見出し画像

ドイツのおうちクリスマス🎄

あけましておめでとうございます。


2022年一つ目は、ドイツ家庭のクリスマスについて書いていきたいと思います。


2021振り返り(後半)でも少し触れているのですが、私はクリスマス、お正月にかけてドイツ人の友達のおうちに10日間お邪魔させてもらっていました。
ドイツの南にある小さな村だったのですが、みんな優しくてすごく幸せな時間を過ごしました。
では、さっそく本題のクリスマスについて書いていきますね。


こちらのクリスマスのメインはイブです。私的には日本はどちらかというと25日がメインなのではないかと思っているので、逆だなと感じました。
おそらくみなさんも一度は考えたことがあるであろう、イブは恋人と過ごしたいって概念はやはりドイツにはなかったです。


また私の予想も少し外れました。私は家族で過ごすイメージだったので、一日中家族団らんって感じなのかなと思っていましたが、案外個人行動で驚きました。


ここでお邪魔させてもらった家族の家族構成を。私の友達は寮の同じキッチンで3兄弟の末っ子です。お姉さんと、お兄さんと、お父さん、お母さん、大型犬の6人家族という感じでしょうか。


イブの話に戻りますが、お父さんと、お兄さんは午前までは仕事で、お母さんは買い物に忙しく、お姉さんはちょっと何をしていたのかは知りませんが、自分の部屋にいました。


ということで、友達と私は二人で近所にあるドナウ川の源流と教会にお出かけしました。
戻ってきて、少し家族で話したりしていましたが、お母さんは外に出ていました。というのも、近くの教会でイブの小さなコンサート?があり、お母さんはそこで歌うことになっていたので最終調整をしていたのだと思います。
家族みんなで18時から教会に向かい、歌を聞き、お話を聞きました。(私は宗教に関して詳しくないので、つたない説明になっていますがご了承ください)


終わってからはみんなで帰って、Raklrt(ラクレット)を食べました。

画像1


また私の予想は外れました(笑)
日本でチーズ専門店のようなお店に行くと、大きなチーズを削ってかけてもらうという感じですよね?(伝わっているのだろうか(笑))
もとからイブはラクレットでいっぱい食べるからねと聞いていたのですが、どう考えても家庭でラクレットなんて無理じゃ、、?って思っていました(笑)
実際には小さいホットプレートみたいなのが二段になっていて、隙間にミニパンを差し込みます。(イメージわかないと思うのでオンラインショッピングサイトでラクレットって調べてみてください。多分あぁ。ってなります(笑))


このミニパンには自分の好きな具材をなんでも乗せます。ハム、ベーコン、サラミ、きのこ、コーン、ピクルスとかがメインでした。そして、何よりも大切なことがチーズを乗せること。

お父さんは具材の下にも敷いていました(笑)
焦げ目がつくまでしばらく待って、出来上がればヘラで滑らせて、パンやじゃがいもに乗せて食べます。

画像2


具材を選ぶのも楽しいし、焼けていくところを見るのも楽しいし、なにより美味しいし。
正直、滞在中一位レベルの思い出です(笑)


食後には、両親からみんなクリスマスプレゼントをもらいました。
ありがたいことに私の分まで用意していただき、驚きとうれしさでいっぱいでした。


ここでもう一つ驚いたことが、クリスマスプレゼントはイブの夜ということです。
日本ではイブの夜にサンタさんが届けてくれますよね?
こちらはしっかり両親から手渡しでイブの夜に受け取ります。
両親がほしいであろうものを買ってあげるというスタイルで子供がお願いするというスタイルではないようです。


日本は25日の朝なんだよ~って言ったら、アメリカ的スタイルだね~と言われました。私は今までクリスマスプレゼントがイブの夜なんて想像をしたことがなかったので驚きました。


そのあとは、わいわい飲みながらwho am I ゲームをしました。残念ながら、ドイツで有名な俳優さんやタレントさんを言われてもわからなかったのですが、それでもすごく楽しかったです。


さて、25日に話をすすめましょう。
これまた前もって聞いていたのですが、25日の朝ごはんもBig Mealでした。


パン、ハム、チーズなどと炒めたじゃがいもでした。どうやって作ったのか聞き忘れたので情報が何もありませんが、とにかく2時間くらい調理していたようです。これもとてもおいしかったです。

