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分かりやすい文章の書き方は形に当てはめるだけ、文才不要!

「魅力的な文章」を書くには、文才や語彙力が必要でしょうか?

確かに、売れている文章は、文才や語彙力に溢れたものが多いかもしれません。文才や語彙力を伸ばすには、ライティングの経験を積み重ねていくことが必要です。

ですが、今すぐに改善できる箇所もあります。それは「分かりやすい文章を書く」ことです。

魅力的な文章は、大きく分けて2点に分けられます。
・語彙など、文章そのものが面白い
・文章が整然としていて読みやすい

今回紹介するのは、「文章が整然としていて読みやすく」する方法です。これには、文才も語彙力も必要ありません。

分かりやすい文章の際に気を付けたい点は、以下の通りです。

1.文章の構造
・主題
・結論
・理由
・具体例
・結論
2.文章の内容
・誰に対しての文章かを明記
・メリット・デメリットを記載
3.文章の書き方
・1文を短く区切る
・箇条書き
・マジックナンバー「3」
・はっきり言う

※本note記事はライティング初心者向けです!
上の目次を見て、「そんなことは当たり前じゃないか」と思った方は、
すみませんが私から教えられることはありません…

本記事は、以下のような方をターゲットとしています。

・「ブログを始めてみたはいいものの、文章が読みづらい」と感じている方
・文章を書く際のテンプレートがほしい方

著者:はる(ITコンサル)
ITコンサルとして各クライアントの業務効率化やシステム導入を実施。分かりやすい文章の作成は、提案資料や報告資料作成時に、コンサルファームで鍛えられたもの。


【1.文章の構造:言いたいことは先頭に置く】

文章の構造において最も重要なことは、「主張を先に書く」ということです。

人間が文章を読む際には、「どのような内容か」をあらかじめ理解しておいたほうが、頭の中に入ってきやすいからです。
逆に、「何の話か(=前提条件)」が分からないと、言いたいことを正しく伝えられなかったり、誤解されてしまうリスクがあります。

文章を、大きく分けて以下5つの構造に分け、この順番で書きます。

1.文章の構造
・主題
・結論
・理由
・具体例
・結論

「結論~結論」までの構造は「PREP法」と呼ばれており、
文章を簡潔に、かつ説得力を増すためのフレームワークとして、ビジネス上でも用いられています。

・Point:結論
・Reason:理由
・Example:具体例
・Point:結論

今回は、このPREP法をアレンジして、先頭に「主題」を置いた文章の書き方を紹介します。

[構造1-1.主題:「何の話か」を明記する]

「分かりやすい文章の書き方」「おすすめプチプラコスメ」「好きな食べ物」のように、何に対する話題かを最初に書きます。

メールやブログであれば、どのような話かをすぐに認識できる件名やタイトルを設定します。

ツイートの場合も、140字制限はありますが、なるべく1行目に書いたほうが分かりやすいです。
※どうしても字数制限に引っかかる場合は、省略してOKです。ただし、その場合結論は明確にする必要があります。

[構造1-2.結論:言いたいことは始めに書く]

メールやブログ、ツイートで一番言いたいことを先に書きます。
主題も結論も、文章の最も重要な核となる部分です。

例として、以下A、Bの2つの文章を比較します。

Aの文章:
--------------
【好きな食べ物の話】
僕はりんごが好きだ。
甘くて、安くて、さっぱりしてて、手軽に食べられて、腹持ちがいいからだ。
--------------
Bの文章:
--------------
甘くて、安くて、さっぱりしてて、手軽に食べられて、腹持ちがいいから、僕はりんごが好きだ。
--------------

どちらの文章が分かりやすかったでしょうか?

Aの場合は、最初の2行を読めば、話の内容を大筋で理解できます。
Bの場合は、「甘くて、安くて、さっぱりしてて、手軽に食べられて、腹持ちがいいから、」まで読まないと、主張が分かりません。
それまでは、「甘くて、安くて…」が何を指しているのか、読者がはっきりしないままになってしまいます。

例ではわずかな違いしかありませんが、Twitterの140字程度でも大きな差が生まれてしまいます。
ブログなどの長文だと、何に関する話なのかが分からず、離脱の原因になってしまいます。

「結論(=重要なこと)」は、始めに書いてください。

[構造1-3.理由:読み手に、自分の主張に関する疑問を持たせず、説得力を増す]

主張および結論に対する理由を書きます。
読み手に、自分の主張に対して疑問を持たせにくくするためです。

極端なことを言うと、
・りんごが好きだ。

という主張に対して、
・僕はりんごが嫌いです
・みかんのほうがうまいやろ
・いいもん食ったことない貧乏人で草

のような的外れなクソリプをなるべく少なくします。

また、りんごが好きな理由として、以下のように理由を挙げられると、
本当にりんごが好きだという説得力が増します。

「甘くて、安くて、さっぱりしてて、手軽に食べられて、腹持ちがいいからだ。」

[構造1-4.具体例:読み手自身が、その主張内における情景をイメージさせやすくする]

