感想欲しい病の貴方へ


 創作活動しんどいーーーー!! って人いるよね。
 僕は小説畑の二次創作を書いているので、感想が貰えないことについての学級会は度々遭遇している。そういうとき、僕は基本的にツイートしない。でも今の時代、こうしてnoteという長文を書ける場があるので、この場で書いておきたいと思う。

僕は絵も小説(一次・二次)もかく

 これはとても大事なことなので、目次レベルにしました。そして、僕は某創作サイトで、3桁イイネブクマ貰ったこともあります。勿論それについては嬉しいですし、ヒエッって思っています。正直、本当に嬉しいです。
 ただ、僕は僕で書きたいものがあるのも確かです。僕が書きたいと思って書いたものが評価されたことはとても嬉しいのですが、心ない人には「絵が上手いから良いよね~何で小説なの?」とか「人気ジャンル書いたら~?」とか言われることもあります。うるせぇ! 56すぞ!! と思って無視してます。
 ただ、僕は好きなものしか書けません。自家発電タイプなので、潤沢なジャンルについてはあまり書かなかったりそうでもなかったり。いうて僕はイイネマンですので。ありがとう、イイネしてくれる人。

二次創作者の悲哀

 これは僕だけかもしれません。勿論僕の作品を好きだと言ってくれる人は僕もとても嬉しいのですが、かと言って、その人と仲良くしたいかというとまた別の話になります。何故なら、僕は僕で書きたい作品があるわけですし、感想は嬉しいんですが、相手に負担をかけたくないと思ってしまうからです。
 一時期、創作者の全員が感想を求めているといった内容のツイートが流行ったことがありました。ツイートとは怖いもので、一人の創作者が書いただけでも、全創作者がそう思っているというように曲解されることもあります。その頃、僕は二次のとあるジャンルでぼちぼち小説を書いておりまして、反応に物凄く困ってしまいました。ついでに言うと、当時僕はそのジャンル専用垢を作っていた上に、僕のフォロワーは大体僕のファンだったからです。物凄く反応に困りました。
 ハッキリ言うと、僕は感想がなくても良いです。でも、貰えたら嬉しいです。何故かと言うと、僕も感想を書く側だった頃があって、そのときのことを思うと、気軽に「感想をくれ」とは言えないからです。ラブレターはそんな他人に書けと言われて書くものではないですし、読者の気持ちありきだと思っています。そう、感想って本来そういうものだと思うんです。読んだ数なんて、閲覧数でわかるじゃないですか。
 何故、書き手が「感想がないから書くのやめる」なんて言うのか、僕からしたら不思議で仕方がありません。感想はなくても、閲覧数やイイネで数がわかるわけですからね(昨今の創作サイトでは)。
 ただ、僕は「感想は要りません」とは思いません。貰ったら、勿論嬉しいです。でも、僕の作品は感想ありきで書いてるものではないですし、逆に言えば、そんな僕の作品でも感想をくれるのであれば、本当に嬉しいことだと思います。感想を強要する作者の気持ちというのが、正直僕にはわかりません。(というと、「お前は黙ってても貰えるからな~」とか言われたこともあるので何とも言えませんが)

感想は書くべきか?

 ぶっちゃけ、これは読者が決めることだと思います。そして、作者は「感想が貰えないから創作をやめる」といった内容の脅しをするのは止めるべきだと思っています。正直、この類の話は何度見てもイラつきます。僕はそんなに大した人間でもありませんし、二次について本当に自分の好きな内容しか書いていません。でも、感想を書いてくれる人がいて、そういう人には敬意を払って返信を書いています。
 いうて、その作者は何を書いているのでしょう。書きたいものを書いているのであれば、感想が貰えなくても仕方がないと思います。誰かの心に響く作品を書きたいと思って書いていて、それでも反応がないのであれば、仕方のないことだと思えば良い。(これは作者が変わるべき部分です)。
 読者は、素直に好きな作品を読めば良いと思います。強いられて感想を書くのなんか、読書感想文で十分です。正直、僕はそう思っています。だからこそ、面白いと思った作品には気軽にイイネをすれば良いのではないでしょうか。感想文なんか書けないわ。(よっぽど好きな作者じゃない限り)

戒め

 これは一次、二次に共通しますが、自分が書いた作品に対して反応がないことについて、反省はすれど、読者を批判するのは間違っていると僕は思っています。脅しのようなことは止めて欲しいと思います。それこそ、創作をやめるやめないで済んでいますが、やっていることは「私を受け入れてくれないのなら死んでやる」と同じです。それを恥ずかしいと思って欲しいです。
 また、僕は一次創作についてはオンラインで発表してませんし、二次についても特に媚を売ったりなどしていません。それでも、感想をくれる人がいます。承認欲求を創作で満たそうとすると、しんどいことがたくさんあります。でも、今こうして創作活動をしていて、面白いと思うことがあるのなら、読者からの反応を真摯に受け止め、それなら次回はどうしたら良いのかと考えられたら良いんじゃないかと思います。
 兎に角、読者を脅すのは止めてください。ただ、お互いが傷つくだけです。自分の命と引き換えに仮初の感想を貰って嬉しいのでしょうか。そうではないと思います。自分の作品を本当に面白いと思って欲しいのであれば、答えはわかっているのではないでしょうか。誰が変わるべきなのかを。

終わりに

 どうしても、この話題については終わりが見えません。それはそうです。何故なら、終わりがないからです。プロのイラストレーターや小説家を目指している方であれば、こんな話どうでも良いのです。でも、こういった学級会は基本的に趣味の部分で発生します。趣味だから、お互いに強い言葉が言えず結果的には「まぁそれぞれの考え方だからね」となってしまうわけです。
 だから、僕も明言を避けてきました。でも、良い機会なのでここで書いておきたいと思います。読者を脅す書き手は嫌いです。でも逆に言えば、それだけ自分の価値はあると思っているのでしょうね。承認欲求の化け物と人間で会話が通じるとは思えませんし、真面目に取り合う必要もないでしょう。
 しんどいのであれば休めば良い。好きに生きれば良いんです。でも、しんどくてもやりきらなきゃいけないときもある。その真っ最中な僕なので、こういうのを書いているのかもしれませんね。趣味の範囲ですが。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?