見出し画像

店主の優しさしみるスリランカ料理~「nilu carry(ニルカレー)」

富山地方鉄道五百石駅構内に今年2月にオープンしたスリランカカレーのお店「nilu carry(ニルカレー)」。

富山県では高岡の「LANKA KAEMA KULU BADU」に続いて2店舗目のスリランカ料理店です。

「イミズスタン」といわれるパキスタンカレーの聖地・射水市を擁する富山にあって、カレー屋は数あれど、スリランカ料理はイベントでかろうじて食べられる程度で、以前は食べたければ自分で作れ!な世界でありました。

そんなスリランカカレーが外で食べられるなんて!越して来たときに想像できませんでしたが、今や2択!嬉しい限りです。

オーダーしたのは店主の気まぐれプレートにスリランカ風コロッケカトレットをトッピング。

まずはひとつずつ味わって。最終的にはまぜまぜしていただくのがスリランカ流。

サイドを飾るおかずたち、なすのモージュ、サンボル、キャベツのマッルンなどなど、どれもサラダのようなさっぱり味。

メインのカレーはぷりっぷりのエビがたっぷり入ったエビカレー。

エビのうまみが溶け込んでいながらも、これも意外とさっぱり系。

全体的にはやさしい味。けれどきっちりスパイスがきいて、じんわり辛く身体にしみます。

ところで、日本でスリランカのカトレットといえば、じゃがいもと魚なイメージだったけれど、ここはじゃがいもと卵。

魚では作らないの?と聞いたら

「私、魚があまり好きではなくて」と店主。

富山では魚好きな人が多く、カレーに魚は使わないの?と言われることがあるらしい。けれど店主はこういいます。

「魚のカレーは時間が経ったら臭みが出るでしょ」

わかる。それ。

魚苦手な人は臭みはタブー。
でもね、メインに魚が登場しなくても、心を込めて作っている味はプライスレスな美味しさ!

また食べに行きますね~♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?