【胡乱】角銀の価値
「貼り紙禁止」っていう貼り紙が貼ってある電柱や看板を見かけるたびに文面的に矛盾しているではないか?と思ってしまう。そうなると「貼り紙禁止」を本物か手の込んだ悪戯かを初見で見分けるには判断材料が足りないと結論し、本物であることを祈るしかない。
さて、今回も質の低い手順の自己満足詰将棋である。普段、図のサイズとか気にしたことがなかったけど、2~3年やってて初めて意識的に4x4に仕上げたのが個人的には大きな違いだ。
【初手~8手目】
▲2八角Ⓐ ▽同 玉 ▲3九銀 ▽2九玉
▲1八龍 ▽同 玉 ▲1九歩 ▽2九玉Ⓑ
Ⓐ:▲2八銀だと収束時に角頭からの逃げ道が生じて不詰
Ⓑ:▽同玉は▲2八銀打▽2九玉▲3八角▽1八玉▲1六飛までの早詰
【9手目~最終手】
▲1八角Ⓒ ▽1九玉 ▲2八銀打 ▽1八玉
▲1六飛 ▽2九玉 ▲1九飛 まで15手詰
Ⓒ:Ⓐと同様▲1八銀だと収束時に角頭からの逃げ道が生じて不詰
3九銀、2八銀のどちらかが角になっていると角頭から逃げられてしまう。なので、銀が盤上に残るように持駒を使っていかねばならず「角より銀の方が高くなってますよ~」と角銀の価値の逆転を表現してある。詰み上がり図で攻め駒が玉の周りを取り囲む形は18年か19年に1個作ったかどうかって程度で、かなりレアだ。何かしらの吉兆になれば良いなと思う。
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