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役目

この記事は「みんなで連載小説 PART2 Advent Calendar 2018」の記事です。
まぁきっと、着地するんでしょう。

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でもなければタイムスリップなんて不可能だと笑ったことはないだろうか。
しかし今自分は現に340年先の未来に到達したのである。
夢と笑うか?笑いたきゃ笑えばいい。
予測不可能な事にこそ、みんなの希望が詰まってるんじゃないか。

ふーっと白い息を吐きながら公園のベンチに腰掛けた。
辺りはまだ暗く、夜があける気配はない。
明かりが点いている家など1軒もない。
街灯がぼんやりと照らす中、コートのポケットから白い紙を取り出し枚数を数えた。

「最後の12枚、上手に回収できましたー」

そう言って自分の言い方が何故か面白くって、笑い転げた。
紙には、様々な願いが力いっぱい書かれていた。
「子供は純粋だなぁ、欲しい物を貰うのが幸せ…か」
しばらく紙を眺めていると、お父さんとお母さんと女の子が描かれた紙に目が止まった。

「さて、俺も帰るとするか」

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