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アフターコロナを生き残るフリーランスとジリ貧で消えるフリーランスの10の違い

ども、其田です(TwitterProfile)。きょうは「生き残るフリーランスとジリ貧で消えるフリーランスの10の違い」について解説していきます。

01 レスポンスが早い

レスが1日1回しか来ない人と、10分後に来る人とだったらどっちとお仕事したいですか?もちろん家庭の事情があって頻繁に連絡が取れないこともあると思うのですが、なるべく早く返信してあげた方が発注者側としては嬉しいです。

例えば発注者としては

・今月中に撮影(デザイン・文章・Web開発)をすませたい
・複数人に同時に予定を聞く
・はやい人からアサインする

という状況が結構あるんですよね。安定してレスポンスが早ければ、発注後のやりとりもスムーズそうですよね?信頼や信用の構築は引き合いが来た段階からはじまっているわけですねぇ。

02 わかりやすいスキルや専門性を持っている

ディレクターや編集者など発注者側からするとあなたがどんなスキルを持っていて、どんな専門性があるのかをわかりやすくまとめてあるとありがたいんですよね。例えば

・写真撮影ができる

というわかりやすいスキルに

・人物撮影が得意
・料理写真が得意
・風景写真が得意
・ロケ撮影が得意

みたいな感じ。其田は気象予報士・通訳案内士の国家資格を保有しているので「ロケ撮影・海外案件の撮影」に強いんです。なので

今度の撮影は海外ブランドのロケ撮影なので〇〇さんにお願いしよう。

となるわけですね。

自分がどんなことができるのか?

・写真
・映像
・文章
・イラスト
・Webデザイン
・アプリ開発
・ファシリ
etc

に加えてどんな領域が得意なのか?

・人
・風景
・料理
・商品
・ロケ
・ビジネス
・ソーシャル
・かっこいい
・カワイイ
・教育
 etc

を整理してnoteや自分のWebサイトにポートフォリオとしてまとめておくとGoodです。

このあたりのわかりやすいスキルや専門性がないとそもそも仕事が来ないのでジリ貧になります。逆に明確に「自分は◯◯ができて、そのなかでも◯◯が専門です」と言える人は発注者も仕事を依頼しやすく、生き残りやすいわけです。

ギグワークやギグエコノミーの世界ではジョブ型の雇用が当たり前なので、このあたりの働き方を知りたい方はこちらのGIGWORKがおすすめです。

03 他者が真似できないスキルやポジションを持っている

とはいえテクノロジーの進歩によって、大半のフリーランスは代替可能なんですよね。写真で言えば

・フルサイズミラーレス
・単焦点レンズ
・Lightroom

があればそれっぽい写真はすぐできちゃうんですよ。そうなって来ると

・競合いっぱい
・低単価を強いられる
・利益がほとんどない
・安く大量に案件をこなさなければいけない
・体力的精神的に死ぬ

という負のループにハマるのでジリ貧になりやすいんですよね。逆に他の人が真似できないスキルやポジションを持っていると、選んでもらえる理由になり得るので強いんですよね。其田の場合は

・気象予報士
・通訳案内士

という国家資格のほかに

・Twitter 4000 フォロワー
・note 1万4000 フォロワー
・Instagram 1万 フォロワー

みたいな拡散力やマーケティングまで含めた目線を持って撮影ができます。取得までに「体力・精神力・時間・お金・運」がいるスキルやポジションなので「若い・上手い・安い」人達との差別化ポイントだったりもします。

04 スキルを複数持ちクライアントに応じてスキルを組みかえられる

これは別の言い方をすると収入の複線化ができるか?ということにもつながります。其田の場合は

・写真
・映像
・Webデザイン
・通訳案内
・気象予測
・シェアハウス経営
・キャリアデザイン
・SNSマーケティング

あたりのスキルを持っているので、クライアントのニーズに応じてスキルを組み換えて対応します。例えば

ロケーション撮影したい
・天気のいい日や光の美しい時間帯を提示(気象予測)
・撮影する(写真・映像)
・SNS投稿について打ち合わせ(SNSマーケティング)

海外VIPを京都でもてなして欲しい
・天気のいい日や光の美しい時間帯を提示(気象予測)
・英語でガイド(通訳案内)

生き方や働き方について話して欲しい
・複数の生業を掛け算して生きる方法を伝える(ぜんぶ)
・発信方法やマネタイズ方法について伝える(SNSマーケティング)

みたいな感じです。正直なところ1つのスキルで一生食べ生ける人は今の時代ほとんどいないと思うので、自分のありたい暮らしや生き方から逆算して、どのポジションをとっておくとよさそうか考えつつ、自分のスキルを伸ばしていくのがおすすめです:)

これができる人は時代が変化してもしなやかに移り変われるので生き残りやすいですし、できない人はいま持っているスキルで対応できる市場がなくなるとジリ貧になるパターンが多いですね。

