小さな種を蒔き続ける

最近感じた。

ある程度の覚悟と自信があって、大きな勇気を持って病院を離れ、約8ヶ月。

まだまだ順調とは程遠い中でいただいた言葉がある。


僕自身、「人々の暮らしを良くしたい」と思った。

病院で出逢う人でハッピーだと語る人はあまりいなくて、

でもハッピーでありたいと願う人はたくさんいる。

「もっと早くお身体に向き合えなかったのか?」

いつもそんな風に思ってたけど、違った。

そう思える時間も場所も身近になくて、

目の前の「やるべき事」に追われる日々を過ごしている。

そして、気づいた時にはお身体が悲鳴をあげてるんだ。

「自己管理の意識が低い」

って言えばそれまでだけど、

日々の暮らしを当たり前に過ごしながら、

時間に追われるとないがしろになるのも分かる。
何より、いきなり全部ができるわけない。

だから、僕は言った。

「困った時に相談できる場所を創る」

「皆さんの暮らしに寄り添える場所になる」

「かかりつけの整体院が必要ですね」


だから僕はすぐに病院を辞めて、自分で始めたんだ。

地域にそんな場所がなくて困っている人がいる。

それを知ってしまって見過ごせるほど、

僕は出来た大人じゃない。

だけど人生はそんなに甘くはなかった。

自分が思ってるほど世の中って、すぐには変わらないんです。

それは分かっていたつもりだけど、

やっぱり揺れる。

周りの人の成長が早くて、

「自分は何をしてるんだろう」

って思いながら未来への不安がある。

それでも「今」をきちんと生きるのが大切だと信じて生きる。

自己成長と発展を繰り返しながら、

着実に前へと進んでいく。

他人の成長と比較してもしょうがない。

今できることは、

他人の成長を妬んだり、

羨ましがったりするんじゃなくて、

現実を受け止めて糧にすること。

結果を出している人の良いところを取り入れ、

自分にできることを着実にする。

その上で自分の強みを生かしながら、

必要としている人へ届ける。

成長速度は違っても、

確かな想いで蒔いた種は必ずどこかで実る。


応援してくれたり、

必要としてくれる人がいるなら動こう。

期待に応えるとかじゃなくて、

それをただ僕がやりたいだけで、

ただのエゴ(自我)なんです。

それでも、エゴを押し通した先に、

誰かの笑顔があるならかまわない。


「人々の暮らしを良くする」

リハビリテーション・理学療法士に拘らず、

その人の暮らしが良くなるためのサービスを創ろう。


そのために、

暮らしに寄り添う整体はまだや

を始めたのだから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?