自分の主張に対する具体的なシーンを紹介します。
これにより、読み手が、自分自身に当てはめてイメージさせやすくなります。

【好きな食べ物の話】
僕はりんごが好きだ。
甘くて、安くて、さっぱりしてて、手軽に食べられて、腹持ちがいいからだ。
---ここから具体例---
子どものころ、お腹が空くとスーパーでりんごを買っていた。
僕のお小遣いでも十分買える値段だ。
りんごは皮をむいてもいいけど、そのままかぶりついてもいい。
友達の家に行くまでの道のりで、りんごをかじる。
甘くてジューシーな果汁が、乾いた喉を潤してくれる。
------

りんごを食べたくなってきませんか?

このように、具体例を書くことで、読み手がイメージしやすくなります。
「おすすめの商品」などの場合は、自分が使っているシーンを読み手に想像させることが重要です。

[構造1-5.結論:言いたいことを一言でまとめる]

最後に、結論を繰り返します。
「この話はどのような内容か」というのを、読み手に思い出させる効果があります。
(特に、ブログのような長文になってくると効果的です)

また、主張を強調する効果もあります。

【好きな食べ物の話】
僕はりんごが好きだ。
甘くて、安くて、さっぱりしてて、手軽に食べられて、腹持ちがいいからだ。
子どものころ、お腹が空くとスーパーでりんごを買っていた。
僕のお小遣いでも十分買える値段だ。
りんごは皮をむいてもいいけど、そのままかぶりついてもいい。
友達の家に行くまでの道のりで、りんごをかじる。
甘くてジューシーな果汁が、乾いた喉を潤してくれる。

だから、僕はりんごが好きだ。

なお、結論・理由・具体例が長くなってしまった場合は、最後の結論部分で要約してもOKです。

だから、僕は子どものころから食べていたおいしいりんごが好きだ

【2.文章の内容:ターゲットを絞る】

文章は、基本的には誰にでも読まれるものではありません。
読む人のほうが圧倒的少数派です。

文章を書く際には、「どんな人に読んでもらいたいか」を最初にイメージして、その人に対する主張として書くようにします。

分かりやすい内容にするために気を付けたい点は、以下の2つです。

2.文章の内容
・誰に対しての文章かを明記
・メリット・デメリットを記載

[内容2-1.誰に対する文章か:読んでもらいたい人を決める]

文章のターゲットを決めるには、まずターゲットの細かい属性を設定します。この属性のことをペルソナといいます。

ペルソナを設定することで、「どのようなことを書けば刺さるか」をよりイメージしやすくする効果があります。

ペルソナは、このように設定します。

ペルソナの例1:
・20代女性
・未婚
・彼氏なし
・営業
・趣味は旅行と美容
・余剰資金はほとんどファッション関連に使っている

これだけ具体的に設定すれば、例えば「美容のために、多少高くても効果の高いエステや化粧品を紹介する文章」が書きやすくなります。

こんなに思いつかない、という場合は、少なくてもOKです。

ペルソナの例2:
・30代女性
・育休中の主婦
・子どもが大きくなれば復職したい

[内容2-2.メリット・デメリット:デメリットも商品のアピールポイント]

アフィリエイトなどでおすすめのものを紹介したい場合は、必ずデメリットも記載します。
「誰にとってもいいもの」は、世の中にそう多くはありません。説得力を出すためには、デメリットも有効活用します。

「2週間で10Kg減!すぐに痩せる!しかも今だけ999円!」

なんか胡散臭くないでしょうか?メリットだけ並べても、怪しさ満点で読み手には刺さりません。

「39,800円と決して安いものではなく、即効性があるものではありません。しかし、丁寧なカウンセリングと高品質な施術により、半年後には美肌効果が実感でき、痩せられたという感想を多くのお客様から頂いています」

「LCCは機内サービスを省いているので安い」「JAL/ANAは高いけど快適」のように、書き方ひとつで魅力的に見せることが可能です。

ちなみに、メリットデメリットを文章で表す際には、デメリットを先に書き、メリットを後で書きましょう(上記の例はすべてそのような書き方になっています)

「結論は先に書く」と矛盾しているかもしれませんが、これも理由があります。

メリットを後に書くことで、悪い印象が上書きされるからです。

LCCは機内サービスを省いているので安い → あー、安いのか~
LCCは安いけど、機内サービスを省いている → あー、サービス悪いのか…

3.文章の書き方:見た目的に見やすい文章を書く

Twitterのような短文、ブログのような長文に関わらず、見やすい文章を意識します。

ここで意識するのは、「見やすい」文章です。「読みやすい」ではありません。

「見た目的にすっきりしているか、ごちゃごちゃしていないか」を意識して文章を書きます。

3.文章の書き方
・1文を短く区切る
・箇条書き
・マジックナンバー「3」
・はっきり言う

[書き方3-1.1文を短く区切る:接続詞はできるだけ少なくする]

早速ですが、以下の文章2つを読み比べてください。どちらの方が読みやすいでしょうか?