10時過ぎから11過ぎまで食べていたので、この日はお昼ご飯はありませんでした。
この後は、みんなで話したり、それぞれの時間を過ごしました。


そして、15時ごろからはお母さんの親戚の集まりに一緒にお邪魔させてもらいました。

これがなかなかすごかったです。これも前々から大人数で集まるよ~とは聞いていたのですが、私はせいぜい10人くらいだろうと想像していました。実際には、記憶が正しければ23人集まりました。親戚全員集合で、さらに彼氏、彼女、私のようになぞの立ち位置の人間まで参加していたので、なかなかな規模でした。

ケーキを食べて、みんなで話して、夜はビュッフェ形式で、飲んでという感じでした。20人規模になると普通に家庭でもビュッフェと呼べるか~とか一人で考えていました。(笑)


みんなで話していたこととしては、日本のお正月に親族が集まったときに話すような話と変わりない内容でした。近況報告から、叔父さんの武勇伝、村の面白話などでした。


そして、準備の段階では、親が働いて、子供も手伝えと言われるものの居心地悪く、結局子供たちだけで集まって待機なんて光景もありました。
やはり、国が違っても変わらないのだなぁと(笑)


すごく楽しい時間であったことは間違いないのですが、疲労感の半端ない1日でもありました(笑)家族はみんなかなり強めの方言を話します。ドイツ語皆無の私にとっては常に呪文でしかなく、友達は常に通訳してくれるのですが、話に追いつくことはできません(笑)

しまいには、チーム戦のゲームが始まったのですが、微塵もわからなかったので、(ルールすら未だにわかっていません(笑))子供と遊ぶことにしました。


友達のいとこ2人が子供を連れてきていて、8歳、6歳の女の子、1歳の男の子がいました。子供レベルのドイツ語ならもしかしたら話せるかもしれないとかいう、浅はかな考えのもとお近づきになったのですが、これまた甘くなかったです。


大学生相手だと、少し文法が違っていても推測して理解してくれるのですが、子供にとっては完全に意味不明になってしまうらしく、結局ドイツ語での会話は不可能ということが判明しました(笑)


しかし、1番上の子が学校で英語を習っているため私と英語で会話してみたかったらしく、ちょこちょこ寄ってきてくれていました。また、私も数字くらいはいえるので(聞き取りは難しいですが、、、)一緒に数字を言ったり?教えてもらったり?していました(笑)(ゲームの間子供たちは審判役で得点をつけていました)


そうこうしていると、とっても気に入ってもらったらしく、1歳の男の子には手をひかれ、テーブルを囲ってるみんなの周りを追いかけっこせざるを得ず、さらに女の子たちからは質問攻め。挙句の果てに一緒に踊ろうといわれ付き合っていたら、だんだん激しくなっていき、気づけばおんぶや抱っこ、最後は馬飛びまでさせられそうになりました。

そこで、友達からの助け舟が入り、なんとか休憩することが出来ましたが、3人のパワフルな子供の相手を一人はかなりきつかったです(笑)


もとから、子供に気に入られることは多いのですが、残念なことに私自身はあまり子供自体を得意としていません(笑)もちろんかわいいと思うし、嫌いではないのですが、1時間くらいすると飽きるんです(笑)


なにはともあれ、今回は一人で暇にしていたので、ありがたかったし、意外なことにこの3人はかなり人見知りをするらしく、今までの親戚の集まりであんなにはしゃいでるところを見たことがない、親戚より馴染んでたよ(笑)と後から言われました。頑張った甲斐がありました(笑)


私は疲弊していたので、22時くらいにお父さんとお母さんと帰りましたが、友達は日付が越えたあたりまでおしゃべりしていたらしいです。


このような感じで、日本のお正月と同じだな~と感じるドイツのクリスマスでした。もちろん家庭によって異なると思うので、一例にすぎませんが、家族団らんで温かいクリスマスでとても楽しませてもらいました。


以上でドイツ家庭のクリスマス事情終わります~


ここまで読んでくださりありがとうございます♪
では、また(*^^*)

旅の記録を発信予定です♪
https://instagram.com/aya.travelwithme?utm_medium=copy_link


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?