このあたりはいろんな企業の収益モデルを見ると勉強になるので興味ある人はこちらの書籍を読んでみてください。

05 高単価・高利益率の仕事をしている

上述した差別化ができないと、代替がきく仕事しかできないので単価があがらず、利益率も低いのでジリ貧になりやすいんですよね。逆に自分の強みをしっかり作っておけば高単価・高利益率の仕事ができるので、生き残りやすいです。20代〜30代はわりと気合で乗り切れたりしますが、40代以降で低単価・低利益率の仕事をしていると人生詰むので気をつけてください:)

06 経営者目線でお金の勉強をしている

想いとお金のバランスをとるには、経営や財務の勉強が必須なんですけど日本教育はこういう勉強しないんですよねぇ。例えば自分で商いをするときの値段設定や集客ひとつとっても「松竹梅でプランを変える」とか「広告費用だけでなくSNSでファンの口コミを増やして集客する」とかあたり前のようなことしない人って少なからずいるんです。

確定申告にしても

・なにをどれくらい経費に入れるのか
光熱費や家賃の按分とか
・オンライン帳簿ソフトを使って可視化する
freeeやマネーフォワードで口座やカードを連携して自動振り分けしてetaxする

とかするんですけど、そういう情報がそもそも欠如しているので年度末にバタバタしながら適当にやっつける人が結構いたりします。

お金の勉強をせずに「仕事はお金だけではない!想いが大切だ!」見たいな人に限って行政の補助金や助成金頼みの仕事をしたりしていると「それは違うだろ」と突っ込みたくなっちゃいますよねぇ。経営やお金の勉強をしている人はそういう視点で物事を考えるので生き残りやすくなりますし、そうでない人は目先の技術や商品へのこだわりにばかり思考がよってしまうのでジリ貧になりやすいです。少なくとも最低限お金の勉強はしておきましょう。おすすめ書籍を載せておきます。読んでみてください。

07 空気を吸うように発信をしている

自分の商いをしているのであれば、発信は必須です。特に今の時代はSNSでダイレクトに個人とつながれるようになっているので、SNSを軽視して自分の商いが上手くいく人は結構レアなのではないでしょうか?リアルでも名刺やチラシを配って自分が何をやっていて、どういう思いを持っているのかを伝え続けるのがとても大切です。

発信をすることに抵抗がある人は、noteやTwitterなど小さいところからはじめて見るのがいいですね。いまの中高生はTiktok・Twitter・Youtube・Instagram・Lineなんかで映像や写真や文章アウトプットを息を吸うのと同じレベルでやっています。これからドンドン「若い・上手い・安い」人材が後から出てくるなかで、自分がどういうあり方をしたいのかをドンドンアウトプットしていきましょう:)

SNSに抵抗があったり、スタンスがわからん!みたいな方はこちらの本がおすすめです。

08 SNSでフォロワー数を多く持っている

数字に固執してしまうとSNSが辛くなってしまうのでバランスが難しいのですが、やっぱりフォロワー数は1つのステータスのバロメータになります。1万人を越してくる人は何かしらの努力をしていたり、作品の品質が良かったり、ファンとのコミュニケーションが上手だったりするんですよね。

発注者側もまったくの無名な人にお仕事をお願いするよりも、ファンがいて、拡散力があり、アウトプットから想いや生き様が見えるような人と仕事をしたいと感じるような時代にシフトしてきているので、フォロワー数が少ない人よりも多い人の方が生き残りやすいです。

広告撮影でも「自分ごとにできる」「キレイすぎない」「ライブ感やリアルさがある」みたいな軸足を大切にしている企業が増えているので、クリエイティブのアウトプットを自分のやりたい仕事と世の中が求めているものとの交点によせて、その成果物を数字として提示できるようにしておくと仕事につながりやすいです。

其田の2020年5月のTwitterのアナリティクスを載せておきます。

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インプレッション数242万・新規フォロワー数1105人です。1つの投稿で伸びているものだとインプレッション数20万くらいあるので、認知拡大やキャンペーンの撮影などはツイートと抱き合わせでお仕事ができるようなレベルに少しずつなってきている感じですね。

スクリーンショット 2020-05-31 16.47.53

こちらからフォローお願いします 其田のTwitter

其田のSNS運用術はこちらの3記事にまとめていますので読んでみてください。3つあわせてワンコイン500円ですべて読めます。

09 海外と仕事をしている

日本は人口が減少して経済が縮小していくのが確定しているので、海外とお仕事していくのは必須なんじゃないかなぁと個人的に感じています。其田の体験として、単価も海外案件の方が高いですし、自由度も高い印象です。

