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否定形を駆使してピンチをチャンスに変える方法

小原白山 Hakuzan Obara


突然ですが、お願いです。
この記事を読み終えるまで、チョコレートのことを考えないでください。

*  *  *

こんにちは。
今日は、否定形でピンチをチャンスに変える技についてのお話です。

日々を暮らしていると、腹が立ったり嫌な気持ちになったりすること、ありますよね。「愚痴らないとやってられないわ!」という方も多いはず。
そんなみなさまは、是非とも文末までお付き合いくださいね。

*  *  *

「脳は否定形を認識できない。」

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、これこそが今日のお話のキーポイントです。

大切なのでもう一度。
「脳は否定形を認識できない。」

どうやらこれ、『シロクマ現象』として学術的にも立証されている現象だとか。名前が可愛いですな。

簡単に説明すると『シロクマ現象』とは、「『〇〇しないで』と言われてしまうと皮肉にも〇〇しちゃうわぁ!」という、なんとも愛らしい現象のこと。

それをわかりやすく言い換えて、「脳は否定形を認識できない」と言われているんですね。

*  *  *

そういえば、記事の冒頭でのお願い、覚えていらっしゃいますでしょうか?

「しばらくの間、チョコレートのことを考えないでください。」でしたね。

チョコレートのこと考えないでくださいね。

チョコレートのこと考えないでくださいね。

チョコレートのこと考えないでくださいねぇ。

いかがでしょうか?
どうしてもチョコレートのこと、考えてしまいませんでしたか?
なんなら、マスタードシードや炒めたニンニクがチョコレートに見えてきませんでしたか?
ライムが抹茶チョコレートに見えてきませんでしたか?

それこそが、『シロクマ現象』なのです。

*  *  *

そして、『シロクマ現象』が真実ならば、腹の立つことや嫌なことを全部否定形に変換してしまおう。というのが、今日のお話です。

例えばこうです。

「ピーマンが嫌い。」

そのまま否定形にしてしまうと
「ピーマンが嫌いじゃない。」

これでは事実が変わってしまいますので、
否定の「じゃない」だけを残して、「嫌い」の方を裏返します。
「嫌い」の裏返しは「好き」なので、

「ピーマンが好きじゃない。」


何かに腹を立てている友人が居たならば、
「怒ってるねぇ。」
じゃなくて
「穏やかじゃないねぇ。」

裏返して否定形にします。

*  *  *

すると、脳は否定形を認識しないものだから不思議なことに「好き」や「穏やか」にフォーカスを始めます。

「嫌い」なはずなのに「好き」にフォーカスしてくれます。
「腹が立っている」はずなのに「穏やか」にフォーカスしてくれます。

さらに都合の良いことに、脳は「あること」にフォーカスし始めるとその「あること」を見つけ出そうとしてくれます。

これは『カラーバス効果』と呼ばれるもの。
例えば、「いつかベンツに乗りたいな」と思い始めた瞬間から、町中がベンツに溢れているように見える、あれです。

*  *  *

なので、先程の例でいえば、
「好き」や「穏やか」にフォーカスし始めた脳は、他の「好き」や「穏やか」をどんどん見つけてくれるわけです。

すると、いつの間にか、ごきげんな自分を取り戻せたりします。

手品みたいですね。
でもこれ、本当に効果がありますよ。

*  *  *

腹が立つときは腹を立てたほうがいいし、愚痴を言いたいときは愚痴を言ったほうがいい。
その方が健康的だと、僕は思います。

なので、ため込まずに、「裏返して否定する裏技」で色々を手放してみてはいかがでしょうか?

本日も文末までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また。


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