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トゥルーマン・ショーを見ました。

[ネタバレちょっとだけ]

こんにちは、はるちゃんです。念の為、"おはよう" と "こんばんは" も言っておきましょうか。

出かけようとした矢先、水滴が窓の外を流れ落ちていく様子を見かけました。

「そういえば布団を外に干していたのでした。」

今日は5月31日、明日からは6月です。梅雨の時期が近づいて来ましたね。私は何というか、雨が降るときの匂いが好きなんですよね。なので雨は嫌いではないです。濡れるのは嫌ですが。


トゥルーマン・ショー

というわけで今日はトゥルーマン・ショーを見ました。名前は聞いたことがありました。何やら有名な名作のようですね。Amazon Prime会員ならシーヘブンの中でも外でも無料です。

あらすじ

物語の主人公、トゥルーマン。ある日妙な違和感を覚える。妙に演技っぽい周りの人達、明らかに不自然な建物の配置。まるで自分の人生自体が映画のような「作り物」の気がする。

できれば予告編から見ることをオススメします。意味がわからないと思いますが、作中で同じシーンを見たときにすべてが分かります。


身の回りのもの全部作り物問題

例えば「この世界はコンピュータのシミュレーション結果である」という命題はよく取り上げられます。この箱庭の中で作り物であることを自覚することは非常に難しいです。そうですね…空から "シリウス" と書かれた照明が降ってこれば疑うかもしれません。

実際に自分の今いる世界が作り物だったとして、その人は果たして不幸なのでしょうか?「井の中の蛙大海を知らず」とはよく言いますが、決して井の中に居続けることは、悪いことではないはずです。実際カエルが塩水に浸かると死に至るそうですし。

このトゥルーマン・ショーも同じです。箱庭に囚われているトゥルーマンと、それを見ている我々視聴者が居ます。中には彼のことを不幸だという人間も居ます。果たして本人はどう思っているのでしょうかね。

水族館にいる魚たちは、最近人間たちがあまり来ないので、ちょっと鬱状態になっているらしいです。私が以前彼らを見たときは、水槽に閉じ込められた哀れな魚たちと思ったものですが、どうやら本人たちは結構幸せみたいです。毎日ダラダラしながら何もしなくても食品がもらえるので、何もストレスが無くて良いのでしょう。わざわざ高い金を払って自分たちを楽しませてくれるおもしろ生物も、ガラスの向こう側に居ますからね。


二度寝

トゥルーマンは、「辛いこともある現実の世界」に行くか、「楽しいことばかりの作り物の世界」に戻るかを選択されます。

なんか聞いたことありますねこの選択。そうです。朝の二度寝をしようかどうか悩むタイミングと全く同じです。

トゥルーマンどちらを選んだかは映画を見てもらうとして、皆さんはどうやら前者を選んだようですね。これは良いことです。なぜなら私の記事が見られますからね。


おわり

もし私がトゥルーマンと同じ選択ができるのであれば、おそらく作り物の世界を選ぶのでしょう。朝弱いので。

コメディ系の映画かと思いましたがちょっと違いましたね。次はもっと笑えるような方向の映画にしてみるのも悪くないかもしれません。

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