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自分にとっての人間関係

女性恐怖症という恐怖症がある。自分は女性恐怖症とまではいかないまでも、少なからずそういう性質がある(いわば、女性恐怖症もどき)。そうなってしまった理由は今となってはよく分からないものの、日常生活をしていてそう感じることがある。元来の性格に加えて、小学生の頃に受けたトラウマがそのまま心の中に根差し続けているからなのだろう。具体的にいじめを受けたとか、何か自分のモノを隠されたからだとか、そういう人から見てすぐに分かるような理由が原因ではなく、ただただ何となく「女性が怖い」というレベルのものだ。

最近、受けたカウンセリングによってその怖さは助長され(理由はお察し)、治るどころかその心労の影響で何もかもがどうでもよくなってしまった。そして、自分のことがまた嫌いになった。これでもう何度目になるか分からない。でも、何かしていないと不安になるので、あても無く町の中をさまよい歩いてみたり、10km近くランニングしてみたり、そして何かペンを走らせているうちにまた夜が終わっていく。

そういった背景があるので、自分にとっての人間関係というのは本当に面倒くさいものになっている。いっその事、この社会とのつながりを断ってしまえるなら、これほど楽な事はない。でも、そうすると日常生活が送れなくなってしまう。そしてまた「自分のことが嫌いだ」という結果が待っている。自分自身であることがもはや面倒くさい。

誰にも分かってもらえないかもしれないが、感覚的なものなので分かってもらう必要はない。社会復帰はしたいけれど、例の症状のせいでどうやってしていいのか途方に暮れている。


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