機密文章
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※ネタです。
「こんにちは。なんです?話って・・・うわっ!」
ガタンッ!ガッ!
「確保しました!」
「よし!でかした!」
「待てって!落ち着け!なんで、いきなり俺を羽交い絞めに・・・。
!! そうか!この前、お前の家でデッキ調整していた時、冷蔵庫から頂いたシュークリームの事だな!あれは悪かったって!ちょっと小腹が空いちゃったんだよ!今度、シュークリームは買って返すから!」
「いや、その事じゃない。ていうか、シュークリーム食べたのお前だったの?」
「え?!・・・それより!他の事ってなんだよ!」
「こいつを見ろ。」
「『機密文章』・・・何?これ。」
「機密な文章だ。」
「そうじゃなくて・・・これと俺に何の関係が?」
「中身を見せてやる。
ほら、『地球に潜伏する他次元人のリスト』。この項目に、お前の名前らしきものがあるんだよ!」
「まさかお前が他次元の人間だったとはな・・・。」
「え・・・?いや、違うけど・・・。」
「『機密文章』に書かれてるんだ。お前がこの次元の人ではないようだってな!」
「だから、違うって!それにその『機密文章』、いったいどこで手に入れたんだよ!」
「これか?駅前で諜報員っぽい人から買ったんだ。200円で。」
「それのどこが『機密文章』なんだよ!」
「問答無用!さぁ、吐いてもらうぞ・・・!」
「や、やめろ!」
「た、他次元で、PWに会った事はありますか?」
「・・・は?」
「そんなド直球で聞くなよ。驚いちゃってるじゃん・・・。
あ、あの・・・門を監視してるような集団にいる、炎を身にまとった彼女と・・・会ったことはありますか?」
「あ!それだって、ほぼ言っちゃってるじゃない!」
「そ、そうだな・・・。と、とにかく、他次元でPW・・・次元を渡れそうな人に、もし!もし出会っていたら、教えて欲しいなぁ・・・なんて!」
「・・・だから、俺は他次元の人間じゃないって。」
「「そんな!頼むから教えてくれよ!」」
他次元の話を聞きたいだけだったようです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。