イラストをはじめるならデジタル?アナログ?
はじめまして プロのカリグラファーのはまね先生です。カリグラフィーの教材や書籍を出しています。
趣味系YouTuberとして手書きの世界を楽しくお届けしており、チャンネル登録者数は3000名様を超えています。
最新動画はイラストをはじめるならデジタル?アナログ?がわかる比較です。趣味でお絵かきを始めたい方、仕事でちょこっとイラストが必要な方などご参考になると思います。
noteでは文章でご紹介します。最後にYouTubeLIVEのお知らせもありますので是非最後までご覧ください。
追記(2020年10月12日)YouTubeLIVEの動画を記事の最後に貼り付けました。
デジタルとアナログ比較 道具
デジタルはiPad専用アプリProcreateを使用します。
Procreateは買い切りで1200円程度の神アプリです。デジタル初心者さんでもすぐに使えますし、YouTubeではたくさんのチュートリアルを見ることができます。
アナログは不透明水彩絵の具を使用。
画像の絵具は一つ300円程度。すぐになるなるものではないので小さなチューブをセット買いするといいでしょう。
デジタルとアナログ メリット・デメリット
デジタルのメリットはなんといっても簡単なところですね。デメリットはデジタルをやり続けるならデバイスを買い替えたり機能を使いこなす必要があります。
アナログはゆったりのんびり取り組めること。道具や完成作品のリアルな質感も選ばれる理由でしょう。デメリットはデジタルと比較すると自力での完成度が低くがっかりすることもあります。
メイキング比較
動画では並べて表示し比較しやすくしています。
下書き
デジタルは下書きすら部分位置移動ができるので楽チンです。右のアナログは消せる色鉛筆を使用。
着色
乾き待ちがない分、デジタルはさくさく進んでいきます。アナログは同じ絵具は全て塗りたくなります。
デジタルのメリット
左のデジタルではProcreateの描画ガイドの左右対象ツールを使って蝙蝠を描きました。一つ作れば複製・拡大縮小・変形など自在にできます。
アナログは細かな作業の連続
右のアナログでは文字の黒影は全て手書きします。
絵具が飛んだような表現
デジタルではフリックというブラシツールを使い、サイズや濃さなど左のバーで調整します。
アナログでは一粒一粒描き込みます。もちろん筆先をはじいたり網とブラシを使って自然に行うこともできますが、確実なのは手書きです。ゴールドの絵具を使えるのはアナログならではの良さです。
仕上げ
アナログでは消しゴムをかけたり、紙を仕上がりサイズにカットするなど一手間あります。
完成
デジタルは約40分、アナログは60分弱で完成しました。
画像でみるとデジタルの方がしっとり美しく見えますね(汗) アナログは紙を手に持った感触や、肉眼で絵具の豊かな諧調を見ると良さがダイレクトに伝わります。
デジタルとアナログ、どちらがおすすめ?
デジタルとアナログのどちらがおすすめかといえば、挫折しないためにもデジタルからはじめたほうが満足感があると思います。
自分の能力や洞察力を養いたいならアナログも是非チャレンジしたいところですね。
メイキングは是非動画でご確認くださいませ。
【お知らせ】
YouTube LIVE
2020年10月11日(日)20時
今回の絵柄をデジタルvsアナログでつまみ描きします。ライブ中は気軽に質問やコメントができるので楽しい雰囲気で描いていきます。
ライブは1時間程度は行う予定なので是非のぞいてみてくださいね。
チャンネル名はまね先生
https://www.youtube.com/channel/UCNLG_jJ-4AU9ztvRdLWJQDA
追記(2020年10月12日)
YouTubeLIVEを配信しました。リアルな速度でデジタルと手書きの様子がわかります。
誰かの活力になりますように