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ドイツ語ほぼ0でドイツで生きれる?

今回は、「ドイツ語を知らずにドイツに来たら過ごせるのか」ということについて触れていこうかなと思います。

ドイツ語知らんのになんでドイツ?っていう話は、またおいおいしていこうと思います。(笑)

私は大学の第二言語が中国語だったので、渡航の段階で、私が知っていたドイツ語は、

“Hallo(Hello)”、“Ich heiße~.(My name is ~)”、数字(単語を知ってるだけで聞き取れない)

くらいだったと思います。

これだけしかドイツ語を知らずに渡航してきて、その後の3か月というところのお話を。


ドイツ語知らなくても、なんとかなります

ただこの前提として、ある程度の英語が話せるということが必要です。

さぁ、このある程度の英語ってどんくらいやねん。って思いますよね。

個人的には周りの人に「わからん。助けて。」って言えるくらいのレベルがあれば、なんとかなるのかなと。

おそらく私は “I can’t understand these documents. Could you help me?” なんかを多発していたと思います。それと、助けてもらった後には、必ずたくさんお礼を言うこと。これで大体なんとかなります。

あとは、優しい人に会えるかどうかという運です。でも、ありがたいことに今まで助けを求めて無視されたことはないので、大丈夫です。みんな優しいです。

とにかく私は到着後、住民登録やらいろいろ複雑な手続きが微塵も理解できませんでした。しかし、寮で出会ったドイツ人のカップルに助けを求め、本当によくしてもらいました。

市役所の予約(コロナ禍のため)を一緒にしてくれ、更に当日ついてきてくれました。私の場合は、運が良すぎたかもしれません(笑)

彼らは、始めは英語を忘れていたようでしたが、だんだん英語を思い出してきたらしく、結局常に英語で会話しています(笑)


あと、英語力よりも必要かもしれないことが助けを求める勇気かなと思います。

私が出会ったこのドイツ人カップルは私の隣のキッチンに住んでいます。

私の滞在する寮は8~11人で一つのキッチンを共有し、1フロアに4つキッチンがあります。それぞれのキッチンは独立していて、それぞれ鍵も異なっています。

寮のつくりをうまく説明できないので、意味が分からないと思いますが、とにかく自分から声をかけに行かないと仲良くはなれない距離感に住んでいる寮生です(笑)

私のキッチンは、入寮当時は誰もいないのかというくらい人の気配がなく、自分のキッチンは諦めました。そこで、隣のキッチンのピンポン鳴らしました(笑)

おそらくこの時は、書類を手伝ってもらいたかったのではなく、料理したいものの、使い方がわからないとかだったような気がします。なにはともあれ、そこから、仲良くなり、一緒にお出かけしたりするくらいの関係になりました♪


この勇気なんですが、そんなん無理、緊張する、怖くて聞けへん。って始めは思いますよね。

でも、窮地に立たされると余裕で聞けるようになります。

ここで体験談を。

9月末に友人とスイスに旅行に行ったのですが、スイスに入国した瞬間スマホのネットが使えなくなりました。(設定をミスっていたということを後から知りましたが、その時は調べる術もなかった、、、)

ガイドブックのようなものは持っておらず、Google mapも使えず、まさかのfree Wi-Fiも使えませんでした。(スイスでは電話番号の認証が必要らしく、ネットがないためSMSを受信できず断念)

たまたま撮っていたスクリーンショットを頼りに、移動するたびに駅のインフォメーション、観光案内所、通りすがりの人などいろんな人に聞きまくりました(笑)聞かないと目的地に到着できないんでね(笑)

おかげで事なきを得ず旅行を終えることが出来ました。この経験から聞くことへの抵抗がかなりなくなりました(笑)

ある程度の英語力と、スマホのカメラ、メモ、お金があればたいていなんとかなるらしいです。

さすがにこのご時世でネットなしでの旅行は不便でしたが(笑)

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また若干話が逸れ気味ですが、とにかく、

多少の英語力と助けを求める勇気

があればドイツ語できなくてもきっとなんとかなります。私は今のところなんとかなってます。


ちなみに質問できたとして、なにを答えてくれてるか意味わからんから無理やん。って思っているかもしれませんが、

一旦、助けてくれる人が見つかれば、そこからは文明の機器に頼るのです!

死活問題なので仕方ありません(笑)

なにゆってるかわからんなぁ。という顔をしていれば、”Do you understand what I mean?”みたいな感じで理解しているか聞いてくれます。そこで、しっかり“No”と伝えればゆっくり言葉を変えながら、もう一度説明してくれることがほとんどです。

自分が言いたいことはGoogle翻訳やネットで写真を引っ張ってきて、身振り手振りで意地で伝えるんです。文法とかいらない(笑)相手も理解してくれようと、耳を傾けてくれます。

多少の単語と、最低限の動詞(want, needとか?)を駆使して、恥を捨てればなんとかなります。

大丈夫、誰も出来てないとか気にしないし、日本人動き多くて面白いなくらいにしか思われません(笑)


ここからは、色々な人が発信しているとは思いますが、実際にドイツってどのくらい英語が通じるのかというところについて。

駅、銀行 > 市役所 > 

スーパーの店員さん > 郵便局 > 電話

これは私の勝手な肌感覚です(笑)

駅、銀行は今のところ英語で問題ないです。

ただ、駅はインフォメーションなどに限ります。電車の中で切符を確認しにきてくれる駅員さんは、2割くらい英語では太刀打ちできません。

市役所もだいたいは問題ないのですが、英語苦手って言われたことはあります。

これ以降は完全に年代次第かなと。

やはり、若い世代、私たちの親世代より少し若いかな?くらいまでの人はだいたいなんとかなってきました。

しかし、それよりも年代が上になってくるとドイツ語が必要になってくることが大半です。

若い方が見つからない場合は、年配の方に声をかけることもあるのですが、だいたい「Nein Englisch(No English)」みたいな感じで秒殺されます(笑)

まぁ、ドイツにいてドイツ語できないこっちが悪いですよね、すいません。っていっつも思います(笑)

そして、個人的には電話が地獄です。

たいてい、すぐに人が対応してくれるのではなく、要件に合わせてダイアル押していくタイプが多いんです。(留学生として必要になる電話がそういうシステムなだけなのかも)

まず機械のドイツ語が理解できないため、またもや秒殺されます。

仕方なく、友人にかけてもらいます、、、


ちなみに、私の滞在している市は学生の割合がすごく高いので、基本的に若い人にすぐ出会えます。

結論としては、

なんとかなるけど、困ったら若い人に聞こう!

って感じです。

もちろん、学生でも英語苦手って方もいますが、無理な場合でも、他の友達に聞いてくれたりします。


以上、ドイツ語無知でドイツに来るとどうなるかというお話でした!

もちろん滞在する州や市によっても変わってくるとは思います。

全て私の主観なので、お手柔らかにお願いします(^-^;


ここまで読んでくださりありがとうございます♪

では、また(*^^*)


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