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コミュニケーションが苦手で、ミスを繰り返しがちな私が Hameeを好きな理由

はじめまして!
Hamee株式会社プラットフォーム事業部カスタマーマーケティング部大森敦と申します。

私は2017年1月にHameeに中途入社をし、現在は複数ネットショップ一元管理システム「ネクストエンジン」のユーザーに、長くネクストエンジンを愛して使ってもらうためのカスタマーサクセス業務を行っています。

転職して4年という月日があっという間に経ち、改めて私のようなタイプの人間がHameeで働けていることに感謝しつつ、なぜ自分はHameeがこんなにも好きなのかを振り返りました。

「仕事が楽しい」を知らなかった私

遡ること12年。2009年3月。当時私は大学4年生でした。
リーマンショック直後、まだ世の中の景気は暗く、内定切りという言葉も出ていました。幸い内定を切られることはありませんでしたが、入社と同時に別会社へ出向となりました。

まず最初に行った業務は個人宅の訪問販売でした。ただひたすら人の家のチャイムを鳴らし、たまに出会えれば不審がられる、そんな仕事です。
毎日「しんどいな。こんなことやるために入社したんだっけ」と思っていました。

その後、出向が解けて、最初に入社する予定の会社での勤務が始まりました。次に待っていたのは、ただひたすら電話をかけてアポを取ることでした。

たまに電話がつながればガチャ切り。
毎日「全く上手くいかない。本当に向いてないな」と思ってました。

そんな企業生活も6年半続き、いよいよ限界かなと考えて地元の卸売市場に転職しました。地元であり、昔から存在している業態だし、なんとなく楽そうである。そう安易に考えての転職です。

しかし現実は全く違いました。
直属の上司は68歳。同世代はおらずコミュニケーションが全く成り立ちませんでした。
毎日「本当にこの人と歩み寄れないな」と思ってました。

合わせて昼夜逆転した生活スタイルだったので、家族のストレスもたまりにたまり、「これはもうダメだ、本気で人生考えなければ」と思いました。

「自分は何ならできるんだ?」「何ができないんだ?」
何度も自問を続けながら、紹介会社や転職サイトなどで情報を得て、いくつもの企業に足を運びました。

もともと私はコミュニケ―ションが苦手で、「おまえは何が言いたいのかわからない」と散々上司から言われ、「人とのコミュニケーションが成立しない」と公私の場面で感じることが多々ありました。

しかし、そんなコミュニケーションが苦手な私でも100回に1回くらいの確率でお客様と仲良くなれたことや、怒られまくっている自分に慰めの言葉をかけてくれた先輩社員がいたことを思い出しながら(本当によく怒られた)、やっぱり人と接するっていいなと考えて、営業職中心に職を探していました。

探す中で営業以外でも、人と接する仕事はあるのでは?と考えて、カスタマーサポートの仕事を選びました。

Hameeとの出会い

そんな社会人生活を経て、某人材紹介会社から紹介を受け、Hamee株式会社を知りました。

Hameeは、もともとストラップを作って、ECサイトでの販売や卸販売を行っていました。
ECサイトの数・商品点数・売上が増えれば増えるほど、在庫管理や商品管理が煩雑になり、人手が必要になる業務が多くなることに課題感を持ち、その課題を解消するために「ネクストエンジン」を開発しました。

「ネクストエンジン」が生まれたことにより、業務が飛躍的に効率化したそうです。このような課題を持っている企業が他にもあるはず、ならば「ネクストエンジン」を使ってもらおうと「ネクストエンジン」の外部提供が始まりました。

このビジネスの流れが「とてもいいな。今後も継続的に身近な人にも喜んでもらえるモノやサービスを通じて社会価値を発揮することに関わっていけそうだな」と考えて入社を決意しました。

Hameeのあたたかさ

入社して1カ月程度、座学研修がありました。
「人に対して優し過ぎない?こんな丁寧な研修は受けたことがない」と思い、まずこれに驚きました。

またなんだかんだ理由つけて、会社費用負担の飲み会も多く、飲み会を通して部署内外のメンバーと仲良くなれることもすごくありがたかったです。

これだけ人に優しい会社ってあるもんだなぁと感じながら、仕事は自分なりに一生懸命やりました。しかし、Hameeに入社後も色々手をつけては多くのミスをしました。正直自分でも学習しないなと思い、ヘコみます。

これまでの社会人生活では、既に自らヘコんでいるところに追い打ちをかけるよう責められてきたのですが、Hameeは違いました。

むしろそういうときにこそ、とても親身に寄り添ってくれます。
ヘコんでる人をさらに責めるのではなく、どうしたらここで折れず、立ち上がってまた前に進めるのかを一緒に考え、私に寄り添ってくれました。

最近も業務の中で、1つミスをしました。
やってしまった後、「はあ……またやっちまった……」とヘコみ、「次からはこうしよう」と反省しました。

そして、ドキドキしながら上司に報告しました。
「〇〇というミスをしていました。次からは○○します。」

返ってきた言葉は、「次に活かすでいいと思う!」その一言で終わりました。たった一言なんですが、本当に温かみのある言葉でした。

いま私はネクストエンジンのユーザー様と向き合う仕事をしています。時折周りの人からは「いろいろ言われて辛くない?」と聞かれることもあります。

もちろん辛いこともあります(笑)
ただそういうときも、周りの人(上司同僚など)が助けてくれると思うと自然と「がんばろう!」と思えるのです。

言葉にするとチープですが、私のような弱者(コミュニケーションが苦手だと思っている人)にあたたかみを自然に、空気のように与えられる組織がHameeという会社組織(生き物)だと私は思います。

以上、私がこの会社を好きな理由でした。

私の好きな言葉に「強くなければ生きていけない、優しくなければ生きる資格がない※」という言葉があります。
※レイモンド・チャンドラーによる探偵小説の主人公、フィリップ・マーロウのセリフです。原文はこちら↓
If I wasn't hard, I wouldn't be alive. If I couldn't ever be gentle, I wouldn't deserve to be alive.

まさにこの言葉を体現しているのが「Hamee」という会社組織なんだなと思います。ご興味湧いた方、ぜひHameeに遊びに来てください!いつでもお待ちしております!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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