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マステでリメイク、セリアのミニ畳

こんにちは。今回は前々からやってみたいと思っていた、「セリアのミニ畳の畳縁を変える」作業の記録です。


素晴らしい商品「ミニ畳」、でもちょっとだけ改善したい。

セリアの畳のリメイク自体は私独自のアイディアではありません。ツイッターで検索してみたら既に何人かの方が実行していました。

やはり気になる人は気になるんですね……あの縁が。

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これがセリアのミニ畳です。全国のミニチュア好きを狂喜させたクオリティ、コスパについてはここで語るまでもないでしょう。私もこの畳、特に「畳表」のリアルさが気に入っていて、既に十畳以上は購入しています。

ただこの商品、一枚の畳として使う分には全く問題ないのですが、何枚か敷き詰めて和室の床を再現しようとすると、小さな問題が生じます。

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その問題がコレです。「縁」の厚みが原因で……ピッタリくっつける事が出来ない。何となく浮いた感じになってしまう……!

コレ、気にならない人は全く気にならないと思います。

むしろこの点がミニチュアの味、可愛らしさとして前向きにとらえる事も出来るかと。

私は気になる派なのと、あともう少し目立たない、落ち着いた感じの畳が欲しかったので、今回のリメイクに挑戦しました。

作業自体は思ったよりも簡単に出来ました。以下に手順を書いて行きます。


ミニ畳のリメイク、作業手順


最初に、裏側のシールを剥がします。畳縁と畳表が留めてあるタッカーの針が見えてきます。

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タッカーの針に、マイナスドライバーを差し込んで外します。少し凶暴な力が必要です。

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表側は、縁と一緒に留めてあるシートのようなものを引っ張ると、簡単に外れます。ただし、乱暴にやると畳表がほつれて破損するので注意。

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畳縁の部分に、好きなマスキングテープを貼ります。薄めの布や紙でもいいと思いますが、ボンドを使うのがめんどくさいのと、失敗した時にやり直せるよう、マステを使いました。

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角の部分は切り込みを入れて、折り込むようにします。

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完成。

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一つ注意点は、土台に対する畳表の大きさが小さすぎる場合、マステに段差が出来てしまう事です。

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畳表の大きさが、縁を外してみるまでわからないので、ちょっとバクチです。また、張り替えた縁の部分はあまり触らず、凹ませないようにするのが吉でしょう。


出来上がったミニ畳を並べてみました。


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正直なところ、畳縁を変えても、完全に隙間なく並べる事は出来ません。各々の畳のわずかな長さの違いによって、やはり、少しの隙間は出来てしまいます。

ただ、張り替え前よりはずっと改善されたのと、横から見た際の浮いた感じがないので、よりリアルでナチュラルな感じになったと思います。

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ありあわせのマスキングテープを使ったのでちょっとテカってますが、素材や柄を選べばもっと本物っぽく出来そうですね。


リメイクは完成品を台無しにしてしまう恐れを伴う作業ですが、今回はやってみて良かったです。

これを使ってシルバニアファミリー用の和室も製作したいと思います。


最後まで読んでくださってありがとうございました。

さようなら。

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