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コテパケは塗装が楽になるので用意しましょう。ローラーはダメです。ローラーは空気を含み、気泡が入りやすくなるのでニス塗りに不向きです。
サンダーは時短になって便利。
材料は2,000円くらいで集まります。

ウレタン塗装①天板全体を紙やすり♯240で磨く

届いた板を触ると表面はざらざらです。側面木口はボロボロとした手触り。これを紙やすり240番で滑らかにします。

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ウレタン塗装②木口を削って丸みをつける

側面はめんどくさくても、不細工でも絶対に削ってください。当たると地味に痛いし、とっきんとっきんの角にうっかりぶつかろうものなら運が悪ければ皮膚が抉れて流血沙汰です。

私はローテーブルをパイン材で作ったとき、カーブ付けるの怠ったら角で脛を抉りました。

電動工具のトリマーで削りましょう!と言いたいですが、トリマー持ってないのでここはサンダーでギュワーーーンと削っちゃいました。本当はプロがやった方が良いと思うの……予算無いから自分でやるけど。

180番の紙やすりで削ります。サンダーを45度くらいに傾けて……丸みない……仕方ない!

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仕上げは240番で。全体的な角度を調整します

ウレタン塗装③木くずを丁寧に取り除きます

くずが塗料に混じったら、せっかく研磨した面がざらざらになっちゃうので、ここはしっかりとクズ回収

ウレタン塗装④ウレタンニスを裏面から塗ります

天板の乾燥、反り防止のためニスは裏面にも塗ることが推奨…
ということで塗ってみました。ついでに側面も

本当は完璧に乾いた後ひっくり返せばよいのだけど、裏面だからということで30分ほどでひっくり返しました…ちょっとはげた…

ウレタン塗装(一回目)⑤ウレタン二スをコテパケで塗ります

早く綺麗に仕上げる事が出来るコテパケを使用しました。
注意するのは広範囲にニスを塗るときは、ローラーでは無くコテパケを使用してください。ローラーは回転で空気が混じり塗装面にブツブツができます。

ウレタン塗装(1回目)⑥表面に残ったウレタン二ス溜りを布(ウェス)で軽く拭き取ります

一回目の塗装は木材への吸い込みを止める役目があります。本番は二回目です。

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乾燥待ちの間のパケは水を張った紙コップに突っ込むか、ビニール袋に入れて乾燥しないようにします。二回目も使うのでここで洗っちゃうと二度手間。

ウレタン塗装(1回目)⑦完全に乾いたら400番紙やすりをかける

冬場は乾燥まで90分ほどです。完全に乾いたら一回目の塗装で浮いてきた木の毛羽立ちを400番紙やすりで磨いて取ります。消しゴムで消したときのようなカスが出たらまだ乾いてないので、もうしばらく乾燥待ちしてくだっさい。

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ウレタン塗装(2回目)⑧コテパケとハケで塗ります

一回目と同じように塗ります。このあと
乾燥したら作業終了です。
仕上がり気に入らなかったら⑥⑦を繰り返します。


完成したのがこちらです


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木目が予想以上に良い感じでした!






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