ベンチャーは会社概要のデザインをちゃんとしてもいいかも

「会社概要」非常に地味な印象があります。
これをデザインしたい！というデザイナーもあんまり多くないんじゃないかと思う業務ツールですが、僕はこれに注目しています。

なぜ注目しているかというと、主にベンチャー企業で会社概要をしっかりデザインすることで出てくる価値もあるのではないかと考えているからです。

特に創業期のベンチャーで会社概要を見せる相手は提携先の企業や銀行、VCなどになると思います。見せられる相手としてはまだよく知らないベンチャー企業の情報が少しでも欲しいと考えているはずですから、真剣に見てくれる可能性が高いツールです。
そこできっちりデザインしたものが出てくると「ちゃんとした会社だな」だとか、かっこいいデザインにしておけば「ベンチャーっぽい勢いがあってイケてるイメージ」だとか言葉で伝わる以外の何かを残せると思うのです。こういうと大げさですが「ブランド構築」のはじまりだと思います。

実際判断材料が少ない最初の段階でこういった「印象」を、自然な感じで相手に持ってもらえるのは非常に良いことだと思っています。
また、デザインなのでわざわざ自分達で「俺たちイケてるんですよ」なんて言わずにイケてる印象を抱かせるのもデザインでしかできないやり方だとも思います。（自分達で「俺たちイケてる」と言っちゃうのって恥ずかしいしかっこ悪いですし…）

そういった面で会社概要は地味ながらも重宝し、またデザインでしかできない役割もあるのではないかとここ半年くらい思っています。