あとは海外の方がSNSに対するエンゲージメントが高いんですよね。TwitterやInstagramをしていてもコメントやリツイートをしてくれるのは海外と日本の比率で言うと8:2くらい。Youtubeでも登録者数が伸びている人は海外の視聴者層を上手に取り込んで登録者数を増やしています。英語なんか喋れないよ!と言う人も、いまはDeeplのような本格的な翻訳ソフトが無料で使えたりするので、食わず嫌いせずに海外に向けても発信をしていくのがベター。

今後国内のクライアントとしか仕事をしない人はジリ貧になっていきますし、海外のクライアントと仕事ができる人は生き残り安くなっていくと思います。其田の場合はインバウンド観光が主軸だったのですが、新型コロナで2021年くらいまでは収入が戻ってこなさそうなので、SNSでの発信を強化して海外クライアントの獲得に力を入れていきます:)

10 好きなこととお金を稼ぐことを切り分けられる

好きなことだけしたい」と言うのは気持ちはよくわかるのですが、クライアントがいる仕事の場合は、自分の本当にしたいことと、クライアントが望むこととが合致しない場合があるんですよね。その場合収入源が複数あるのであれば断ることもできるのですが、収入が不安定な状態で自分な好きなことだけを貫き通そうと固執してしまうとジリ貧になりがちです。

特に仕事の実績・スキル・経験値・知名度があがるまでは、自分の好きなことだけをやるのではなく、クライアントや市場が求めることをやる方が長い目で見るとおすすめです。このあたりのビジネスの感覚は実際にやりながらではないと身につかないのですが、持続可能な形で自分の好きなことと、市場が求めることの交点を探していくことが大切です。

これができるフリーランスは生き残りやすいですし、自分のこだわりばかりを前面に押し出してしまう人は余程スキルや才能がないとジリ貧になっていくでしょう。

11 複数人でチームをつくっている

一人では限界があるので、緩やかにチームを作っていくのがおすすめ。其田も国内外のディレクターやプランナーさんとお仕事をしていますが、発信をしているからこそ自分の専門領域や想いを載せた仕事の声かけをしてもらえるんですよね。

個人ではできることの規模や単価も上限があるので、チームをつくって仕事をしていくようにしましょう。チームで仕事ができれば非常時でも仕事を融通しあって生き残りやすい状況が作れます。そうでなければ誰も救ってくれずにジリ貧になっていきます。

チームでなくともコミュニティをつくって生きると言うのも手ですね。最近ではオンラインサロンをつくって、そのなかで情報や仕事をやりくりする人も増えています。

コミュニティを使ったマーケティングやコミュニティをつくって生きる方法はこちらの本がおすすめです。

12 テクノロジーを駆使している

ITを使えないとチャンスの可能性が狭まっちゃうんですよねぇ。

・PC
・スマホ
・カメラ
・Adobe
・Google
・Webサイト運営
・SNS

このあたりを組み合わせながら生きていくのがおすすめです。詳細は以前の記事で解説をしていますので読んでみてください。

13 没頭して継続できる

結果論ですが、行動して継続できない人は結果が出ないんですよねぇ。子供の頃のように何かに没頭して継続できる人は生き残りやすいですし、中途半端にあっちもこっちも手をつけては辞めてしまう人だと結局残るものがなくてジリ貧になりがちです。このあたりのやり抜く力は海外ではGRITと呼ばれていてとても重要視されています。こちらの本がよかったので読んでみてください。

あとは思考を整理すると言う意味では、こちらの2冊もよかったです。

14 生き様がカッコいい

クリエイターと雑談すると世界観とか想いとかマネタイズとかの話になるんですけど収束点は意外と「生き様だよね」に収束しがちなんですよねww 人と人のコミュニケーションで世界は成り立っているので、その人の価値観や想いは生き様となって表に現れてくるんですよ。で、そう言うのを言葉や写真や動画やデザインで表に出し続けている人ってやっぱりカッコいいなーって。

生き様がかっこいい人と仕事がしたいし、そう言う人の力になりたいし、そう言う人にお金を払いたいと思うわけです。

15 気軽に連絡しやすい

親しみやすさ、絡みやすさ、コメントしやすさ、みたいなところですかね。気軽にいろいろ聞けたり相談しやすかったりする関係性ってとっても大切なんですよ。だからこそ日頃の発信やコミュニケーションが重要になってきたり、普段の言葉遣いや口調なんかも柔らかく朗らかな人の方が生き残りやすいのではないかなぁと。

其田が実際にやっている食いっぱぐれないための7つのこともよく読まれているのであわせてぜひ読んでみてください。

あれ?15個になっちゃったけどまぁOKと言うことで( ´∀`)。それではきょうはこのへんで、またお会いしましょう:)

追記:16 最後の1つ

表ではあまり言えないのですが、とても大切なので最後にお伝えします。

ここから先は購読者のみ閲覧可能です。といっても月額500円で過去250記事のアーカイブをすべて無料で見れますので、其田とお茶したつもりでご覧いただけるとありがたいです。

最後の1つは

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564字
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