新宿駅から大阪駅まで行く方法:

A:
新宿駅から中央線に乗って東京駅まで行き、東海道新幹線に乗って新大阪まで行き、京都線に乗り換え大阪駅で降りるか、バスタ新宿から大阪行きの夜行バスに乗る。

B:
【新幹線ルート】
新宿駅から中央線に乗り、東京駅まで行く。
次に東海道新幹線に乗り、新大阪駅まで行く。
最後に京都線に乗り、大阪駅まで行く。

【夜行バスルート】
バスタ新宿から大阪行きの夜行バスに乗る。

圧倒的にBが読みやすいですね。
そもそもAは、文章の途中で別ルートの話になってしまっており、話の区切りがどこか分かりません。

コツは、「、」の数を極力少なくし、「。」で文を区切ることです。

[書き方3-2.箇条書き:可能な限り、箇条書きを使う]

こちらも、以下の文章を読んでみてください。もし、この記事の紹介文が以下のような文章だったら、お読みいただけていましたか?

気を付ける点は「文章の構造」「文章の内容」「文章の書き方の3つです。文章の構造は主題、結論、理由、具体例、結論の書き方に分けられます。文章の内容は、誰に対しての文章かを明記することと、メリット・デメリットを記載することが重要です。文章の書き方は、1文を短く区切ることと箇条書きにすること、マジックナンバー「3」、はっきり言うことに気を付けましょう。

100%離脱されていますね…
箇条書きはメリットが2つあります。
不要な文字をできるだけ少なくし、横方向に短くすることで見た目をすっきりさせることができます。

また、箇条書きにすると、「重要なことは○点ある」と、アピールしたいものの数を表すことができます。
これは非常に重要で、何か所読む必要があるのかを最初に把握することで、文章がいつまで続くのかを予測させることができる効果があります。

上の読みづらい文章を箇条書きに直すと、以下のようになります。

気を付ける点は以下3点です。
・文章の構造
・文章の内容
・文章の書き方

また、それぞれの内容は、細かく以下のように分けられます。
1.文章の構造:5点
・主題
・結論
・理由
・具体例
・結論
2.文章の内容:2点
・誰に対しての文章かを明記
・メリット・デメリットを記載
3.文章の書き方:4点
・1文を短く区切る
・箇条書き
・マジックナンバー「3」
・はっきり言う

読みやすくなりましたね。また、大きく3点、細かく分けると11点の気を付けるべき点が最初に分かったので、「全部で11個ある」と文章の終わりを伝えることができます。

[書き方3-3.マジックナンバー「3」:重要なことは3つ!]

マジックナンバー「3」とは、言い換えると次のようになります。

「箇条書きや重要なポイントは、3つがいい」

2以下だと少なく、ちょっと説得力に欠けてしまいます。逆に、4以上だと多すぎて結局何が重要なのか、おすすめなのか分かりません。

3というのは、少なすぎず多すぎない、絶妙なバランスなのです。

補足:
「おすすめ」であれば、5つくらいでもいいかもしれません。それ以外の場合は、3つにしましょう。

3点で表したほうがいいものの例:
・理由
・注意点、気を付けること
・重要なこと
・メリット
・デメリット

[書き方3-4.はっきり言う:あいまいにせず、重要なことはズバっと言う]

文末は、必ず「~です」と言い切ります。文章に説得力を持たせるためです。

「~だと思います」は自信なさそうに見えるのでNG!

まとめ

文才や語彙力がそのままで、文章のつくりを見直すだけで、読みやすい文章を書ける、という内容でした。

読みやすい文章を書くために気を付けるべきことは、以下の通りです。

1.文章の構造:5点
・主題
・結論
・理由
・具体例
・結論
2.文章の内容:2点
・誰に対しての文章かを明記
・メリット・デメリットを記載
3.文章の書き方:4点
・1文を短く区切る
・箇条書き
・マジックナンバー「3」(≒箇条書きは3点にする)
・はっきり言う

この形に当てはめるだけで、文章が読みやすいものへと変わります。

ここで、インフルエンサーのブログ記事やツイートにも注目してみてください。大体の文章が、この形になっているハズです。

ブログで収益を上げている方は自然と「見やすい文章」となっています。この書き方をぜひ参考にしてください。収益化に協力できれば幸いです。

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