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世界を豊かにするのはあなた

こんにちは。
今日は空の上で執筆しています。
一泊二日の出張からの帰りです。

昨夜は一泊7000円ほどの宿に泊まりました。

このホテル、
とても清潔感に溢れていて、
なんとシャワーからお湯が出るんです。しかも一瞬で。
シャンプーもボディーソープもふわふわに泡立ちますし、
トイレはウォシュレット付き。
ベッドはふかふかでシーツはパリッと爽やか。
壁の至る所にコンセントがあって、
Wi-Fiも快調。
おかげで調子に乗って、パソコンで映画を一本観ちゃいました。
おまけに朝食のデザートのオレンジとグレープフルーツには、皮と実との間にちゃんと切れ込みが入っている。

*  *  *

「そんなの当たり前じゃん」
と思ったあなた。

そうなんです、日本ってすごい国なんです。
だって外国の宿だとなかなかそうはいかない。
つくづく僕たちはいい国を選んで生まれてきたなって思います。

「日本に生まれた僕たちって『国ガチャ』の成功組ですよねー!」

*  *  *

なんて、今日のお話を終わらせる雰囲気を醸し出しましたが言いたいことはここからです。

「日本最高!」
的なことを言いましたけど、
途上国を旅しているときだって、
宿が多少不便だったりしても
「これが旅だよねー!逆に豊かだわ〜。最高〜。」
なんて思っちゃう。

シャワーから水しか出てこないとしても、
「水、気っもちいい〜!」
なんてテンションが上がっちゃう。

つまりは
「日本に生まれてよかった〜!」
なんて思いながらも
「途上国って逆に豊かじゃね?」
なんて思っている。

これ、
「結局どっちでもいいんかーい!」
という話でもあり、
「世界を作り出しているのは詰まるところ『自分の心』。」
という話でもあると思うんです。

だって、どこに居てもどこまで行っても「自分の心」はいつもここにあるわけですから。

*  *  *

興味深い話を聞いたことがあります。
胎内記憶研究の第一人者である先生が教えてくださったお話です。

その先生によれば
「すべての人はどんな人生にするかをあらかじめ決めて生まれてくる」のだそうです。

どの親の元で、どこの国で、どんな使命で。
それをあらかじめ決めてくるそうなんですね。
そして、その使命を果たすための人生を送ることになる、と。

それは、インド哲学でいえば「カルマ」とか「サンスカーラ(過去世の記憶の設計図)」なのかもしれないし、
もっとわかりやすく言えば、ただの「観念」や「セルフイメージ」、もっと言えば「自分で決めた思い込み」なのかもしれません。

みなさんは
「自分は○○な人間だから」
と無意識に持っている自分像がありませんか?

例えば、
「僕は人見知りだから」
「私は恥ずかしがり屋だから」
「俺は独りが好きだから」
「私はどうせお金持ちにはなれないから」
などなど。

きっとそれが、
「あらかじめ決めてきた人生」であり「カルマ」であり「観念」だと思うのです。

そしてそれらは詰まるところ、あなたの「心」のことだと思うのです。

*バラナシのサドゥ

*  *  *

先ほどの先生は、
「もしも、決めてきた人生がうまくいかないなら、その思い込みごと書き換えればいいですよ。」と教えてくれました。

インドで知り合ったお坊さんは、
「良くないカルマを清算するために修行をするんだ。」と言いました。

そして、「思い込みを書き換える」にも「悪いカルマを消す」にも一番簡単な方法は「感謝の心」だと口を揃えました。

*  *  *

そう考えると、
冒頭にお話しした日本のホテルについても、外国の旅先の宿についても、
僕はただ「感謝」を数えていただけでした。

ただのそれだけで「豊かな世界」を作り出していたのです。

国や時代は関係ない。

きっと感謝を数えていけば、
世界は感謝に溢れるはずです。

世界は自分の心で作られる。
心は感謝で変えられる。

「宿命」は決まっているかもしれないけれど、
「運命」はいくらでも変えられる。

感謝ってやっぱりすごいなぁ。
感謝を数えるって大切だなぁ。

なんて思う帰り道でした。

それではそろそろ着陸します。
本日も文末までお付き合いいただきましてありがとうございました。
それでは、グッドラック!


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