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東京在住。日々のもやもやを言語化したい。大切な人に大切なことを伝えたいときすぐに言語化…

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東京在住。日々のもやもやを言語化したい。大切な人に大切なことを伝えたいときすぐに言語化できるように。

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目の前の関係性にちゃんと向き合う

以前、関係性について書いた文章がある。 あなたとわたしはどんな関係? もう3年も前だ。 深い沼から自分で這い上がって、そこから抜け出せた今ならわかる。 あなたとわたしの関係性は? と考えている時点で、もうその関係は正常ではない。 2人の関係性について考えてしまうほど特殊な関係であり、もう拗れてしまっている。 一度崩れた関係は前のようには戻らないから、その時点で、そのときの相手とどう付き合っていくか考えていくしかない。 今、このときをみて、この瞬間を生きていくしかない

    • ゆで卵と物事のバリエーション

      子供のころからゆで卵はあまり好きではなった。 特に黄身が苦手だった。 白身はつるんとして食感もいいのだけれど、黄身はぼぞぼそしてて粉っぽい感じ。 大人になってもゆで卵に対する見方は変わらなくて、ゆで卵は自ら選んで食べることはなかった。 ゆで卵にはバリエーションがあった最近、朝早起きして喫茶店に通っている。 朝のひと時、モーニングセットを注文してゆっくり本を読んだり、ネットをしたり、考え事をしたり、好きなことをする。 モーニングセットは一般的なもので、トーストとゆで卵とコー

      • 自分の本心に従って選択できる強さ

        子供のころから大人の女の人が出てくる少し背伸びした本が好きだった。 出発は森瑤子さんのエッセイだった気がする。エッセイの中の女性の世界観が好きで何度も読んだ。 私はぼんやりと「大人の女性」に憧れた。 所作、立ち振る舞いから始まり、身に着けるものの選び方、美学。 でも少しずつ自分が大人になるにつれて、そんなことはすっかり忘れていた。 自分が実際に「大人の女性」になってしまった今、年齢だけが現実のものとなってしまったので憧れる必要がもうなくなったからだろう。 子供のころ憧れた

        • 【読書録】正義の教室

          先日読んだ「史上最強の哲学入門」の著者である飲茶さんの新刊。 今年の7月に読んだときに「どうだった?」と感想を聞かれて、わたしはうまく答えられなかった。 感想がなかったわけではない。 でも、どこをどう切り取って話したらいいのかわからなかった。 本の感想なんて何を言ってもいいはずなのに、どうしてかわたしは答えられなかった。 何も感じなかったのか、言葉にできなかったのか、自分でもよくわからない。なので、改めて再読してみることにした。 Summary タイトル:正義の教室 著者:

        目の前の関係性にちゃんと向き合う

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          【読書録】史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

          ずっと大切だと思っていた人がいる。 彼は、わたしと考え方も価値観も違う。だからこそ彼に興味があったし考えを知りたいと思っていた。 この本はもう4年近く前に彼と一緒に出かけた先の書店でおすすめされて買った本。 今思えば、書店に寄ったのもわたしが本が好きなことを知った彼の思いやりだったのかもしれないな。 あれから何度も何度も言い争いをした。より良くなるための話し合いもあったし、感情のぶつけ合いのときもあった。 そんな分かり合えないとき、よく彼の口から「あの青い本」を読んだら?

          【読書録】史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち

          男の愛情について

          男は常に目の前の女だけを愛することができると思っていた。 例えば、男には恋人がいて、セフレがいて、親切な女友達がいるとする。 男は複数の女を同時に愛せるけど、目の前に女がいるときは、その瞬間だけはその女を愛していると思っていた。 家に帰れば妻を。 セフレと抱き合っているときは彼女を。 親身に話を聞いてくれている親切な女友達を。 男はいつも目の前の愛だけを私は、いつもそういう男と出会ってきた。 自分以外に別の彼女や妻がいるときでも、いつでも彼らは私と会っているとき、全力で

          男の愛情について

          幸せの輪郭を際立たせるもの

          ふっとしたときに感じた幸せ私は今の彼と一緒に暮らすまで、日常生活の端々で「幸せだなあ」と感じることはあまりなかった。 彼と出会う前まで、私は元カレととても長い間一緒に暮らしていた。 まだ若い頃、何もわからずにママゴトみたいに始めた生活だった。 お金もあまりなくて、よくトマトとツナのパスタを作って食べた。 私たちは、一人になりたいと思うタイプではなかったから、いつも一緒にいた。 そのぶん、本気のケンカも数え切れないくらいした。 元カレと暮らしていたとき、そんな幸せについて

          幸せの輪郭を際立たせるもの

          どうしても手放せない人とは

          少し前の話。 当時付き合っていた彼にはもう一人彼女がいた。 私と出会う前から、その彼女とよく出かけていたり、旅行に行ったりして仲良くしていたみたいだ。 私はそんなことを知らず、彼と距離が縮まって一緒にいるようになっていった。 ある日、私と彼との間に大きな誤解が生じる事件が起きた。 それから、彼は私に傷つけられた思いこんだ傷を癒すかのように、彼女と毎日会うようになった。 しばらくして、彼はわざと彼女の存在がわかるようにして、私が何か言い出すのを待った。 彼は、私が

          どうしても手放せない人とは

          仕事を変えたいと相談して得られたこと

          人生の大きな転換のとき、誰かに相談したいタイプと相談せず自分で決断したいタイプと2通りに大まかに分けることができると思う。 私は、今まで誰かに相談することはなかったけど、今回初めて第三者に相談してみて想像よりプラスが多かったので、そのことを書いてみたい。 自分の価値観を変える出会い今の会社に転職して12年。 それまで、私は特許等の知的財産関連の仕事をしていた。 特許は出願から登録まで長い時間がかかるし、メーカーに勤めていないとなかなか、出願登録され製品化となってもその成果

          仕事を変えたいと相談して得られたこと

          私とあなたの関係はどんな名前なの?

