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趣味が高じてストレスになってはダメだろう

 今年も残すところあと3カ月半。趣味の読書は順調に進んでいて、数えてみたら元日からきょうまでの266日間で253冊を読了していた。ちょっとやりすぎ、いかがなものかと思う。

 出版文化の推進に少しでも貢献せねばならないとは思うが、ほとんどは図書館を駆使しての読書ライフだ。もし年間300冊を買っていたら、1冊1000円として、30万円になってしまうことになる。

 借りようとするのはエンタメ系小説と人文系の新刊がほとんど。新刊情報をいち早くゲットして予約をしないと、順番待ちが増えるばかりになってしまう。新聞や雑誌の書評やSNS読書メーターをくまなくチェックすることになるわけだが、時にこれがストレスになっている。

 住居を構える区の図書館は予約繰り下げ設定ができて調整可能だが、勤務先の区立図書館はこれがない。タイミングによっては予約していた本が一気にドバっと出てくる事態が発生、いずれにしても貸出期間は2週間なので、返却期限までに読了できるかどうかという競争になる。「後ろに予約待ちが多い=返却したらまた長期間待たされる書籍」はどうしても読了せねばならず、「いったん返却してもあまり予約待ちがない書籍」の優先順位を下げることになる。いまがまさにそんな状態で、「あーあ、どんどん読まないとやばいぞ」という感覚になっている。

 趣味としての読書がストレスに変じている。それって正しいことなのだろうか?
(24/9/22)

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