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トランス・ヒューマニズム

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ちょっと違った世界の有り様を想像(わりとマジメに?)検討してみるマガジン。
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まだまだ相当若い

なんとなくだけど終末感とまではいかないまでも人間の文明はこれ以上目覚ましく発展はしないだろうという憶測が支配的な気がする。閉塞感というよりもある程度齢をとって人生下り坂となるように人間の文明も下りに差し掛かっている或いは既に下り始めている。そういうイメージを持っている人が多いのではないだろうか。

人類の歴史も長いといえば長いからねー。石器時代からとはいわずとも四大文明(チグリスユーフラテス、エジ

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人間を信用するマシン

人間を信用するマシン

そんなものが可能なのか?

かなり難しそう。

でも完全に不可能とは言えない。と私は思う。

マシンとは、基本的には人間が創るもの。

その設計に、「人間を信用する」という機能を装備しようとするなら、マシンを設計する人間が「人間を信用するとはどういうことか?」が具体的に記述できなければならないだろう。

人間を信用するとは?

人間の多面性を考えると、その多面な分だけの説明が要りそうだ。

直感的

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人間っぽい考え方、感じ方

人間っぽい考え方、感じ方

動物だって、なんなら植物だってコミュニケーションはとる。言葉のある無しは大きな違いだけど、言葉の起源というのは壮大なるミステリー。言葉以外で何かないか?人間っぽい特徴。

冒険心。
これはすごいと思う。
色んなもの食べるし、世界中どこにでもいるし、、、。
ともかく試すって、考えてみると結構な無謀とも思えなくもない。
何か根拠があってのことなんだろうけれど、それにしても果敢だ。
根拠って何なんだろう

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削減したい不安

削減したい不安

考え方としてはちょっと突飛な「トランス・ヒューマニズム」。それでも「日常の不安からの解放」は積極的に進めていってもいいのではないか?人類の現行の生き方やら姿かたちに拘らず、いろんな手段・方法を検討しつつ。

前記事で紹介した通り、巷で「トランス・ヒューマニスト」を名乗る人々は、死への不安から全く解放されたい人が多いらしい。確かに何やったって、どんな目に遭ったって死なないと分かっていたら、生きていく

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ゲーム理論

ゲーム理論

私はゲーム理論は嫌いだ。

けれども、ゲーム理論の研究がムダだとは思わない。

「囚人のジレンマ」というゲームがある。

協力するか?裏切るか?どっちが得か?

その昔、このゲームで最も優れた戦略とは?を確かめるため、いろんなプログラムを集めて競わせるという研究が行われたことがあるらしい。

そして、「このゲームを無限回繰り返すとしたら」という条件付きで、最も優れた戦略というのが、初回だけ協力して

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トランス・ヒューマニズム

トランス・ヒューマニズム

人間の今現に持っている能力。その限界というのは実はあまりハッキリしていない。悟空のように瞬間移動とかはすぐには出来ないと思うけど。

「トランス・ヒューマニズム」は、私が今まで見たところでは、何だか不老不死を求めている模様。名前の大仰さからすると「え?それだけ?」って感じもするが、まあ不老不死だって相当な超越ではある。そう。つまり、現行人類の能力を超えていこうという考え。

当然倫理的に危険な香り

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