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繊維製造工業マーケティングのすすめのまとめ。

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繊維製造工業マーケティングシリーズ計20回をまとめたマガジンです。
通常¥200/回の20回分をまとめて合計¥3,000でマガジンにしました。
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2019年4月の記事一覧

繊維製造工業マーケティングのすすめ。13

このシリーズもようやく工業の方々に読んでいただけているようになってきたようで嬉しい限りです。 そんな今回は僕が発信しているだけでなく、実際に動くことで工業の方々と一緒に産業を盛り上げていくために、新たなサービスの公募を始めたので下記のリンクを参照してみてください。 <プレスリリース> <募集概要> 実は以前からこの #繊維製造工業マーケティング シリーズの一部で先行案内をしていたので、数社の方々からご興味をいただいているサービスです。 普通の生地問屋と何が違うか?とい

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繊維製造工業マーケティングのすすめ。14

『日本製』っていったいどういう価値なのでしょうか。その言葉に秘める価値をどういったカタチでお客さんに感じていただけるのでしょうか。『日本製』に限らず、提案時に商品の差別化をはかろうとして加えれられる時にオーバーな表現が果たして意味のあることなのか、付加価値という言葉の意味を考えてみます。 『見た目が9割』の重要性この業界のとある先輩が運営しているブランドで、立ち上げから順調に業績を伸ばして来ているので、同社のブランドについて少しお話を伺った時におっしゃっていた事に「やっぱり

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繊維製造工業マーケティングのすすめ。15

いきなりですが、繊維製造の委託加工業は製造業ではなくサービス業です。 この内容のまんまなんですが、工賃で商売をする際、自社が扱っている商品は設備を使用して加工するという『サービス』になります。「いやいや、製造業でしょ」とツッコまれそですが、意識的な感覚という意味でとらえてもらえれば良いかと思います。 どういうことかと言うと、編み工場なら依頼者の糸を預かって指示のあった組織を作り生機に編み加工するサービス。染色工場なら生機を預かって染色整理加工するサービス。縫製工場なら生地を

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繊維製造工業マーケティングのすすめ。16

今や、繊維製造工業は総合力の時代です。 糸だけで良い、染めるだけで良い、織る/編むだけで良い、生地だけで良い、縫うだけで良い、単純な受託でそれぞれのポジションだけ全うしたら良い時代はもう終わりました。 みなさんが大好きな大手アパレルメーカーは、ODMの提案をチョイスすることが企画になってしまったデザイナーを多く要したセレクターになり変ってしまいました。いくら『企画を見直そう』と大きく打ち出しても、その実、能力的に培われていない人たちに、原料や加工技術を組み合わせて何かを生み

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