          相手との関係を示す言葉は世の中にたくさんある。 知人、友達、相棒、恋人、愛人… 例えば、恋人とは「自らが恋愛関係にある者に対して用いる呼称」とある。 でもどうやったら、相手と恋愛関係にあると判断できるんだろう。 特定の行為をしたら? 心が通い合っていたら? 恋人じゃなくても、愛人だって、セフレだって相手と恋愛関係にあるはず。 そうなると、やはり相手との関係性を既存の言葉で表現するにはどうやら難しそうだ。 関係性の日々の変化相手との関係は、そのときその日によって変化する。

          私とあなたの関係はどんな名前なの?

          命の使い道としての選択

          日々の日常生活は選択の連続だ。 今日何を食べようか、何をしようか、誰と過ごそうか。 1日24時間。 誰にでも平等に与えられた時間。 睡眠時間と仕事の時間を除く、それ以外の時間をどう使うか重要だ。 限られた時間の中で、やはり自分が大切にしていることは自然と優先順位が上がっていく。 一緒に時間を過ごす理由私の仕事の終わる時間は大概遅い。 相手の仕事の終わるのも遅い。 だから私たちが一緒に過ごす時間は、深夜少し前から始まることが多い。 寝るまでの数時間、一緒にごはんを作り、

          命の使い道としての選択

          心を開くと世界は変わる

          誰にでも「この人はもう信頼できない。絶対にもう本音を話すもんか」と思ったことが何度かあるはずだ。 もちろん、見返りを求めて相手のために何かをするわけではないけど、無意識に相手に期待していて、相手の反応が自分の期待値に満たないとき、裏切られたと感じてしまう。 これ以上傷つけれらたくないと自分の心を閉ざして、相手と向き合うことをやめてしまう。 心を閉ざしてしまうと、どんどん自分だけの世界の深みに嵌っていき、負のスパイラルに陥る。 相手は自分の鏡何かがきっかけで、人間関係が

          心を開くと世界は変わる

          言葉の呪いの解き方

          毎日、私たちはまわりの人とコミュニケーションをとって、生活をしている。 相手から発せられた言葉で傷ついたり、励まされたり、プレッシャーを感じたり。 相手からの一言で私たちの感情は揺らぎがちだ。 相手の言葉が無意識にインプットされ、いつの間にか自分のマインドセットに刷り込まれてしまう。 相手から投げつけられたたった一言がグサリと刺さり、立ち上がれなくなってしまうこともある。 そのとき、自分は言葉の呪いにかけられたのだ。 相手が呪いをかけるとき考えてみると、相手が私に言葉の

          言葉の呪いの解き方

          理由がないと会えないということ

          相手と関係性が近くなるにつれて、もっと相手のことが知りたくなる。 話したいことがたくさん増える。 相手は、それをどんな顔をして聞くのか、どんなふうに反応してくれるか、毎日毎日楽しみになる。 とある日。 互いの都合が合わず、なかなか会えない日が続いていた。 まだその頃、相手との関係性もそれほど近くなかったから、会う理由を考えないといけなかった。 ごはん食べた?一緒に食べよう。 あの映画みた?一緒にみよう。 二人の関係性夜の短いひと時を一緒に過ごす理由なんて限られている

          理由がないと会えないということ

          自分を整えるということ

          何年か前に、死にそうになるくらいの大失恋をした。 そのとき「一人になる」という意味がわからなかった。 私はずっと誰かと暮らしていて、隣に誰もいない、今ここには一人だけということが実感できなかった。 何をしようかと持て余す時間。 あのときの私は向き合う相手がいなくて、強制的に自分と向き合うしかなかった。 一人になった時間を使って、まず自分の好きなことからはじめてみようと思った。 自分と向き合う時間私の好きなこと。 無心になれること。 私は前から料理が好きだった。 でも

          自分を整えるということ

          大切な人に嫌われたくない、と思うこと

          身近な人とのケンカが続き、なぜこんなに噛み合わないのかと、毎日ぐるぐる考えあぐねて、自分の思考回路について考えてみた。 最近自覚した自分の思考のクセ。 自分の弱点。 自分のマインドセットと直面自分が大切だと思う人から嫌われたくない。 それ以外の人から嫌われてもどうでもいいけど、大切な人からは嫌われたくない。 どうやら私は殉教者タイプで、相手が困っていることを見過ごせなくて、手を差し伸べる。相手のために何かをすることで喜びを感じる。 反面、自分は我慢して楽しむことはしない

          大切な人に嫌われたくない、と思うこと