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#103 本はこの時間に読もう! 「スキマ時間」

本を読むとき、まとまった時間で
一気に読みますか?


それとも、スキマ時間に少しずつ読みますか?


まとまった時間に読んだ方が、
集中して読めそうですよね。


ただ、
「そんな時間は取れない」と悩むことも、
きっとあるでしょう。


実は、
スキマ時間を使って分けて読んだ方が、
記憶には定着しやすくなります。


記憶に残りやすくなる 「分散学習」

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「分散学習」
って知ってますか?


まとまった時間に勉強するんじゃなく、
時間を分けてコツコツ勉強する方法
のことです。


多くの研究で、

✅ 分散学習の方が、
       集中して勉強するより定着しやすくなる

ことが分かっています。


2008年のニューヨーク大学の実験では、
参加者を2つのグループに分けて、
暗記をしてもらいました。


グループはそれぞれ、次のように勉強します。

① 2日間に分けて2回勉強
② 1日にまとめて勉強


直後のテストでは、
成績はどちらも同じでした。


ところが、翌日に再テストをしたところ、
②のまとめて勉強したグループの成績が、
ガクッと下がった
そう。


一方で、①の2日に分けたグループは、
さほど下がりませんでした。


つまり、まとめて勉強すると
忘れる速度が速くなって、
分けて勉強すると、
記憶に定着しやすくなる
のです。


時間を区切ると集中力が上がる

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でも、

「まとまった時間に一気に読んだ方が、
 速く読めるんじゃ?」

って思いますよね。


実は、

✅ 時間を区切った方が、集中力も上がります。


例えば、

「この2時間は読書しよう!」

と決めても、
途中でメールが気になったり、
気がそれることってありますよね。


私たちの集中力は、
そもそも30分くらいしか持たない

とも言われています。


そのため、
短い時間で読む方が、
集中しやすくなるわけです。


また、時間に制限があると、
集中力が上がりやすくなります。

「〇時までに、この仕事終わらせなきゃ!」

みたいな制限があると、
作業がはかどりませんか?


心理学では「しめ切り効果」と言って、
時間が区切られることで、
集中力が高まる
ことが分かっています。


スキマ時間は、だいたい
「〇分間」
「〇時まで」
って決まってますよね。


こうやって区切られた時間で読書をすると、
集中力が高まる上に、
「分散学習」もできる
のです。


「習慣化」もしやすくなる

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スキマ時間を使うと、
読書を習慣化しやすくなります。

「読書を習慣にしたい!」

と思ったときに、
挫折する原因の1つが
「読む時間がないこと」ですよね。

できれば一気に読みたいけど、
1冊読むのに2〜3時間くらいはかかる。
でも、1日に2〜3時間なんて、確保できない。


こう思うと、
読書のハードルがどんどん高くなってしまって、習慣にするのが難しくなります。


そこで、
5分でも10分でもいいので、
スキマ時間に読むようにしてみます。


すると、
気軽に本を読めるようになるので、
「読書の習慣化」もしやすくなるのです。


まとめ

「本を読む時間が取れない」
「読書を習慣にしたいけど、なかなかできない」


こう悩んでいたら、
スキマ時間に読書をするように
してみてください。


スキマ時間を使うことで、

✅ 「分散学習」で記憶に残りやすくなる
✅ 集中力が高まる
✅ 読書を習慣化できる

などの効果も期待できます。

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この記事は、こちらの本を参考にしました↓



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記事紹介

先日、ゆうゆうさん
サポートを頂きました!


ゆうゆうさん、
本当にありがとうございました!!

ゆうゆうさんは、
HSPやメンタルケアなどについて
発信されてるnoterさんです。

こちらの記事では、
HSPにとっての「共感」「同調」について
書かれています。

私もHSPの傾向があるので、
とても勉強になりました。

他にも、「不安」や「抑うつ」への
対処についての記事も、書かれてます。

悩んでる方は、ぜひ読んでみてください。

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